年末からずっと人手が足りず、一日6時間勤務のパートのはずなのにシフト外勤務が続いていて、
めちゃくちゃ疲れてるネガティブ
 
 
転職して治っていた腱鞘炎もぶり返して、全部の指と親指の付け根と手首が痛い。
手の痛みって日常生活全てに影響があって、何をするにも辛いネガティブ
 
 
記憶が新鮮なうちにブログを書き終えてしまいたいのに、なかなか進まないわ~。
 
 

2023.11.21

旅行4日目 No.7 フォートコーチン

 
 
さて、時刻は19時。
カタカリを見た後は夜ご飯を食べに行こう。
今日はインド料理はお休みして、チベット料理。(これは翌日明るい時間に撮った写真)
 
大好きなベジテントゥクにしようかな。
テントゥクは平たい麺で、ほうとうみたいなイメージ。
 
 
「エクスキューズミー」と呼ぶと、超不愛想なチベタンのおばちゃんがオーダーを取りに来た。
 
 
 テントゥクを頼んだ後、
「Do you want to order a drink?」って怒ったような口調で聞いてくるから、
「No thank you.」と言うと、不満そうに去って行った。
 
 
しばらくすると、外国人の女の子が入店して来て、私の隣のテーブルに座った。
 
 
「メニューはある?」って聞かれたから渡してあげると、
「一人なの?一緒に座ってもいい?」って言うから、「もちろん!」と一緒にご飯を食べることにした。
 
 
彼女は、2日前に国を出てきたばかりのイスラエル人だった。
今までに旅先、特にインドで数えきれないほどのイスラエル人に会ったけど、
こんなに柔らかくてフレンドリーで感じの良いイスラエル人の女の子は初めてだ。
 
 
イスラエル人は18歳から兵役があって(男性3年女性2年、宗教によって免除あり)、兵役が終わると旅に出る人が多いらしい。
常に複数または集団でいるイメージで、宿やバスの中でも大騒ぎをしたりするし、態度や話し方が強い人が多くて、
「接しやすいな~、感じがいいな~」って思う人は少なかった。
 
 
「出てきたばかりなの?今イスラエルは問題だらけだね。」と言うと、
 
 
「友達は戦争に行ってるけど、死んでほしくもないし、殺して欲しくもない。」って言っていた。
彼女は何か理由があって、兵役免除なんだって。
 
 
「パレスチナ側もイスラエル側も、罪のない一般市民が殺されるのは本当に悲しいし、
戦争に行きたくないのに行かされて、命を落とす若い人たちはかわいそうだね。」
 
と言うと、
 
「今戦争に参加するために、海外からたくさんのユダヤ人が帰ってきてるのよ。」
 
以前の旅で知り合ったイスラエル人の友達には、こういうことがあると毎回連絡を取っているけど、
今回のハマスの奇襲攻撃でも、彼らの知り合いが音楽フェスで殺されたり誘拐されたりしたと言っていた。
 
 
「召集される可能性もあるの?」と彼らに聞くと、
「予備役じゃないから、行かなくていい。」と言っていて、ホッとした。
 
 
 
私のテントゥクが来た。(150ルピー=約270円)
えー---。なにこれ。
麺も具もほっとんど入ってないじゃん!!すくってもすくっても、スッカスカ。ほとんどスープ不安
 
今まで数えきれないほどテントゥクを食べてきたけど、こんなスッカスカなのは初めてだ。
随分ケチな店だなぁ・・・と思ったけど、黙って食べた。
 
 
不愛想なチベタンのおばちゃんは、イスラエルの女の子からオーダーを取ると、再び私に向かって
「Do you want to order a drink?」と怒ったように聞いてきた。
私もイスラエルの女の子も「No thank you.」と答えると、またまた不満そうに去って行った。
 
 
ユダヤの食べ物や習慣について色々聞いたり、旅の話をしていると、隣のテーブルに白人の男の子が来た。
 
 
「Where are you from?」って聞かれたから、「Japan.」と答えると、イスラエルの女の子に向かって「You too?」
 
 
彼女が「Yeah.」って答えたから、「えっ?No no, she is from Israel.」と言うと、
 
 
彼女は「あっ、You too?って言ったのね。You, Jew?(きみ、ユダヤ人?)って聞かれたのかと思った爆笑」とゲラゲラ。
 
 
そして、彼女はその男の子にも「Do you want to join us?照れ」と声を掛けて、その男の子も一緒に食べることになった。
 
 
ほんっとうに明るくて、こんな風にあっという間に輪を作ってしまう。
好きだなぁ、この子照れ
 
男の子は、インドの宇宙開発関連のリサーチに数か月間来ているドイツ人で、
ネイティブ並みの英語を話し、話していても賢いのが伝わってくるような子だった。
日本の教育システムにとても興味があるようで、色々聞かれた。
 
 
イスラエルの女の子はモモ(チベットやネパールの餃子)、ドイツ人はあんかけ麺みたいなものを頼んで、
二人とも量もしっかりあって、美味しいと言っていた。私だけハズレ?
 
 
不愛想なチベタンのおばちゃんは、また「Do you want to order a drink?」と聞きに来たから、
「あのおばちゃん、何回も聞きに来るから余程頼んで欲しいんだよ。彼女をHAPPYにしてあげようか。」と、
追加で何か頼むことにした。
 
 
二人はお茶を、私はチョコアイスを頼んだ。
で、来たのがこれ。来てすぐに撮った写真だよ?ひどくないこれ????
ぬっるい無気力泡っぽくてぬっるい。いくらインドでも、こんな溶けてるの客に出す?
 
しかも、まだ3人で楽しくワイワイ喋っているのに、
チベタンのおばちゃんは、まるでさっさと帰れと言わんばかりに、
私の分のお勘定だけ持ってきて目の前に置いた。
 
 
えっ???帰れってこと?
 
 
「私だけに持ってきたけど・・・帰れってこと?彼女、ずっと私に感じ悪いよね。」
 
 
「彼女はみんなに感じ悪いわよ。」
 
 
「確かにそうだけど、でも、特に私に対してひどくない?」
 
 
今までチベット亡命者が集まるダラムサラにも何度も行ったことがあるけど、
こんなに感じの悪いチベタンのおばちゃんは初めてだな・・・
 
 
と思っていると、思い当たる理由が。
 
 
「あっ、わかった!!私のこと中国人だと思ってるんじゃない?」
 
 
多くのチベット人は、命がけでヒマヤラを徒歩で越えてインドに亡命してくる。
当然彼らは侵略者である中国を憎んでいる。
 
 
私がバックパッカー現役のころは、まだ中国人バックパッカーは殆ど居なかったし、
特に中国と仲の悪いインドでは一人も会ったことがなかった。
 
 
その後、中国人バックパッカーがインドにも沢山来るようになり、
友達はチベット人の多い街を歩いていた時、中国人だと間違われて酷い態度を取られたと言っていた。
 
 
絶対そうだ。私のこと中国人だと思ってるんだ。
 
 
テントゥクもきっとわざと麺や具をちょっとしか入れなかったんだろうし、アイスだってわざとだろうとこの時確信した。
唾でも吐かれてないといいけどネガティブ
 
 
インドでも中東でもアフリカでも中南米でも、
「チンチョンチャン」とか「アチョー!」って、笑いながらからかわれたことなら数え切れない程あるけど、
こんな風に冷たい視線や敵意を向けられたのは初めてだ。
今までのからかいとは全く別物。
 
 
「ジャパニーズパスポートを見えるように机に置いたらいいんじゃない?」ってイスラエルの女の子。
「額に日本の国旗でも描いてくればよかった。」と私。
 
 
笑いながら喋っていたけど、私はおばちゃんの態度に結構傷ついていたし、出された食べ物も酷かったからモヤモヤしていたもやもや
 
 
でもいいんだ、二人と喋ってるのは楽しいから、まだ居ちゃうもんね。
と居座っていると、突然雷の轟音が響き、バケツをひっくり返したような雨が降り始めた。
 
ドイツ人の男の子が、「こういう雨はすぐ止むから大丈夫だよ。」
「だよね、私もそう思う。」
 
 
ところが、待てども待てども全然雨は止まない。
私の座っている窓際の天井からは、水が漏れてきて私の服も濡れてきてしまった。
 
 
そのうち、野良犬が次々に店内に入ってきて、雨宿りを始めた。
と思ったら、何故かいきなり交尾を始める野良犬たち笑い泣き
 
私たち外国人の客はそれを見て「This is India!!」と、ゲラゲラ笑っていたけど、
うぶなインド人のカップルの女の子なんかは、気まずそうにうつむいてしまっていた。
 
 
不愛想なチベタンのおばちゃんが、何度も犬を追い出していたけど、
しばらくするとまた戻ってきて店内で交尾を繰り返す犬。
 
 
おばちゃんにちょっとざまーみろと思ってしまった私泣き笑い
 
 
このチベタンレストランは宿から徒歩5分ほどのところだったけど、
あまりにも酷い雨だったし雷も鳴り続けていたから、傘は持ってるけど雷が怖くて歩いて帰れそうにない。
 
 
通りを覗いてみても全くタクシーが通らないから、結局ドイツ人にUberでオートリキシャを呼んでもらって帰ることにした。
 
 
すぐにオートが到着して、イスラエルの女の子が「Have a nice trip!」って言ってくれたから、
「You too. Have a good life!」と言ってバイバイした。
 
 
結局名前も連絡先も聞かなかった二人。
もう会うこともないだろうけど、旅先でのこういう一瞬の出会いもずっと心に残るものだ。
 
 
言い値は50ルピーだったけど、夜遅くこの雷雨の中無事宿に帰れたことが嬉しくて、
「Thank you for coming to pick me up! You’re a lifesaver.(迎えに来てくれてありがとう。めっちゃ助かったわ!)」と言って、
倍の100ルピーあげた。
 
 
よかった、ほとんど濡れずに帰れた!!
 
 
と思ったのに、宿の門が片手ではなかなか開かず、傘を持っている手を使ったらダーッと雨に濡れ、

門をくぐって宿に入ろうとしたら、屋根から滝のような水が降り注いでいて、背中がびっしょびしょになったアセアセ

 

あーあ、何の罰なのこれ?泣き笑い

 

 

<本日の出費>

オートリキシャ90

ボート29

オートリキシャ 60

ランチ 100

バス 100(コッタヤム→エルナクラム)

トイレ×2 10

水 20

オート 66

リムカ 20

フェリー 6

宿 1100

カタカリ 500

夕食 230

オート 100

計2431ルピー=約4375円

 

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