2023.11.20
旅行3日目 No.3 トリヴァンドラム
そろそろ列車が来る時間だから、駅に戻っておこうかな。
掲示板を見ると、11:05発が11:25発になってる。
はい、安定のdelayでした
またレディースウェイティングルームで待っとこう。
今いるのはプラットフォームナンバー1。
私の列車が何番に到着するのか確認しておこうと、ちょこちょこ掲示板を見に行ってみるけど、全然表示されない。
列車到着予定時刻の10分前。さすがにもう出てるでしょう?
私の列車(19577)は〜?
出てない
隣りにいたおじさんも同じ列車みたいだ。
「まだプラットフォームナンバーが出てないね。もし5分前にナンバー2ですよ、って言われたら急いで走って行かないといけないよね!」
っておじさんに言うと、「そうだね〜。でも多分1だと思うよ。」
だといいけど・・・間にあわなかったら嫌だなぁ。
まぁでも安心して下さい。
そう簡単には来ませんから!!
荷物を運ぶポーターさん
11:20、列車の到着予定時刻だ。
あれ〜?来ないなぁ。
来ないねぇ~。
来ない〜。
その時アナウンスが聞こえてきた。
「トレインナンバー19577は、12時に到着予定です。」
えー、また遅れるの〜
こんなに遅れるなら、昨日のお寺をもう一度見に行けたのにな。
ふぅ・・・ヨッコイショと。
バックパックに腰掛けて休んでいると、柱からピョコッとかわいい顔が覗いた。
あらっかわいい
男の子がニコニコっとしながらこっちを見てる。
「ハロー!」
「」
「ハロー!!」
「」
「ほら、ハローって言いなさい。」とお父さん。
「この子、発達が少しゆっくりなんだ。」
「そうなのね。何歳?」
「5歳です。」
「めっちゃかわいい〜!私日本で幼稚園の先生なの(本当は保育士だけど)」
と言うと、お母さんが
「そうなの!??○○くん、ほら!せんせいだってせんせい!」
って、日本と全く同じ反応が返って来たのが面白かった。何故かお母さんはみんな喜ぶ。
「この子電車は好き?」
「好きよ。」
持っていた西武鉄道のキラキラステッカーを男の子にあげると、わぁ〜と言う顔をして喜んでくれて、
現地の言葉なのか色々私に話をしてくれた。
意味は全くわからないけど「うん、うん、そうなの〜!?へぇ〜」と、
まだ喃語しか話さない園児にするように相槌を打っていると、あっという間にこの距離感。
ほんっとに人懐っこくてかわいい
ご両親も温かくて、男の子をとても大切にしているのが伝わって来る。
その後パパがずっと柱の陰でかくれんぼをしてあげている姿を見て、ほっこりした。
この街に来るのも23年振り。
一体どんな出会いが待っているんでしょうか。
まずは超楽しみにしていたランチへ!
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