先日、リュウサイさんのバラナシからの生配信に若い男の子が出ていた。
インド到着早々被害に遭ってしまったそう
動画の内容を要約すると、
デリーの空港から出たのが２３時半過ぎ、空港からのメトロは終了してしまっていて、
プリペイドではなく客引きに声を掛けられてタクシーに乗った。
これは避けた方がいい
タクシーには運転手の他に助手席にもう一人乗っていた。
危ないパターン
Googleマップを見ていると、どうも自分のホテルとは違う方向に行っているようだ。
運転手に予約したホテルの電話番号を聞かれ、運転手が電話をすると多分掛けたフリ
「満室だ。今はお祭りのシーズンだからホテルはどこも空いてない。」と日本語で言われる。
この時お祭り中だったのとホテルが混んでいたのは事実だけど、事前に予約していたのにおかしいし、
「どこも空いてない」と言って別のホテルに連れて行こうとするのは彼らの常套手段
日本語が話せる人が電話に出たことで安心してしまう。
むしろ日本語で話しかけてくるよく素性の分からない人は疑った方がいい
インフォメーションに連れて行くよと言われ、ついていく。
デリーには『偽政府観光局』や『悪徳旅行会社』が存在し、インド慣れしていない旅行者を狙っているから注意！
デリーからバラナシまでの高いプランを提示されたが、
日本からデリー→バラナシまでの夜行列車のチケットを別のホテル兼旅行会社で事前に取っていたため、
そのホテルに行きたいと言って外に出る。
待っていたタクシー運転手に高額請求される。
強い口調で抵抗したが、後部座席に運転手が乗って来てあれこれ言って何とかして払わせようとする。
仕方なく５０００円+２０００ルピーを払う。（日本円でトータル約８０００円）
こういうトラブルを避けるために空港からはプリペイドやUber/Olaを使うのが安全。
こちらのサイトによると、市内まではUberで５００円～プリペイドで７００円～で行けるそう。
これすごく参考になると思う。
そのタクシーから降りてリキシャを止め、乗り込む。
チケットを受け取る予定のホテルまで行って欲しいと言う。
少し進んだところで道が閉鎖されていて、そこに居た警官らしき制服を着た人に「この先はDangerousだ。」と言われる。
警官らしき制服を着た人もグルの可能性あり。
「こっちに行くと危ない。危ない。」と言ってビビらせるのも彼らの常套手段。
リキシャに戻って貰って一旦止めて地図を見ながらどうしようかと話していると、リュックを外からひったくられそうになる。
それは気が付いて阻止。
怖くなってしまい、一人で外を歩いても危険だと思い、また最初のインフォメーションに連れて行って貰う。
予約していたホテルは、先ほど警官らしき人にやたらと「Dangerous」と言われた地域の中にあるため、
そこに宿泊することは無理だと思い、
高くても安全に行けるのならとそのインフォメーションでバラナシに行けるプランを立ててもらう。
バラナシまでタクシーで行けば確実だと言われる。
深夜で不安でいっぱいで、一刻も早く落ち着きたいと焦ってしまっていた為、言われるままにATMでキャッシングして払う。
１３時間掛かってバラナシには無事着いたが、料金は約９万円。
と言う流れ。
デリーからバラナシは列車で行ったらファーストクラスでも５０００円以内、スリーパーなら８００円しないのよ
もうこの男の子が可哀そうで
一生懸命バイトしてお金を貯めて、すごく楽しみにしていただろうに・・・
今後同じ被害に遭う人が居ないようにと注意喚起の為に思い切って出てくれたんだと思うけど、
失敗体験をYouTubeで顔出しして語るのもすごく勇気が要る事だったと思う
被害がお金だけで済んで、無事にバラナシまで来られて本当によかった！けど、
「バラナシに着いて、本当にデリーと違っていい所で安心しました。」みたいなことを言っていたけど、
バラナシにも悪いのいっぱいいるからね。
変なのにまた引っ掛かってないか心配・・・
その後楽しい旅が出来ているといいな。
デリー空港からのタクシーの被害は昔からほんっとうに多い。
今はメトロが通ったから前より安全になったけど、慣れていない人はメトロを降りた後にウロウロ歩いていて被害にあう可能性もあるし、
とにかく、夜遅くにインドの空港に着いたら、朝まで空港に居る！！
（
一旦空港を出てしまうともう入れないので注意！！）
それかホテルや信頼できる旅行会社に迎えに来てもらうか。
もう何十年も同じ手口に引っ掛かり続けてるからね・・・
これだけ情報はいくらでも簡単に入る時代なのに、事前に調べて来ないのかな？？？
知っていたら、「あっ、このパターンはもしかしたらあれだな？」って気が付いて防げるかもしれないから、行く前にインドの詐欺例、被害例を読んでいった方がいいと思う！
インドで嫌な思いをする人が一人でも減りますように
下の記事も是非参考にして下さい。
これは数年前に書いたやつ
昨年秋のコルカタの詐欺師たちの情報
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