再投稿です。

2012.1.4


今日はインド滞在最終日。
最終日だからのんびり寝てなんかいられない!!


ちゃんと早起きして、歩けるだけ歩き回って、色んな光景を目に焼き付けておきたい。


そう思って早起きしたけど、体がだるい。めちゃくちゃ疲れてるネガティブ一気に疲れが出た。


これだけ速いペースで移動を続けていたらそりゃ疲れも出るあせる
たった11日しかないって思ったら、頑張りすぎちゃった。


疲れすぎのせいか、コルカタに戻ってからいつも通りの食欲が出ない。
まだあの食堂のあれと、あっちの食堂のあれとあれ、あれも食べたいのに!!


って思うのに、お腹がいつもみたいに空いてくれない。悔しい!!


朝からガッツリカレーに行きたいけど、サンドイッチにしとこ。

行きつけのサンドイッチ屋台へ。

 


ここ数年、行く度に値上がりしてる。


ホテルパラゴンに持ち帰って食べましょ。

エッググリルサンド(45RS=約67円)とリムカ。


相変わらず汚いパラゴン。

 



以前は、他の宿の宿泊客も一緒になって飲み会が繰り広げられたこの場所は、

残念ながら今は「外部の人お断り!」って英語、ヒンディー語、ベンガル語でしつこいくらい書いてあって、

宿泊客しか集まれなくなってしまった。


「チェックアウト後のトイレ/シャワーの使用禁止!!」

「チェックアウト後は、荷物は2、3時間しか預かりません!!」

 

 

そんなルールばっかりで、嫌な感じになっちゃった。

前はチェックアウト後でも出発の時間までいつでもシャワーを浴びさせてくれたのに。


昔からの従業員は、2年間の給料未払いで殆ど辞めちゃった。
サダルでは新しいパラゴンオーナーの悪口をあちこちで聞く。



宿代も更に上がって、ドミで130~140/シングル200~230RS。
2000年はドミが65だったから、10年で倍だね。



珍しくお花なんか置いてあった。


宿の前の通り


あぁ、ダメだ・・・・・ネガティブ

もう疲れMAXでだるくて眠くて、部屋に戻って一時間半も仮眠してしまった。

最終日なのに。時間がもったいない!!!


起きてからはとにかく買い物、買い物、買い物。


初日に2万円(13400ルピー)も両替しちゃって、数日前の時点で8000ルピーも残ってた!


8000ルピーって、コルカタに住んでた時の一ヶ月の生活費だもん。

それを数日で使い切ろうって言うんだから余程の勢いで使わないと使いきれない。


サダルの近くにあるステキな雑貨屋さん、Sashaはフェアトレードのお店。

ここの雑貨は少し高い物もあるけど、センスも質もGOOD!

私の知ってる限り、サダル周辺でお土産を買うのには一番オススメ!



さぁ次。友達に頼まれたヒマラヤシリーズの歯磨き粉を買わなくっちゃ。と薬局へ。

ヒマラヤコスメシリーズはこんなにいっぱいあって、全部オーガニック。値段も安い。

 

ニューマーケットの鞄屋さん



道端で会ったリキシャワーラー。

すごくキレイな緑の目をしてたから声を掛けたら、写真を撮らせてくれた。

 

残念ながら目の色は映らなかったあせる



チキンを切ってる横に群がる野良犬たち。こんな待たれてたら落ち着いて料理できないよ爆笑


あ!グリーンラインだ!懐かしい~~。
これは、コルカタからバングラデシュの首都ダッカまで楽に行ける直通バス。


ジーッ。


あちこちに写真を配ったり買い物に行ってるうちに、もう午後5時半。

朝サンドイッチを食べたきり、全くお腹が空かない。


でも、取り合えず何か食べなきゃ、とティルパティ屋台でお粥を作ってもらう。

サダルのいい所は、疲れた胃にも優しいご飯を作ってくれる人が居ること。



アツアツのおかゆを急いでかき込んで、急いでチェックアウト。


さぁ、問題はどのタクシーに乗って空港に行くかだ。


儲けたいタクシードライバーたちが昨日から

 

「何時に出るんだ?オレがエアポートまで行ってやるよ。」

 

って声を掛けてきて、

 

「わかんないよ、一人だけ選べないよ!

宿を出た時に一番最初に会った人のに乗ってく!!」

 

ってことにした。


荷物を持ってホテルパラゴンの外に出ると、カーンが待っててそのまま彼のタクシーに乗り込んだ。


カーンはちょうど2年前にも空港まで送ってくれたドライバー。


「そのこ~。あの時の彼氏は?」

「別れちゃった。」

 

「オ~~。じゃあ俺と結婚しよう。」

「だから、あんた結婚してるじゃん!」

 

「ノープロブレムグッ!!!」
「イエス!プロブレム!!!泣き笑い

 


この会話、何回繰り返してきたんだろう?(笑)挨拶みたいなもんだよね。



カーンには奥さんと息子、娘が一人ずつ。彼の稼ぎは一ヶ月1万ルピー(15000円)。


「娘が結婚する時の為に毎月わずかだけど貯金してるんだ。」



インドには、結婚の際に新婦の父親が新郎に、

ダウリー(dowry)と呼ばれる多額の持参金・持参品を送らなければいけないという習慣がある。



年収の数倍ものダウリーを用意しなければいけないこともあって、

娘が3人居ればマハラジャでも破産すると言われてきた程。



結婚後も「ダウリーが少ない!」と嫁をいじめるケースが多く、

未だにインドでは年間何千人もの新婦がダウリーが原因の自殺や殺人で亡くなっているらしい。



2008年にはなんと8172人もが亡くなってる!


自殺に見せかけて、実は新郎や新郎の親が焼き殺しているケースでも

「家庭内の事故」として処理されてしまうことも多いらしく、花嫁さんもそれじゃ浮かばれないよね悲しい

 


1961年に、ダウリーは法律で禁止されているにも関わらず、未だに行われているらしい。



結婚時に苦労するのは目に見えてるから、
特に田舎では、女の子が産まれるとすぐに殺してしまうこともあるそうで、

男女の出生率のバランスが明らかにおかしくなっている地域もある、ってカーンは教えてくれた。



カーンは、

 

「オレの娘は神様から授かったGIFTだ。殺すなんて考えたこともない。」

 

って言っていて安心した。


 

「娘さんが結婚する時にいくらくらい必要になるの?」

 

って聞くと、

 

「20~30万ルピー(30~45万円)」


月収15000円の彼が、これだけのお金を用意するのはどれだけ大変か想像がつくと思う。



「新郎に贈るお金、貴金属、電化製品に加えて結婚式に来る村の人たちにも100着くらい服を配らないといけない。」

 

んだってびっくり



「娘が結婚する時には呼ぶからおいで。」

 

って言ってくれた。


そんな話を色々聞きながら、一時間半後空港に到着。カーン、ありがとう、またねバイバイ


あーあ、またムンバイ&香港でかなりの待ち時間がある。退屈だなぁ。

って思っていたら、とっても感じのいい大学生の女の子と知り合った!

 

チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤

 

以前は外国人旅行者目当てでサダルにたむろしていた彼らも、今は居なくなってしまったらしい。

カーンにももう会えないかな悲しい
ポチッとお願いしますひらめき飛び出すハート

下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


世界一周ランキング 

 

  <本日の出費>
サンドイッチ 45
ジュースとか色々 100
チャイ 10+6+6=22
サシャ 585
サンダル 200+270
スパイス 119
おかゆ 20
クッションカバー 450
ネット 10
DVD写真焼いてもらう 150
タクシー(サダル→空港)240
計 2211RS=3316円

PVアクセスランキング にほんブログ村