再投稿です。
２０１２．１．３
マザーハウスに行く為早起きをする。
今日は２年ぶりに、ソニアちゃんに会う
初めてボランティアに行った２０００年にはシシュバヴァンと言う施設に居たソニアは、
２００７年の途中からダヤダンと言う施設に移ったから、私もダヤダンにボランティア先を変えた。
到着すると、真っ先にソニアのベッドに行った。
ソニアは、ちゃんと居た！
「ソニア～～～。来たよ～～。」って声を掛けながらおでこやホッペを撫でると、かすかに声を出した。
ソニアは重度の脳性まひで、多分周りのことは殆どわかっていないし、
私のことも間を空ければ当然覚えてなんかいない。
いつも私は勝手に会いに来て、勝手にかわいがって、勝手に満足して帰っていく。
今回は時間がないから、顔を見に来ただけって感じで終わってしまう。
４歳の頃から見てきたソニアはもう１５歳。
前回よりも更に体が捻じ曲がって、手首も固く内側に曲がってしまっていた。
ちゃんとした専門の施設で治療を受けられれば、ここまで症状が悪くなることはないだろうに。
マザーハウスでは、なかなかきちんとしたケアは出来ない。
いつか、私がコルカタに来てもソニアが居ない日が来るんだろうな・・・
ソニアみたいに悪くなってる子だけじゃなくて、歩けなかった女の子が歩けるようになっていたり、
大きくなってお手伝いが出来るようになった子もいて、嬉しい光景も見られた。
今日は、トモエさんって日本人の女の子と屋上でひたすら大量の洗濯物を干した。
洗濯を干し終わるともうランチをあげる時間で、脳性まひの女の子にランチを食べさせるともう帰る時間になった。
ソニアのベッドを覗きに行く。
明日はもう来ないことにしたから、
「ソニアちゃん、またいつか会いに来るね。」って寝ているソニアに言って、お別れした。
どうせあと一日じゃなぁ～～。って思っちゃったの。
２０００年以降、長期で旅に出られる時は毎回コルカタに立ち寄って、
マザーハウスで数週間から数ヶ月、夢中になってめちゃくちゃ一生懸命働いた。
ソニアちゃんのことが好きで好きで好きで、部屋には一緒に撮った写真を飾っているし、
引き取れないだろうかなんて考えたこともあったし（勿論現実的には無理だけど）
あまりにも子供たちへの想いが強すぎて、シスターと大喧嘩したり泣いたりしたこともあった。
昔の日記を見ると、毎日の色々な子供たちの様子や出来事が事細かく記録してある。
今後も可能な限りまた戻ってきて、また長期で働こうっていつも思ってた。
でも、今回初めて「もうマザーハウスは卒業でいいかな。」って思った。
もう、マザーハウスでのボランティアに対する情熱が無くなってしまったみたい。
あんなに夢中だったのになんでだろう？
シスターになって一生この子たちの面倒を見る！くらいの覚悟があれば別だけど、
私が中途半端に数ヶ月来て一生懸命やったところで何も変わらない。
ってわかっちゃったからかな。
大人になっちゃったのか冷めちゃったのか。
もう以前のようには、本腰を入れて自分の労力と時間をここに費やすことはないと思う。
自分がこの場所から得るものもこれ以上もうない気がするし、出来ることはやりきった感がある。
今までは仕事を辞めては長期で旅に出てを繰り返して来たけど、
もう日本で保育士として働きながら、腰を落ち着ける覚悟が出来たからかな？
急に人生の過去の通過点の一つになってしまったのを感じた。
それでも、マザーハウスとソニアちゃんは私の人生を変えたとても大切な意味を持つもの（人）だから、
今後も訪ねては行きたいと思う。
ダヤダンの帰り道。
ヒンドゥー教の神様達
フツーにこんなところで寝てる
この怪しい瓶の中身は何だろう？？？
プジャ（お祈り）に使われるお花
めっちゃ可愛い子たちに会った～！！
たくさん撮らせてもらった。
大好きな写真
ヒンドゥの神様の像を作っているエリア
駅の近く
ランチはサダルの大好きなバンジャブレストラン、カルサで。
ベジマサラ、パラックパニール（ほうれん草チーズ）チキンティッカ（絶品！！）
トモエさんと一緒に食べたよ。
考えてみたら、今回の旅行で誰かと食堂で一緒に食事をしたのはこの一回きりだった。
誰かと話しながら食べるのは、楽しいし美味しいね！
今日は１５：００からこの映画を見に行く予定。
一人で行こうと思ってたら、途中で同じ宿の韓国人のみんなに会って一緒に行くことになった。
私はある程度泥臭くて、いきなり踊り出したりするインド映画が好きなんだけど、
この映画はクオリティーが高いアクション映画で、インドらしさが無く物足りなかった。
昨日、イスラム街で写真を撮らせてもらった人たちに、写真を渡しに行こうっと
一枚５ルピー（７．５円）で、３０分程度でプリントしてくれた。
写真を受け取った人は、みんなすっごい喜んでくれた！
で、それを見ていた人たちが、「俺も撮ってくれ。」
「俺も、俺も。明日プリントしてちょうだい！」
こりゃエンドレスだな
村から出稼ぎに来てるだろうこの少年達にとっては、たった７．５円の一枚の写真が宝物になるのかもしれないと思うと、
いくらでもやってあげたくなるよね。
夜の薄暗いイスラム街の雰囲気がまたいい。
牛肉に銀箔を貼ってるのは、特に宗教的な意味はなくて「きれいだから」だそうだ。
あ！あそこにも寄らなくっちゃ！
１０年前くらいに一度か二度塩を買っただけの小さな商店なのに、
その後も行く度にちゃんと覚えててくれて、
「オーーー！！今回はいつ来たの？？」って言ってくれるから、毎回挨拶しに行く。
二年ぶりだけど、今回も覚えてくれてるのかなぁ・・・
店を覗くとやっぱり
「オー！！元気だった？？いつ来たの？」って握手を求められた。嬉しいなぁ～
そしてミルクセンターへ。
今日はラッシーじゃなくてホットミルク（１０ＲＳ＝１５円）にした。
お砂糖入りのホットミルクは、最高においしい～！！！
いい笑顔だなぁ～～～！
パラゴンの屋上で、韓国人たちと楽しい夜を過ごす。
韓国人はみんな飲むね～～～
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ダンニャワード！
＜本日の出費＞
宿 ２００
バス ４
メトロ ４
昼食 ２１７
写真 ３５
映画 ６０
ＤＶＤ ６０×５＝３００
カバン １００
人形 ２０
ビッグバザール ３７７
紅茶 １６５
圧力鍋 ４５０
ホットミルク １０
スパイス ５０
EGG CHOW CHOW MEN ３０
リムカ ２２
計 ２０４４ＲＳ＝３０６６円
