【インド】もうチベット寺はお腹いっぱいです。

再投稿です。

２０１１．１２．３０

昨日チェックインの時に、おじさんが

「う～ん、そうだなぁ。キミにはこの部屋かな。」

って少し考えた後鍵をくれた部屋は、４階の薄暗～～い廊下の一番奥だった。

こんな奥の部屋、人けもないし何か怖くてやだなって思っていたけど、

今朝窓を開けてみて、おじさんがこの部屋をくれた理由がわかった！！

目の前にカンチェンジュンガが見えるからだ～！！

最高！！おじさんサンキュー！

この部屋は２５０ＲＳ＝３７５円

ガントクの町のメインロード。避暑地だけあって洗練された町並み。
両側に商店やお土産物、近代的なカフェが建ち並ぶ。

こういう町ではなかなかローカルな安食堂が見つからないものだけど、

メイン通りに大繁盛している食堂を発見。みーーーんなモモを食べている。

こういうところは絶対美味しいはず！！

やっぱりおいしい～～～～～～～～！！！今回食べた中で一番おいしかった！！！（２０ＲＳ＝３０円）

朝からお買い物。
うちにこの大きいのが二つあって、よくカレーやシチューを出す時に使っている。

今回はその小さいのを二つ買った。サラダとかスープを入れよう（１枚２８０ＲＳ＝４２０円）

「日本のコインを持ってる？コイン収集が趣味なんだ。」

と、お店のおじさん。
シッキムではコイン集めが流行ってるの？昨日は子供にもせがまれたし。

１００円玉一つと、５０円玉一つ、１円が一つ残ってた。
とっても感じのいいおじさんだったから、「いいよ、あげるよ～。」って言うと、

「ノーノーノーノー！！！もらうのは良くない。インドルピーと交換するよ。レートは分かる？」

って言って、１００ルピー札とちゃんと交換してくれた。

あげるとも言ってないのにくれくれ言うインド人が多いのに、

あげると言ってるのに受け取らないなんてインド人とは思えない！！！

あ～～かわいい子発見！！

ママかな？後で写真をプリントしてあげると喜んでた。

おもちゃ屋さん。

ここシッキムでは珍しく自分から「ハーロー！！！フォトー？？？」って言ってきた女の子。

このガントクにも有名なチベット寺、エンチェイゴンパがあるらしい。

「もういくら見たって一緒だってば。もう感動するようなものはないって」

と私の中の一人が言う。

「いや、でもこのお寺はもしかしたら今までのと違うかもしれないし。見なきゃわかんないって」

ともう一人の私が言う。

そして結局丘の上の上の上にあるエンチェイゴンパまで歩いて行った。

結果は、やっぱり、「ふぅん。あぁ、こういう感じね。」だったもうヘトヘトだよ・・・

せめてタクシーに乗ればよかった。

ここのマニ車は長〜いよ。

お坊さん達がなにやらいっぱい服を外に出して、干したり畳んだりしていた。

なぜかお坊さんが急にリンゴを二つくれたよ。

エンチェイゴンパで唯一心ときめいたのはこのパンダだった。こんなにきれいなゴミ箱滅多に見ない！

丘を下って下って下って、ヘトヘトで宿の方まで降りてきた。お腹空いちゃった。

小さな小さな食堂に“グジャラティーターリー　９０ＲＳ”って書いてあるのを見つけた。
グジャラト州のターリーは、品数が多く豪華なことで有名。

グジャラトからこんな遠く離れたシッキムのこんな小さな食堂で、

本格的なグジャラティターリーが食べられるとは思わないけど、

あっさりしたチベット料理が続いたからとにかくターリーが食べたかった！！

お店は全く流行っていない様子で、作り置きを一切していなかったみたいで、

私の為に一からご飯を炊き、おかずを作ってくれているのが圧力鍋の音でわかった。

随分時間が掛かったけど、なんだかとっても心がこもっている感じがして有難かった。

出てきたのは、どこがグジャラティなのかわからない何の変哲もない普通のターリーだったけど、美味しかった。

これにもう一つダール（豆のカレー）が付いた。（９０ＲＳ＝１３５円）

最後に出てきたデザートは、シロップが熱々で美味しかった！

おじさんが働いている少年に、「お湯を出してあげなさい。」って言ってるのが聞こえた。

外国人で生水が飲めないから沸騰したお湯を出してくれたのかなぁ？って思って、その心遣いが嬉しかった。

もしかしたら、シッキムは寒いからどこでもお湯を出す習慣なのかもしれないけど。

食後はラルバザールへ～～。

これはインドのカッテージチーズ、パニール。

あまり濃いチーズの味はしなくて、豆腐の固い版みたいな感じ。

野菜がきれい～～。

酷い悪臭を放っていたのは、乾燥魚たち。どうやって食べるんだろう？？

インドでは珍しいキノコを発見。まいたけとエノキの間みたい？

商品と商品の間にちょこんと座ってる姿がかわいい。

シッキムの人ははるちゃんが言ってた通り本当にシャイみたいで、
みんな外国人の私に興味があってジロジロ見てくるくせに、誰も話しかけてこない。

普通のインドだったらもっといっぱい構ってくれるのに、シッキムでは一人旅は本当に一人な感じでちょっと寂しい。

ラルバザールには気持ちい屋上があって、地元の人たちがいっぱい日向ぼっこしてた。
屋上からのガントクの眺め。

珍しく地元の人に話しかけられた！私がブティヤ（チベット系の地元の人）なのか外国人なのか知りたかったらしい。

しばらく話して、「何か困ったことがあったらいつでも連絡して！次にシッキムに来た時は案内するからね！」