【ここまでのルートをおさらい
】
神戸→中国→チベット自治区→ネパール→インド→パキスタン→インド→バングラデシュ→インド→パキスタン→中国新疆ウイグル自治区→キルギス→カザフスタン（素通り）→ウズベキスタン→トルクメニスタン→イラン→トルコ→シリア→イエメン→ヨルダン→イスラエル→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ケニア（日本を出て１年３ヶ月）
２００８．６．２４
＜本日の移動＞モヤレ（エチオピア側）→
→モヤレ（ケニア側）
さぁ、次はケニア！！
徒歩で国境を越えて今日はケニア側で一泊する予定。
エチオピア側のイミグレは超～のんびりでめちゃくちゃ時間が掛かった。
ケニア側は少ししっかりした感じでテキパキしていた。国民性なのかな。
ケニアビザは５０ドルでその場で簡単にGET！
ケニア入国後、早速交通手段を探すことにした。
ここから首都のナイロビまでは、
①週に何便か出ているバス
➁荷物を運ぶローリーの荷台の上
のどちらかの手段で行くことになる。
ルートは、
①イシオロルート
➁ワジールルートの二つ。
情報によるとイシオロルートには時々武装ゲリラが出没するらしく、安全なワジールルートで行きたいところ。
バスは移動手段としては快適だけど、危険なイシオロルートを通るらしい
安全なワジールルートを通るローリーだと穀物や家畜と一緒に荷台の上・・・・
「豚と一緒で臭かった」とか、
「オレはトウモロコシだった」とか、
「道が悪くて荷台で必死にパイプにしがみ付いてた、あれ落ちたら死ぬよね。」
みたいな話を色んな人から聞いてきたけど、
危険なのも臭いのもしんどいのもやだなぁ。３０時間近く掛かるって言うし・・・
荷台に家畜と一緒に３０時間なんて耐えられない！！
で、
私たちは、安全も快適さもお金で買う
ことにした。
【ローリーの助手席＆後部座席！】
お買い上げ～！（２０００シリング＝約３４００円）荷台より高いけど快適な方がいい！
タロウくんと三人でナイロビに向かうよ！
宿を決めて、今日はタロウくんと楽しく３人でシェア。
ナイロビに入るにあたって私はかなり緊張していた。
世界で最も治安の悪い街の一つと言われているからだ。
今まで貴重品（現金、TC、国際キャッシュカード×２枚、パスポート）はマネーベルト1カ所に全部入れて行動してきた。
でも、もう旅行者がお腹に貴重品を隠し持っていることを知っている強盗も多いらしい。
ここまでは武器で脅して人を襲うような治安の悪い国はなかったけど、
ナイロビに入る前に念には念を入れて、貴重品を分散させておきたい！
そこで今日は宿にこもって貴重品入れ作りに没頭することにした。
使うかな～と思って①と➁は日本から持ってきたのよ。
①太腿用サポーター
半分に折った状態で、中にお金を入れられる位間を空けてそれ以外は袋状に縫う。
ここにはジップロックに入れたドル現金を入れておこう。まさか太腿に現金を巻いているとは誰も思わないでしょ？
➁ビニールカードケース
紐を首から掛けていると何か下げているのがバレるから、紐を取って代わりにヘアゴムを通す。
ゴムはブラ紐に付けて、ケースはブラの真ん中辺りに挟む。
ここには国際キャッシュカードを一枚。
➂古くなった靴下
靴下を切って袋になるように縫う。
いつも着ているユニクロのフリースの首のタグの辺りに縫い付けて、隠しポケットを作る。
ここにもカードを一枚。首の後ろにカードを持っているとは誰も思わないでしょう？
マネーベルトと合わせて４か所にカードや現金などの貴重品を分散させた。
準備ＯＫ！！
ここまでする必要は無いのかも知れないけど、やり過ぎて困ることはない
強盗に遭って世界一周THE ENDになったらイヤだもん。
お昼ご飯は、ご飯と肉と何かの葉っぱ。
久し振りのお米が美味しい
（１４５シリング＝約２４６円）
周辺を散歩すると、ここはムスリムが多い町らしく、女性は布で髪の毛を隠しているし、
目だけしか見えない黒ずくめの女性も沢山居た。
夕食は、肉を煮込んだソースが掛かったパスタ。
ミルクチャイは、独特のミルクの臭みと、焦げ臭さでイマイチだった。（計７０シリング＝約１１９円）
ケニアのご飯は今の所まぁまぁかな～。
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＜本日の出費＞
宿 １００
昼食 １４５
水 ２０
バナナ３本 １５
パン ２０
バス（モヤレ→ナイロビ）２０００
夕食 ７０
計 ２３７０シリング＝約４０２９円
