2008.3.16


ベンは朝からお勉強。


実は、ベンもハダールもイタイも、今受験

勉強の真っ最中でとても大事な時期。

ベンは今24歳だけど、三年間の兵役の関

係で大学進学がこの年齢になるのも珍しく

ないみたい。



「夜までは勉強するから相手出来ないよ。

 適当にやってて。」


と言うベン。


特にすることもないので、ベンのパソコン

を借りてダラダラとネットをする。



お昼ご飯は、ベンのママ、シーマが作り置

きしてくれたものを次々に冷蔵庫から出し

て食べさせてくれた。



チキンソテー、豆とライス、サラダ、ベー

クドポテト、フムス、ピクルス・・・



どれもめちゃくちゃおいしい~~~~おいしい
シーマ、お料理上手~~~~~~!!!!

イスラエルの家庭料理を頂けるなんて有難

いなー。


ベンのおうちには、穏やかで人懐っこいワ

ンちゃんがいる。犬があまり得意でない私

も全然大丈夫!ライラちゃん。

 



ベランダから見た様子。
すぐ目の前には幼稚園があって、上から眺

めてたけど日本の幼稚園と同じ感じね。



夕方やっと一人で近くのショッピングモー

ルへぶらりと出掛けた。



マック、ドミノピザ、タワレコ、服屋さん、本屋さん・・・
日本と全く変わらないね。



久し振りに買いたいと思うような服がたく

さんあった。高いから買えないけど。



スーパーの食料品は日本より高い、高い、

高い、高い、でびっくり!!ポーン



夜、勉強を終えたベンが車を出してくれて

テルアビブにあるインド料理屋さん

SUB KUCH MILEGA(ヒンディー語。Everything is possibleの意味)へ連れて

行ってくれた。



ここはインド帰りのイスラエル人が集まる

空間らしい。



見て納得。居るわ居るわ、インドに居たよ

うなヒッピー風のイスラエル人たち。雰囲

気も、インドにあるバックパッカー向けの

カフェみたいな感じ。



お姉さんがきれいだったから撮らせてもら

った音譜


カレーはビュッフェスタイルでベジのみ。

美味しかった!


何と、料金はドネーション制。


いくらでもいいよ、って言われちゃうとい

くら払えばいいのかわからないね。

じゃぁ、日本のインド料理屋さんのランチ

と同じくらいで・・・って30シュケル

(900円くらい)払った。

ちなみに、ここのチャイは一杯6シュケル

(180円)


ステージでは次々にいろんな音楽を演奏し

てたけど、


私は満腹すぎるのと、お店が暗いのと、ソ

ファー席であまりにも居心地が良いのとで

眠たくて眠たくて、眠りたくないのにグー

グー寝てしまったzzzぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ



睡眠薬が入ってたのかしら??っていうく

らい眠かった。



ベンは友達と楽しんでたみたいだからよか

ったけど。0時頃リションへ戻った。



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2008.3.17


ベンとテレビのニュースを見ていると、な

にやら暴動が起こっている。



何が起こってるの?ってベンに聞いてみた。


先日エルサレムの図書館で起きた、パレス

チナ人による銃乱射テロに対する報復とし

てイスラエル軍がパレスチナを攻撃し、



その軍の対応に対して、

 

 

「そんなもんじゃ足りねー

 よ!甘すぎるだろ!ドンッ

 


と言って、イスラエル人の中でも信仰の特

に厚い超正統派のユダヤ人たちが、

イスラエル軍に対しての暴動&投石を行っ

ていて、


今度はイスラエル警察が正統派ユダヤ人た

ちを鎮圧しなくてはいけない事態になって

いると。



なんだそれ。


「戦争を終わらせる手段が戦争だから、

その時点で和平はありえないんだ。」

 


彼はパレスチナ問題や中東戦争についても

説明してくれた。



「まぁ、あくまでもこれはイスラエル側の

見方だからね。相手がどう考えているか

わからないけど。報道によってしか知るこ

とが出来ないから、事実を知ることはとて

も難しい。」



頭の柔らかいベンは、パレスチナを全く批

判することなくそう言った。



「生まれた時からずっとこの状況だから、

もうこれが日常なんだよ。慣れっこだよ。」

 

 

だって。
 

 

全てのユダヤ系イスラエル人が建国後にこ

の地にやってきたのではなくて、ベンの家

系はもうずっと以前からパレスチナの地で

アラブ人たちと共存してきた家系らしい。



イタイの家系はロシアから移住してきた。

だから、家ではロシア語も話すらしい。


ハダールの家系は、アフリカ系と東ヨーロ

ッパ系が混ざっていると言ったかな?



イスラエルが建国されて、世界中に散らば

っていたユダヤ人たちが「戻って」来てい

て、道を歩いていると、完璧なネイティブ

のアメリカ英語を話す超正統派の家族に会

ったりする。



イスラエル政府が、


「世界中に散らばっているユダヤ人さん

たち。イスラエルに移住してきたら補助金

出しますよ。」


という政策を取っていると聞いた。


いずれは、パレスチナ自治区にもどんどん

ユダヤ系を入植させて、完全に乗っ取って

しまおうというのが彼らの考えらしい。



夜、勉強が終わったイタイとハダールも来

てくれて、首都のテルアビブへ。



「ソノコ、お寿司が食べたいでしょう?」

 

 

「う、うん・・・そうだね。(でも高そう

 だな・・・アセアセ)」

 

 

「ずっと食べてないから食べたいでしょう???」



って、その名もSUSHIYAというお寿司屋

さんに連れて行ってくれた。



日本の若者の写真がいっぱいで、ポップな

お寿司屋さん。


お寿司と言っても、巻きずしが主流。
具がニンジンだけ、チーズだけ、みたいな

日本にはないような巻きずしもあったよ。


私より上手!!!


握りは二貫で15シュケル(約450円)

で高くて手が出ず、私が注文したのは、サ

ーモン太巻き。(31シュケル=930円)



わさびも醤油もちゃんと本物。
とろける~~~。

舌の上でとろける~~~~~チュー!!


考えてみたら、日本を出て約一年、ちゃん

と生魚の入ったお寿司を食べたのは初めてだ!



イタイは、「ソノコ、頼みすぎちゃった!

食べきれないから食べて食べて!!」


って、自分の頼んだ分も分けてくれた。

本当は私の為に多く頼んでくれたんだろう

な。その気遣いが嬉しいえーん


心もお腹も大満足の幸せな夕食ラブラブ


夕食の後はジャッファ(ヤッホ)

いう、紀元前からの古いアラブ人の港町に

連れて行ってくれた。



夜のジャッファは、とっても素敵。教会や

港やナポレオンの大砲や石造りのアートが

並ぶ通りをブラブラ散歩する。



ナポレオンの大砲に座るベン。


とっても素敵な場所だったのに、なぜかし

ょーもない写真しかなかった・・・

何でこんなもの撮ってるのに、きれいな街

並みの写真がないのか・・・うーん



既に深夜で、独りだったらこんな時間に絶

対出歩けないなぁと思った。



三人とも本当に親切で、イスラエルに来て

本当によかったな~と心から思う。

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やっぱりお寿司は最高だよね!!!爆笑

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<本日の出費>
スーパー 48.26
夕食 30
計 78.26シュケル=約2034円


夕食 31
計 31シュケル=約930円

 

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