２００８．３．１０ 後半
さぁ、無事に入国審査も済んだから、
イミグレからバスに乗って、エルサレム旧
市街に向かおう〜。
旧市街に到着して早速感動
すごい！！
何この空気！！？？
特別な空気が流れているのを肌で感じる。
聖地だから？
取りあえずまずはバックパッカーの集まる
ファイサルホテルにチェックイン。
入国審査では隣のパームホテルに泊まるっ
て嘘ついたけどね！
ドミ一泊２５シュケル＝約７５０円で夕食
付、恐らくこの界隈では最安の宿だ。
早速旧市街を歩きに行く。
決して安全とは言い切れないイスラエルな
のに、各国からの団体旅行者と、日本人老
年観光客の多さ、ズラリと並ぶお土産物屋
さんに驚いた。
今までに旅して来た中東の国々の中で一番
観光地っぽい。
エルサレムはイスラム教徒、ユダヤ教徒、
キリスト教徒にとっての聖地。
旧市街はこのようにムスリム地区、ユダヤ
人地区、キリスト教徒地区、アルメニア人
地区に分かれているそう。（アルメニア人
もキリスト教徒だけど、別になっているら
しい。）
アラブ人地区とユダヤ人（ジューイッシュ
）地区は、こうやって壁の色(種類)で分け
られていた。
超正統派のユダヤ人、絵になる
セキュリティーチェックを終えて、嘆きの
壁に行ってみると、ものすごいツーリスト
の数。
こんな観光地っぽいとは想像してなかったな！
敬虔なユダヤ教徒の人たちのお祈りする姿
はとても興味深く、胸を打たれた。
男性サイドには入ることが出来ないから、
フェンスの外から。
ペコペコペコペコとお辞儀をして祈る超正
統派の人たち、面白い。宗教によって色ん
な祈り方があるなぁ。
女性サイドに入ることは出来たけど、男性
サイドより狭くごった返していて、壁まで
辿り着くことが出来なかった。
壁にお尻を向けることは礼儀に反するのか
、みんなお祈りが終わると壁の方を向いた
まま後ろ向きで歩いて出ていった。
旧市街を出て、ＡＴＭを探しに新市街に
行くと、近代的な街に衝撃を受けた
ここは完全に先進国の雰囲気だ。
イスラム教徒以外はもちろん普通に肌を出
しているし、イスラエル人女性の美しさに
見とれる
しばらく女性は全身を黒で覆っている国に
居たから、一般的なイスラエル女性の服装
でさえ「えっ、そんなに出してていいの？
」って気持ちになってしまう。
私は日本出発からここまでほぼスッピンで
来たし、途上国ばかりだったから、色落ち
したヨレヨレの服装でいつもプラプラ歩い
ていた。
新市街を歩いていると、突然もう少し身な
りを小奇麗にしなくてはいけない気持ちに
なって、「久しぶりにメイクでもするか」
と、マスカラなどを購入した。
８５シュケル＝約２５５０円。
痛いな～～～
３日分の宿代以上の出費だ。
途上国の方が好きな割には、久しぶりのこ
の都会の感じも楽しくて、歩いているだけ
でウキウキする。
男性にジロジロ見られるアラブ社会から抜
けて、一人でも自然体で歩ける新市街は気
楽で安全な気さえした。
２０：００宿の夕食が始まった。
ファイサルホテルに決めたのは、夕食が配
られるからだ。
お皿を手に持った貧乏旅行者たちがずらり
と列に並び、そのお皿の中にバシャッ！バ
シャッ！っと雑に食べ物が入れられていく。
まるで難民キャンプの配給のようだ。
もしくは刑務所か・・・
出された料理は、いかにも適当に作った豆
ごはんにヨーグルトをかけたもの。
豆ごはんにヨーグルトって・・・・・
こっちではそういう食べ方をするの？
お世辞にも美味しいとは言えないご飯だっ
たけど、
物価の高いイスラエルでは、このシンプル
なご飯でも無料で食べられるだけでとって
も有難い
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宿 ２５
パン ５
マスカラ ５５
ビューラー １０
アイシャドー ２０
野菜（トマト×３）１
スーパー ９
計 １２５シュケル＝約３７５０円
