2008.2.24
<本日の移動>サナア6:30→→16:30
同じ宿だった5人が、私がバスに乗るまで見送ってくれた。
旧市街にある7:00までしか開いてないコーヒー屋さんに行くついでだけどね。
バス会社の人に言われた通り、遠目で外国人とわからないように、ニカーブまで被って全身黒で変装して来たけど、
私のシートは一番前で、フロントガラスから丸見え何で・・・後ろにしてよ。
ドライバーのお兄ちゃんが振り返って、
「なるべく眠って、顔を下げててね。」ってジェスチャーで伝えてきた。
目を開けていたら私の細い目でばれてしまうからか(笑)
昨日夜更かししたせいで、どっちにしても眠くて眠くて、眠りっぱなし
サユーンまでは10時間。
何か所かチェックポイントがあって、
その度にドライバーが私が予め渡しておいたパーミットのコピーを渡しているようだった。
二度ご飯休憩があったけど、あまりウロウロするのも危険かと思い、
私はトイレだけ行ってすぐバスに戻り、宿で自分で作ってきたジャムサンドを食べる。
このニカーブは食べる時とても不便だ。
イスラム雑貨屋さんの画像を拝借。
食べる時も脱ぐわけにはいかないから、
胸まで垂れ下がっている布の下から中にジャムサンドを差し入れて食べる。
ペットボトルで水を飲むのも一苦労。
ニカーブを被るイエメン女性の苦労が少し分かった。
出しているのは目だけでも、明らかにちっちゃくて細い目のせいか一瞬で外国人だとばれてしまい、
周りの人にすごくジロジロ見られた。
黒いコートは少し短めで、足元から出ているジーンズも、デイパックを背負っているのも、
イエメン女性として明らかに不自然だ。
そもそも、イエメン女性が着ているアバヤのデザインと私の着ているパキスタンの物では全く形が違うから、
私はとっても不自然な存在だったと思う。
15:00ごろ、やっと眠気が覚め、起きていられるようになって、窓の外を眺めながら行った。
わーーーーーい、ラクダがいっぱいいる
そろそろシバームが近付いて来たかな。
いつもあこがれの地に向かう時に聴く、
ボ・ガンボスの【あこがれの地へ】を聴きながら行こう!
♪あこがれの あこがれの あこがれの
あの地へ
あこがれの あこがれの あこがれの
夢に見たとこへ♪
これを聴くと、どんどん気分が盛り上がってくるんだよね〜
いくつか、シバームかな?シバームかな?って思うようなところがあったけど違って、更に砂漠を走っていくと、
「あれだ!!!シバームだ!!間違いない!!」って町が見えてきた!!
うわぁい!すごい!きれい!感動!!
でも今日は通過!明日ゆっくり見に来よう。
シバームから30分ほど走って、宿泊予定のサユーンに到着。
あ〜よかった!!無事に到着した!!
かなり歩いて、GASSERAL AL TAWILA HOTELにチェックイン。(800リアル=約400円)
小さなサモサを三つ買って食べた後、バスでも殆ど寝てたのに、
疲れ切ってそのままパタン、と朝まで眠り込んでしまった
<本日の出費>
宿 800
水 40
サモサ 30
計 870リアル=約435円