2008.1.29

久し振りのシングルルームで、落ち着いて眠れた。

プライバシーのない生活が続くと、自分でも気が付かないうちに精神的に疲れているものだ。



めちゃくちゃせまーくて、細ながーくて、さむーくて、くらーくて、雨漏りもしてるけど・・・



朝食はパンを買ってきて、最上階にあるキッチンでお湯を沸かしてスープを作る。

作っていると従業員のハサンがごちゃごちゃ言ってきて喧嘩になったあせるあせるあせる



今日も雨降りだ雨雨雨


本を読んで、せまーくて、細ながーくて、さむーい部屋でまたちょっと昼寝をして、

15:00過ぎから一人、街に出る。


さて、近くのシェラトンホテルでATMを使わせてもらおう。

さすが高級ホテル、別世界だなぁ~ラブ


私のせまーくて、細ながーくて、さむーい部屋とは違うんだろうなぁ。

ましてや雨漏りなんて雨


それにしても、シリアでも新生銀行カードで現地通貨が簡単に下ろせるなんて、本当に便利な世の中になったものだ。



昨日の食堂でなすとトマトの煮込みを食べて、夕方大地とBさん(声を掛けたわけじゃないのに勝手についてくるんだもん。)

と一緒にネット屋さんを探しに行って、二時間。(1時間60シリポン=135円)



シリアでも普通にメールをしたりmixiを更新したり出来て、本当に便利な世の中になったものだ。



沢木耕太郎には想像もつかない世界だろうね。


今日の夕食は、昼と同じ食堂で。


オクラとマトンの煮込みと随分細長いライス。65シリポン=146円。

マトンが苦手なのはわかっていたけど、オクラが食べたくて頼んでみた。

マトンの臭いがしっかりオクラにも付いてしまっていてやっぱりダメだったあせる

 

道端でお鍋に入った白くて温かい飲み物が売られていた。サレップって言うらしい。

5シリポン=11円。美味しかったよ。

 


上にはシナモンが掛かっていて、とっても体が温まる飲み物。

Wikipediaから写真をお借りしました。私のは紙コップだったけど。



サレップはラン科の植物の球根から出来ていて、片栗粉でとろみを付けたみたいに粘り気がある。

 

 

シリアだけじゃなくてかつてのオスマン帝国の領域ではよく食されるんだって。

トルコの伸びるアイス、ドンドゥルマもこのサレップの粘り気らしい。へー。

 



近頃、 どうもどこか心が満たされていないぐすん

何かが足りない。
何が足りないんだろう。


そうだ、特定の大切な人が側に居ないんだ!!!! ひらめき電球


恋人も居なければ、本当に仲の良い大切な友人も側にいない。



もちろん毎日毎日たくさんの旅人に会う。


一緒に遊ぶ。
一緒にご飯を食べる。
一緒に語り合う。


すっごく楽しい!!爆笑

でも、またすぐに別れる。えーん



本当に心を許せて、
私を理解してくれて、
ほっとさせてくれるような友人が側に居ないことが、 とても寂しい。



なんてこんなことを考えてしまうのは、アレッポの降り続く憂鬱な雨のせいなのかな?

 

 

チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤

 

2008.1.30

朝食はピザ。手のひらサイズで、一つ10シリポン(約22円)から。

色々な具があって、焼きたてで、とっても美味しいキラキラ



別の宿に泊まってるさっちーが合流して、日本人5人で街歩きへ。



わーい、素敵なおじさんアッサラームアライクム!!バイバイ可愛い靴売ってるね。



こーどーもーがーかわいい~~~~~~!!!


頭に載ってるのはホブズ(薄いナンみたいなの)。

シリアにもホブズだけ焼き続けて売っているお店があって、こうやって家族の分を買いに行くのね。



すごい色のゼリー。


お菓子屋さんでは、「Welcome!!」って全員に一つずつお菓子をくれた。

 


「Welcome to Syria!」


ただ笑顔でそれだけ言って去っていく通りすがりの人もいる。



イランでもよく「Welcome to Iran!!」って言ってくれて、めちゃくちゃ嬉しかったんだよね。



私も日本に帰ったら、

 

「Welcome to Japan!」

 

って言いたい!!


そしてスーク(市場)へ。世界最大の市場の一つとも言われている。

 

この時の写真がなくて、以下二枚は200年に再びシリアを訪れた時の写真。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

古くてすごく雰囲気のある美しいスークキラキラ
$Sonokoの一人ときどき二人旅

スークの中のお肉屋さん。すごい脂ガーン



注意次の写真で動物の頭部が出ます。苦手な方はご注意下さい。

 

 

 








ラクダの頭。こう言うのを見ると、命を頂いているんだな、って実感が湧くよね。



ラクダ肉屋さん。イランで一口だけ食べたけど、すごく家畜臭かった。



スークを抜けると、アレッポ城に着く。
入場料150シリポン=約337円。学生のみんなは10シリポン!!いいな〜。



紀元前10世紀に最初に建築され、12世紀から14世紀にはモンゴル帝国の侵入や十字軍の攻撃にも耐えた城。


 

城の見た目自体はそんなに感動しなかったけど、上からの眺めが良かった。

アレッポの街並み、好きだなぁ~。

 

あちこちのモスクから一斉に流れ出すアザーン(お祈りの時間のお知らせ)がまた最高にいい!

中東に来た~~~~~~~~~~!!!!って感じがする。鳥肌が立つ〜。



雨が降り出して、雨宿りする大地とさっー。冬のシリアは寒いさむい。


旧市街の街並み、美しいキラキラ


夕食は既に行きつけになってしまった食堂へ。安くて美味しい!


今日もシーシャ屋さんに行きましょうキラキラ

前回とは違うところね。

カフィーヤ(アラブのおじさんたちが頭に巻く布)を巻いてもらっているタコちゃん。



火が消えないように、こうやって時々炭を置きに来てくれる。

ちなみに、アップルフレーバーが多い。



見事に男性ばかり。


超~~~~~~~~素敵なおじいさん2人発見!!!かっこいいラブ



「一緒に写真撮ってラブラブって言ったら、おじいさん照れちゃった。



あー素敵!

シリア素敵過ぎる!キラキラキラキラキラキラ

 

チューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジチューリップオレンジ

 

内戦でスークは大半が消失し↓アレッポ城もかなりのダメージを受けたそうぐすん

https://www.wmf.org/project/souk-aleppo

より写真お借りしました。

 

アレッポの旧市街の今の写真を見ると悲しくなってしまうねぐすん

まさかあんな穏やかで平和な印象だった国がこうなるとは、当時は想像も出来なかった。

 

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<本日の出費>

宿 220
パン 20
電熱コイル 40
サレップ 5
キャンドル 10
夕食 65
ネット 120(2時間)
計 480シリポン=約1080円

 

宿 220
ピザ 20
ホブズ 5
香水 25
トイレ 15
アレッポ城 150
夕食 65
シーシャ 55
バナナ 40

計 595シリポン=約1340円

 

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