2007.12.21

<本日の移動>9:00シーラーズ→バス15:30エスファハン



今日は数日振りの移動だ。


7:30出発予定のバスのチケットは昨日購入済み。

バスターミナルに到着して、その辺のおじさんにチケットを見せて聞くと、



「あぁ、9番ホームって書いてあるね。」

 

 

って言うからそっちの方に歩いていると、別のおじさんが近寄ってきた。


「あぁ、これね。今日はこのバス無くなったよ。うちの会社のバスは8:00発だから。オッケ~?カム!」

 


は!!??うっわ~~~、インド人みたいな嘘ついてきた。

その手には乗らないよーだ。


イランにも嘘を言って自分のところのバスに乗せようとこういうセコイ騙しをする人が居るんだなぁ〜!!あーやだやだ。

 


おじさんを無視して9番ホームへ。


それでもおじさんはしつこくついて来て、


「ミス!!こっちに来て。そのバスは無いから。GIVE ME YOUR TICKET!」



って、私のチケットを取ろうとする。


奪われてたまるか!!!しょんぼり


やだやだ!自分で確認するっつーの!!
も~しつこい。お前ほんとインド人か!!



って思いながら、昨日バスチケットを買ったカウンターに行って、チケットを見せると、



「このバスは今日キャンセルになったから、こっちの会社に変更します。」



ってチケットを交換された。

 


え!!ポーンほんとだったの!!!!??

 


おじさん、疑ってごめん~~~~~笑い泣き
そうだよね、イランだものね、そんな騙しはないよね。

インド人か!とか思ってごめんね~~~~~お願い



バスの中からの景色。やっぱり街と街の間は砂漠が続く。



隣の席のおばさんが片言の英語で話しかけてきて、仲良くなった。


$Sonokoの一人ときどき二人旅

エスファハンに到着すると、おばさんは私をバス停まで連れて行ってくれて、

自分の持っていた市バスの券を二枚、私にくれた。



その上、他の乗客たちに「彼女~で降りるから教えてやってね。」って声まで掛けてくれた。



イランの人たちは、一体どういう教育を受けているんだろう?

他人への親切がほんとハンパない!やっぱりイスラム教の教えが関係あるの??



バスの窓から見える景色と、ガイドブックの地図とを見比べながら乗っていると、
突然アミールカビールの看板が目に飛び込んできて、慌ててバスを降りた。



アミールカビールは、バックパッカーたちが集まる宿。

殆どの外国人バックパッカーがここに宿泊すると言う。



久し振りに日本人や他の外国人旅行者とワイワイ出来るかな~音譜音譜



って中に入ると、


「ドミはフル。シングルは10万リアル。」


がく~~~~~~~~~っチーン


「じゃあ8万リアルにしてあげるから、明日ドミが空いたら移ったら?」



「う~~~~~ん。イランに来てからずっと5万か6万リアルしか払ってないから、8万は払いたくない~。」



ってガイドブックで他の宿を探し始める私を見て、



「わかった。じゃぁ3人部屋を開けてあげるから、ドミと同じ4万リアル(約476円)でいいよ。

 

バックパッカーたちが好きだからね。高くしたらバックパッカーが泊まれなくなっちゃうからね。」

 


わ~~~~~~い!!!いいおじさん!!さすが人気の宿キラキラ


荷物を置いて外に出ると早速、アミールカビールのドミに泊まってる日本人に会った。

ひろくんとアキちゃん。


すぐに話しかけて、夜ご飯を一緒に食べる約束をした。嬉しいな~~!



ネットに行くと、超高速。イランに来て一番速い!!

ネットも速いし、宿も安いし、旅行者もいっぱい居るし、長居しちゃいそう。



夕飯は、チェロウモルグ(チキンの煮込みとご飯)


 

22000リアル=約260円と、いつもの食事と比べると少し高めだけど、

久し振りにちゃんとしたご飯。鶏肉もすごーく柔らかくておいしかった!



何よりも、人と喋りながら食べるご飯は、美味しいね~~~!!sei



ひろくんとアキちゃんは、インドもバングラも大好きだから、すごく話が合った。

とってもいい人たちだった!


宿に戻って、みんなのドミで夜中の1時半まで喋った。

トルクメニスタンからずっと一人で寂しかったから、今日はとっても楽しかった~!


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2007.12.22


アミールカビールのすぐ隣にはサンドイッチ屋がある。

昼食はハムサンド。今後もここにお世話になりそうだ。



同じドミトリーのスペイン人のデイビッドに会って、エスファハンの一番の見所で世界遺産のイマームスクエアに一緒に行くことにした。



思ったよりも広~~~~~い!


ウズベキスタンのレギスタン広場の建物の造りと似てるけど、規模が全く違う。



ここはモスクや宮殿に囲まれていて、
かつては「ここには世界の半分がある」とも言われたらしい。



馬車にも乗れるよ。


イマームモスクは、今まで見たモスクで一番美しかった。










それから、ハージュー橋へ。


とても美しい橋と川で、なぜか日本を思い出すような懐かしい光景だった。



そこで日本に行った事があるというイラン人のおじさんが話しかけてきて、

デイビッドと私を宿まで車で送ってくれて、明日のお昼ご飯を一緒に食べる約束をした。



同じ宿の韓国人のグンホに「夜ご飯一緒に食べに行かない?」って誘ってみると、

 


「イラン人の夫婦に誘われてるけど一緒に行く?」って言われて、便乗することにした。

 


35歳のレザーと奥さんの24歳のネダ。

 

レザーは4年間韓国で英語教師として働いたことがあって、英語も韓国語もペラペラ。



エスファハンでとても有名なチャイハネに連れて行ってくれた。(アーザーデガーン)

これはすごい!!古道具が所狭しと並べられる、何とも言えない不思議な空間。



アーブグーシュートという料理を食べる。

ディズィーと同じみたい。


グンホとネダと。


「イラン人の女性でよく鼻に白いテープを貼っている人が居るけど、あれは何??」



って聞いてみると、あれは鼻を整形している人だそうだ。



鼻を高くするのではなくて、反対に低くしているか、鷲鼻を真っ直ぐにしているんだって。

 

 

しかも、整形をするのはお金持ちの証拠だから、あえてテープを貼って見せているとか。

日本では整形したことを隠す傾向があるのに、面白い。



食後に二人のマンションにお邪魔した。
初めて入らせてもらうイランの一般のお家。


ワーーーーーオ!!!!広い!きれい!!
$Sonokoの一人ときどき二人旅
 

とっても素敵なマンション~~~~!!!

 

二人は8時から夕方6時くらいまで働いているらしい。

子供は好きじゃないから要らないという。
イランも近頃は1人か2人くらいしか子供を持たない夫婦が多く、働いている人は日本人と同じくらい働く人も多い様子。



仲良しの二人を見ていて、

 

「いいなぁ、私も旦那さんが欲しいなぁ。」

 

って言うと、


二人揃って、

 

「結婚なんて自由がなくなるだけで良くない。キミはもう9ヶ月も旅行をしていてそっちの方がずっと羨ましいよ。」

 

って言われた。


今日は二人とじっくり色々な話をして、おうちまで見せてもらえて本当によかった!!メルシーーーーラブラブ



そうそう、イランではありがとうのことをメルシーって言う。



ガイドブックにはありがとう=ヘイリーマムヌーンって書いてあるけど、

一度もそれを聞いたことは無くて、いつもメルシー。



メルシーはフランス語のメルシーらしいけど、発音はフランス語のそれとは全然違って、普通にメルシーをカタカナ読みした感じ。



夜、宿の人たちと話していたら、
イラン→船でUAE(ドバイ)→オマーン→イエメン→エチオピア→アフリカ北上



って言うルートが急浮上してきた。今宿に居る人はほぼみんなこのルート。



それもいいなぁ・・・うーん


でも、今までずっとトルコでアジア横断を終えて一区切り、を目指して来たからここでルート変更するのはしんどいかなぁ。



やっぱり次はトルコかな・・・・

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<本日の出費>
タクシー 10000
宿 40000
夕食 22000
ネット 4000
計 76000リアル=約900円

宿 40000
昼食 5000
モスク 5000
夕食 20000
パン 6000
計 76000リアル=約900円
 

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