2007.12.15
毛布+寝袋で眠っても結構冷える。
イランと聞くと温かいイメージかもしれないけど、冬は結構寒い
朝はみかんとビスケットで済ませて、お昼はソーセージサンドイッチ(4500リアル=約54円)
イランで安く食事を済ませようとするなら一番いいのがサンドイッチだ。
ショーケースに色々な具が並んでいて、好きな具を選ぶ。
コッペパンみたいなパンに、ケチャップ和えのソーセージとかポテトとか、
ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)とか野菜とかを挟んでくれるんだけど、
どの街のどこでも簡単に見つけることが出来るし、とにかく安い。
貧乏バックパッカーは毎日一度はサンドイッチを食べてると思う。
サンドイッチで腹ごしらえした後は旧市街をぶらつく。
これは民家なのかな?
このてっぺんについているものは、バード(風)ギール(得る)と呼ばれる「風採り塔」。
内部には水が溜められていて、外から風が入ってくると、水で冷やされた空気は屋内へ、熱い空気は屋外へと流れるように造られている。
バードギールはいわば、天然のエアコン。昔の人の知恵だね
これは、ウズベキスタンで見たモスクやマドラサと似てるね。
斜めだなぁ~。落ち着けるのかしら。
水タバコやさん。
残念ながら、イランでは最近公共の場で水タバコを吸うことが法律で禁じられたんだって。
以前はチャイハネでチャイを飲みながら水タバコを吸うことが出来たらしい。(2007年当時の話)
ペルシャ語の看板。異国に居る感じがする〜!
モスクに行きましょ。
壁のタイルのデザインがかわいい!!
されてとってもキレイな時間に、広場のベンチに座ってぼーーーーっとしていた。
そこへ五人の少年たちがやってきて、「ガムを買って」って言って来た。
貧しい子供たちが、こうやって街中に立ってガムを売っているのだ。
中央アジアには子供の物乞いや物売りが殆どいなかったけど、イランに入ってよくこの光景を見るようになった。
大した額でもないけど、ガムを噛む習慣もないから、この前同じような少年から買ったガムもまだ開けていなかったし、
五人全員から買ってあげるわけにもいかないし・・・・
私は適当に彼らと話したり遊んだりして、結局買ってあげないままバイバイした。
日が落ちてアミールチャフマーグに灯りが点った後夕食に出ると、
少年達がまだガムを売り続けているのが見えて、胸がチクリと痛んだ。
今日は頑固オヤジの店は避けて、一軒目のケバブ屋に入った。
昨日とは違って、とっても優しくて陽気な店主だった
ケバブを頬張る私の前に突然現れたのは、20年前にイラクから亡命してきたというおじさん 。
私とほんの1、2分喋ると、
「キミの分、払っておいたからね。NICE TO MEET YOU!」
と言って、爽やかに去っていった。
何なの!!!??この親切さ!!!
どうして、たまたま居合わせた初対面の人間に、ここまでさらっと当たり前のようにご馳走してあげられるの??
不思議になるほど、みんな親切にしてくれる。
イランにはあまりにも親切な人が多すぎて、私の胸は熱くなりっぱなし
親切を受けた分、私も他の人にこのお返しをしなきゃ。
あぁ、さっき少年達からガムを買ってあげればよかった!
5人全員から買ってあげたって大した額じゃないのに!
広場にもしまだ彼らが居たら、ガムを買おう。
って思いながら広場に戻ると、もう居なくなってしまっていた・・・ごめん。
今日も色々な人、ありがとう!!
明日、次の街シーラーズに出ようと思ったけど、体を休める為にもう一日居よう。
今後の目標は、年越しをイスタンブールの日本人宿で迎えること!!
今のペースで進めば十分間に合いそう
イランのイメージはあまり良くないと思うけど、本当にめちゃくちゃ親切な人が多いよ。
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<本日の出費>
宿 50000
サンドイッチ 4500
シュークリーム小5個 3500
ネット3時間 20000
ティッシュ 1500
写真をCDRに焼いてもらう3000
計 82500リエル=約986円