2007.12.14


<本日の移動>11:30ケルマーン→バス→16:00ヤズド



昼と夜の気温差が激しいらしく、明け方寒くて目が覚めたさむい。

熱っぽい。疲れもすごく残ってる・・・


でも、バスのチケットを買っちゃってたから、バファリンを飲んでサンドイッチを食べて出発〜〜〜!!



バスターミナルで、英語が出来る若い男性が話しかけてきた。



「イランの大統領をどう思う??」


「うーん、それに関して話せるほどの知識がない。」

 

 

って言うと、

 

「これキミに。イランの大統領のことが書いてあるから。」

 

 

って全部ペルシャ語で書かれた新聞を二部もくれた。



「あ、ありがとう・・・」ってもらったけど、ペルシャ語、よめないっつーーーの!



イランの人は、自分達の国が世界からどう思われているのか、とても気にしているらしい。



今日も少年達にいっぱいからかわれる。
「ヤンゴン!!ヤンゴン!!」ってどこでも言われるけど、



ミャンマー人じゃないですけど?どういうこと??と思っていたら、流行っている韓国ドラマの主人公の名前らしい。

まぁ韓国人でもないですけど???

 

 

イランでは昔「おしん」が大流行したって言うから、「おしん!!」ならまだ許せるのに。



ヤズド行きのバスは超快適だった。
イランのバスはエアコンがガンガン効いていて、必ずジュースやスナックが出てくる。



サービスはとってもいいのだけど、トイレ休憩がとても少ないか、今日くらいの移動時間だと5時間近くでもノンストップだ。



トイレが近い私にはきつくて、せっかくジュースを出されても飲まないでガマン汗



隣の席の女の子は、ピーナツやみかんを分けてくれて、優しかった。



4時間半後、ヤズドの街に到着。
$Sonokoの一人ときどき二人旅


ヤズドに到着すると、バスのドライバーが「どこまで行きたいんだ?」って聞いてきた。



「アミールチャフマーグまで。」

 


「じゃぁそこまで10000リアルで行ってやるよ。」



すると、それを聞いていた客待ちのタクシードライバーが、「客を取るなメラメラ!!」って激怒し始めた。



バスのドライバーも、

「何言ってんだ!!オレはケルマーンから彼女を乗せてきたんだ!ドンッオレの客だ!」



みたいなことを多分言ってて、喧嘩が始まって、私のバックパックをギューギュー取り合っている。



も~~~子供かガーンダウン
あーもうこういうのいや。私に選ばせて!

 


結局私はバスドライバーを選んで、無事アミールチャフマーグまで到着キラキラ



このすぐ横に、アミールチャフマーグって言う安宿がある。

ここはバックパッカーが集まる宿だとガイドブックに書いてあった!



誰か話し相手が居るかもしれない音譜音譜音譜


期待して行ったら、日本人はおろか外国人も誰も居ない。ガックリ・・・ショボーン

やっぱり古いガイドブックの情報は古いのか。



でも宿の感じはとっても好き。部屋の窓からきれいにアミールチャフマーグモスクが見える。

(50000リアル=約600円)



さぁ、腹ごしらえに出かけよう。
このモスクの下をくぐっていくと、食堂が並んでいる。



開いていたケバブ屋さんに適当に入った。


お店のおじさんは、いわゆる頑固オヤジと言う感じで、黙々とケバブを焼き続けている。



「ハロー」と言っても、聞こえているはずなのに顔を上げてくれさえしない。



あれ・・・イランの人はいつもなら外国人の私に必ず気を遣ってくれるし、話しかけてくれるのにな・・・・



一向に私の方を見てくれないおじさん。

困ってモジモジしていると、お客さんの一人のおじさんが話しかけてきてくれた。



そして、私の代わりに頑固オヤジに話し掛けてくれると、



「ワシの分かる言葉で、ファルシー(ペルシャ語)で言って来なきゃわからんだろドンッ!!!」



って言ってる、って教えてくれた。


そうか。そうだよね。


イランでは、こっちが外国人ってわかるといつも向こうから歩み寄って一生懸命理解してくれようとするから、

それに甘えすぎていたことに気がついた。


もっと積極的にペルシャ語も使ってみようとしなくちゃいけないな。



ガイドブックのペルシャ語のページを見ながら、勇気を出してもう一度頑固オヤジに「チキン1個」ってペルシャ語で言いに行った。

 

 

それにしたってこの頑固オヤジ、ちょっと意地悪なんじゃない??外国人が嫌いなのかな???



通訳をしてくれたお客さんのおじさんは、15年アメリカに住んでいたことがあってネイティブ並にペラペラだ。



11歳の息子、ムハンマドくんもとっても賢そうでかわいらしい。



横に座って一緒に食べさせてもらった。
久し振りの、誰かと一緒にお喋りしながらの夕食はとっても楽しかったチューリップ赤



とってもいい親子だった。素敵な時間をありがとう~照れ

親子の温かさに触れて宿に帰ると、また少し寂しくなってしまったあせる



イランに来てめんどくさいことが一つ。
私の泊まる安宿は、トイレとシャワーは共同。



だから、夜中に急にトイレに行きたくなっても、いちいちスカーフとコートを着用して共同トイレに向かわなくてはいけない。



コートまで着る必要はないのかもしれないけど、一人だし、守ってくれる人は誰も居ないのだから、仕方ない。



今日もいい1日だったキラキラ

チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤

で、この後私はペルシャ語を覚えようとしたのかと言うと、英語が通じる人が助けてくれる場面が多くて、結局全然覚える努力をしなかった(笑)

 

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  <本日の出費>
宿 50000
サンドイッチ 5000
タクシー×2 20000
夕食 10000
みかん5こ 3000
水 3000
計 91000リエル=約1088円

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