【ここまでのルートをおさらいニコニコ

 

神戸→中国→チベット自治区→ネパール→インド→パキスタン→インド→バングラデシュ→インド→パキスタン→中国新疆ウイグル自治区→キルギス→カザフスタン(素通り)→ウズベキスタン→トルクメニスタン(日本を出て約8ヶ月ちょっと)

 

 

2007.12.7


<本日の移動>9:30→車→国境(約40分)車→ダーシュオグス駅→14:30→バス夜行→



今日はウズベキスタンを出る日だ。


シェアタクシーで安く国境まで行こうと思ったけど、キルギス初日みたいに、4人集まるまで何時間も延々と待つのはイヤ!!



15000スム(約1270円)払って、一人でタクシーに乗って国境まで向かった。

今回はお金で時間を買うのだ!!


トルクメニスタンとの国境付近は、昔ながらの平屋の農家と黄土色の大地が続いていて、

草や藁が黄金に輝いて、まるで絵画みたいな風景。

うっとりするほど美しかったラブラブラブラブラブラブ


とても小さなイミグレで、現地の人たちが大勢待たされている中、

私は即入れてくれてすんなりイミグレとカスタムを通過した。



地獄絵図のような入国時とはえらい違いだ。


ウズベキスタンを去る時、キュンと切ない気持ちになって何度も何度も振り返ってしまった。

好きだったってことだな~~~~。


バイバイ、ウズベキスタン。
バイバイ、ポリス
バイバイバイバイバイバイバイバイバイバイ

 

 

リアルケイドロは、私の勝ちね☆ウシシウシシウシシ

 


トルクメ側へは、乗り合いタクシーで200スム。

 


トルクメ側もすんなり通過、英語を話せる係員が多かった。



到着したのは、ダーシュオグスという町。
またまたタクシーで駅へ向かう。


ダーシュオグスから、列車で一気に首都のアシガバートへ向かってしまう予定だ。

$Sonokoの一人ときどき二人旅

なぜなら、トルクメニスタンには5日しか居られないから!!

この国は、ツーリストに5日間の「通過ビザ」しか出してくれないの。



もし他の街に寄って不測の事態が起こって5日以内に抜けられなかったら怖いから、

なるべく早くイランに近い街まで行っておきたい。だって私ビビリだからね。



駅で今日出発の列車を聞いてみると、「満席」ガーンが~~~ん。

列車に乗るの楽しみにしてたのに~しょぼん!!


じゃぁバスで行くか、乗り合いタクシーで行くかって迷っていると、あっという間にすごい人が集まってきて囲まれた。



「アシガバートか?タクシーに乗るか?」



「バスに乗りなさい。」



「タクシーの方がいいよ。」


どうしようどうしよう。


タクシーだと夜中に到着してしまうから危ない。

バスなら明日の早朝6:00到着。


バスに決まりグッド!!!


バスの発車までは二時間もある。

外はものすごい寒ささむい。バスの中で待つことにした。



既に乗り込んで待っている乗客と、物売りのおじさんが私をネタにして何やら笑っている。



からかわれているんだろうなぁ。

あまりいい気はしなかったけど、あえて「それなに??」って、おじさんの売っていた物を指差して話しかけた。



覗いてみると、中国でもよく食べられているヒマワリの種みたいな種だった。

周囲を見回すと、みんなそこら中でカリカリ、カリカリ、種を齧っている。



ヒマワリの種は美味しいだけじゃなくて、いい暇つぶしになる。

私も買ってカリカリ、カリカリ。


グラス一杯でたったの5円。安いおやつだ。


14:30バスが出発した。
隣が居なかったから、二つのシートを一人で使うことが出来た。



ダーシュオグスの街を出ると、後はひたすら砂漠、砂漠、砂漠。



夕日が地平線の向こうに落ちていくのを見たのは、久し振りだったことに気がつく。

きれいだなぁ。


21:00 休憩でバスが砂漠の真ん中に停車した。



外に出てみると、落ちてきそうなくらいの星、星、星、星、星キラキラキラキラキラキラキラキラ



わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
こんな星空はパキスタンのフンザ以来だ。
そういえば、長いこと自然から離れていたな~。



オリオン座がすごく低く見えた。


しばらくうっとりと星空を見上げていると、おじさんが「きれいだろう?」って仕草をしてきた。



「日本、星、少し。トルクメニスタン、いっぱい。きれい!!!」

 


って英語で一語一語ゆっくり言いながら、

ジェスチャーで伝えると、


おじさんはニコリとしながら、空の星を掴んでは胸ポケットに入れる仕草を何度も何度も繰り返した。



「ポケットに入れて日本に持って帰ったら?」

 

 

って言ってるんだ。
なんてロマンチックなんだろうおねがい


深夜1:00、バスがチャイハナに停車した。このおばちゃんたちの前に座った。



ドルマ?ドーラマ?という、パンをちぎったものの上にスープを掛けたような食べ物を食べる。

アツアツでおいしい。



ふと、「言葉が通じない状況に慣れたなぁ。」と思った。



ロシア語圏に入ったばかりの頃は、言葉が通じないことが不安で怖くて外にも出られなかったし、居心地が悪かったけど、今は平気になった。



それどころか、砂漠の真ん中の掘っ立て小屋みたいなチャイハナの中で、

こうやって全く言葉の通じないおばちゃんたちに囲まれて、温かさや居心地の良ささえ感じている。



私はおばちゃんたちを眺めながら、
なんて素敵な夜なんだろうチューリップ黄と一人で勝手に感動していた。



外の突き刺すような寒さとは反対に、バスの中は暖房が効き過ぎて猛烈に暑い。



シートに横になって星を眺めながら眠りに落ち、暑すぎて大汗をかいて目が覚め、コートを脱ぎ、



火照ったほっぺたを冷たい窓ガラスに押し当てて冷やしながら眠りに落ち、汗が冷えて寒くてまた目が覚め、コートを着る。



そしてまた窓の外の星に感動しながら眠りに落ちる・・・



トルクメニスタン初日はとても印象深い日になった。


チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤


トルクメは余程興味をそそられなかったのか写真が殆どない💦

もっと撮ればよかったのに〜何で〜えーん


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<本日の出費>
タクシー 15000
バス(国境→トルクメ側)200
タクシー(→ダーシュオグスの駅3000
計 18200UZS=約1540円

タクシー(駅→バザール)20000
バス(ダーシュオグス→アシュガバート)

80000
サモサ二個 6000
種1グラス 1000
夕食15000
計 122000TMM=約610円

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