【ここまでのルートをおさらいニコニコ

 

神戸→中国→チベット自治区→ネパール→インド→パキスタン→インド→バングラデシュ→インド→パキスタン→中国新疆ウイグル自治区→キルギス→カザフスタン(素通り)→ウズベキスタン(日本を出て約8ヶ月)

 

 

 

2007.11.22


<本日の移動>→→8:30カザフスタン/ウズベキスタン国境→車→タシケントの宿へ

 


 

8:30 カザフスタン-ウズベキスタン国境に到着。

 

 

グーグー寝っぱなしで、結局一晩で抜けてしまったカザフスタンの景色は全く見てない。


カザフ側のイミグレは人は多かったものの大した混雑はなかった。


昨夜のバスで色々助けてくれたウズベク人紳士と、トイレに連れて行ってくれた20歳の女の子と一緒にウズベキスタン側に入ると、



ものすごい人、人、人!!!


狭い通路の中にものすごい人が詰め掛けて押し合い圧し合いしている。


普通に並ぶと言うことが出来ないのか、この人たちは!!


私も中に入ると、

前からも後ろからもぎゅーぎゅー押され、息も出来ないくらい苦しい~~~~滝汗


通勤ラッシュなんて目じゃない。


あまりの苦しさに泣きそうになる。


ウズベク紳士と女の子が、はぐれないようにずっと腕を掴んでくれて、

周りの人には「押すな!!!」と声を掛けてくれた。



紳士が、

 

 

「ソノ~~~カ!!!スマイルスマイル!!グッもう少しだから!!」

 


って励まし続けてくれたお陰で、何とか泣かずに済んだ。

 


いつ将棋倒しになって大勢死んでもおかしくない無秩序さ。



あちこちから女性の悲鳴や怒鳴り声が聞こえ、赤ちゃんは泣き出し、



並ぶことに疲れた人々は鉄の柵をよじ登って乗り越え、警官の見ていない隙に隙間から中に滑り込む。



警察はそういう男たちを引きずり出しては蹴ったり殴ったり。


おじいちゃんも柵にぎゅーぎゅー押し付けられて死にそうになってたし、



おばちゃんも警官と怒鳴り合いになって荷物を放り投げられて 泣き叫んでたし、


もーーーーめちゃくちゃ笑い泣き


こーーーーーーんなカオスなイミグレ、今まで見たことない!!!!!


私が人を押したり、隙間にサッと入り込んだり出来ないのを見る度に、



「ソノ~~~カ!!!急いで!!ここではのんびりしてたらダメだよ!」


と呆れるウズベク紳士。

 

 

いえ、のんびりしているのではなくて、

日本人は押したり割り込んだり出来ない国民性なんです・・・



このままではいつまでたっても中に入れないと思ったウズベク紳士は、


「ソノ~カのパスポートを貸してくれひらめき電球


大混雑の中、日本のパスポートを警察官に向かって高々と掲げて見せた途端、

 

 

ははぁ〜〜〜お願いキラキラキラキラキラキラ

(とは実際言ってない)

 

 

と、サッと扉を開けて、私たちだけ先に通過させてくれた。



すごい!!さすが日本のパスポート!!

水戸黄門の印籠並みクラッカー


二度とあの国境は通りたくない~〜〜!!

チーンゲッソリ。


やっと入国を済ませて、紳士と女の子と3人でタクシーをシェアしてタシケントの街中まで出て、チャールスゥの辺りで降ろしてもらう。



紳士には本当にお世話になって、いっぱいっぱいお礼を言って別れた。

助かった~~~!!でも、紳士も私の印籠のお蔭で助かったかもね笑い泣き???



チャールスゥに到着して、カラマット・アパの家と言う闇宿を目指す。

ここも団地の中の普通のおうちだけど、こんな殴り書きの適当なメモだけでも簡単に見つけることが出来た。

 

 

ウズベキスタンには、まだレギストラーツィアというめんどくさい規則が残っている。



レギストラーツィアとは、外国人がウズベキスタンに入国した際に行わなければいけない「外国人登録」のこと。

旧ソ連時代の外国人管理の方法が今も残っている。



通常は、ホテルにチェックインした際にホテルが登録をしてくれて、登録済みを証明する紙をもらえる。



外国人はその紙を持ち歩き、出国時や、街中で警官に提示を求められたら見せなければいけない。



レギストラーツィアを怠ったことが発覚すると、5000ドルの罰金を取られたり、

サイアクの場合は国外追放されることもあるらしい。

 

 

実際に国外追放になった日本人女性バックパッカーの話もビシュケクの宿で聞いた。

 

 

闇宿では、レギストラーツィアは発行してもらえないからリスクを背負うことになるけど、

それでも闇宿のカラマット・アパに泊まる事にした。



なんでって、安いから!!
朝食、夕食込みで8000スム(約6ドル)!!


ガイドブックに載っている一番安い正規の宿は10ドル。

今後もまだまだ旅が続く私には、1日4ドルの差は大きい。しかも二食付きはありがたい。



国境越えでヘトヘトになって3時間眠ったあと、チャールスゥバザールをブラブラして、

ハンバーガーを食べてやっと落ち着いた。



それからガイドブックを見ながら、ハドラホテルを探しに行く。ハドラホテルは正規のホテル。



「闇宿に泊まっていてもハドラホテルに行って頼めば、レギストだけ発行してくれる」



って言う情報を頼って行ってみると、全く相手にされず、追い返された!!!


トボトボ・・・・


ハドラでレギストを出してもらえると思ってたのに、これはまずいな・・・


宿に戻ると、日本人の男の人がチェックインしてた。

中国のカシュガルで同じ宿だった田井くんも遊びに来た。


夕食はこれ。牛肉のプロフ、トマトと大根ときゅうりのサラダ、ピクルス、パン、チャイ。


 

おいしかった~~キラキラ

ウズベキスタンも以前から行ってみたかった国だから楽しみだ!

 

 チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤

 

現在もレギストラーツィアの制度はあるけど、

日本人はビザが免除になって少し旅がしやすくなったかな?

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<本日の出費>
宿 8000
タクシー 3000
水 500
バーガー 1500
梨1キロ 1900
計 14900UZS=約11.5ドル=

1260円

 

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