2005年の冬休み3週間で行った29歳の時のインドの話です。
今日は7時にパッと起きて、バスに乗って二時間、チェンナイのバスターミナルへ。
そこから更に市バスに乗って1時間、チェンナイセントラル駅に到着。
5日後のコルカタ行きの列車のチケットを買いに来たのだ。
マハーバリの旅行会社に頼めばいい話なんだけど、
コミッションも掛かる上に、頼んだシートと違うシートを勝手に購入された事もあったから、
自分でちゃんと確認して駅で直接買いたかった。
何せコルカタまでは32時間くらい掛かる。
ずっと横になっていられるアッパーシートじゃないと体がもたないもんね。
無事アッパーシートのチケットをゲットした後は、
ショッピングセンターのスペンサープラザへ向かうバスに乗り込んだ。
座席は埋まっているものの、そんなには混んでいなかった。
他にスペースはいくらでもあるのに、
立っている私の後ろにぴたーっとくっついている若い男がいた。
「いやだなぁ、気持ち悪いなぁ~こいつ絶対危ないやつだ。」
と警戒していたその時、
バスが前を走ってたオートリキシャに激突した。
ドーン!!!
その衝撃で私はその男と共に宙を舞い、運転席のすぐ側まで飛ばされた。
着地したその瞬間、男は私の背後から両手で胸を掴んできた。掴むほどないけど。
しかも、しばらく離そうとしない。
こんな状況の中でもチャーーーンス!!とばかりに触ってくるなんて、
なんてすごい痴漢魂!!
あまりにも堂々としてたから、
もしかして痴漢じゃなくて、私を助け起こそうとしてくれてるのかと思ったくらい!
怒るタイミングを逃してしまい、男には何も言えず くやしー
スペンサープラザに到着すると、乗客たちが口々に「ここだよ。」って教えてくれた。
書店に入り、孤児院の人にリクエストされたアルファベットと数字のポスターを購入し、
美味しいクッキーも買って、またバスに乗り込んだ。
今度のバスはめちゃくちゃ混み合っていた。
普段は車掌さんが順番に料金を徴収しに来るのに、混みすぎて動くことが出来ない。
見ていると、「どこどこまで何枚お願い。」って渡したお金が
伝言とともに人から人へと手渡しされて行って、
車掌さんがお金を受け取ると、
また人から人へとチケットが手渡されていっているようだった。
私は柄にもなくその時はモジモジしてしまって、なかなか言い出せない上に、
降りる場所もわからず、ずっとどうしよう〜って困っていた。
そしたら、隣のインド人が携帯を取り出して、いきなり流暢な日本語で話し始めた。
えっ??日本語わかるの???
その人の通話が終わってから話し掛けると日本人にタミル語を教えている人だった。
私の代わりに彼がチケットを買ってくれ、
降りる場所も教えてくれて、バスターミナルまで行くリキシャも全部手配してくれた。
助かった~~~!!!おじさん、そしてインドの神様ありがとう
こうして無事マハーバリプラムまで帰って来た。
ヒンドゥ教の女性によって食堂やホテル、家の玄関先に毎朝描かれるコーラム。
紋様は、祖母から母へ、母から娘へと代々継がれていくもので、
家系によって異なるんだって。詳しくはこちらから↓
https://photrip-guide.com/2016/07/28/kolam/
ヘトヘトで宿に戻って、夜ご飯は宿の食堂でチキンモモを作ってもらった。
おいし~い
クリシュナは
「僕の店で何を食べても何を飲んでもフリーだよ。」
って言う。今日もちゃんと払おうとしたのに絶対に受け取ろうとしなかった。
行きづらくなっちゃうなぁ
夜はいつものようにトモくんとクリシュナと屋上で寝袋に包まりながら星を眺めて過ごした。
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