再投稿です!
2011.12.26
<本日の移動>→→6:00NJP→→6:45シリグリ10:30→→18:00ペリン
17:30に寝たらさすがに2:30に目が覚めてしまった。暇だから撮影会~~。
夜中の列車の怪しい雰囲気、好き。
またウトウトして、5時ごろまた起きる。
列車の中のモーニングチャイ(5RS=約7.5円)
6:00 列車が停車した。
インドの列車はアナウンスがない上時間通りに到着することはまずないから、到着予定時刻が近付いた頃から、
人に聞いたり外を見たりしてチェックしなければいけない。
私の降りるニュージャルパイグリ(NJP)には6:30の到着予定だ。
遅く着くことはあっても、早く着くことはまずない。
周りのインド人に聞いても、「NJPは次だ。」って言うから安心して待ってた。
と思ったら、急に周りのインド人が
「NJP!!!」「NJP!!!」と大騒ぎして大急ぎで荷物をまとめ始めた。
聞くと、「もうここがNJPだった!!!」って言うから、私も慌ててバックパックを持って降りた。
30分も早く着くなんて珍しい!それにインド人が焦ってる姿を見るのも珍しい
早朝のホームには人が転がってる。
さぁ、出口はどっちかな~。と駅構内をキョロキョロしていると、女の子がニコリとしてくれた。
聞くと、「私たちもそっちにいくから一緒に行きましょ。」
ダージリンからの家族で、インド人じゃなくて日本人みたいな顔をしている。
「顔が似てるからホッとするわ~。」
って言うと、
「僕たちもそうだよ。」とお父さん。
「NJPからシリグリまではオートリキシャで50RSだよ。」
と教えてくれて出口でバイバイした。
すぐに男が声を掛けて来た。
「シリグリまでいくら?」
「50RS(=約75)円だ。」
「OK!!!!じゃあ乗るわ。」
とついていくと、オートリキシャかと思い込んでいたら、サイクルリキシャだった!
そっか、時間掛かるな、と思ったけど早朝のインドを走るのはサイクルリキシャの方がずっと気持ちがいい。
彼のサイクルに乗ることにした。
しばらくすると「70RSにして。」と男。
出た~~~~~~~。
けど、20RSの差は日本円でたったの30円。
サイクルリキシャワーラ―のこのガサガサでガリガリの脚に弱いんだよね
一生懸命漕いでくれている彼を見ると、「OK!!」と言ってしまった。
30分ほどでシリグリのバススタンドに到着。
ここからすぐに目的地までのジープに乗れればいいのだけど、
シッキム州は外国人が入るにはまずここでパーミットを取らなければいけない。
昨日コルカタのシッキム州観光局に行って予め取っておこうと思っていたら、運悪く昨日は日曜日でオフィスが閉まっていた。
ここのオフィスが空くのは10:00。あと3時間もある。
短期旅行だけに、こういう時間のロスがものすごく悔やまれる。
時間つぶしにブラブラ歩いてみる。ここどの辺だろう????
このシリグリはダージリンに行く時の中継地点でもある。
2007年にダージリンに行く時に私も一泊だけ滞在した街だ。
歩いていると、何となく見覚えのある道に出た。
あ!!!出た!!!コックローチミュージアムだ!!!
忘れられない宿泊になった。
懐かしい~~~~~!!
でももう二度と泊まらないから!!!
チャイでも飲もう(5RS=7.5円)こういう道端のチャイが一番美味しい。
あ、味があるよね・・・ミッキーじゃなくてマイクドール??
バススタンドにて。インド人が冬にこうやって頭にマフラーを巻くのがかわいくて好き。
バススタンドで朝食~~~。プーリー(20RS=30円)
そして食後のチャイ(10RS=15円)
このチャイが泥水か!って言うくらいめちゃくちゃまずかった!
今のうちに、今日の目的地ペリンまでの交通手段を調べとこうっと。
①ジープだと400RSで5時間。
でも、席が全部埋まり次第出発だからいつ出られるかわからない。
➁バスだと135RSで同じく5時間。でも10:30の一本しかない。
パーミットを取るのにどれくらい時間が掛かるのかわからないから、まだチケットを買うことは出来ない。
10:00になってオフィスに一番に飛び込んだ。って、私しか居なかったけど。
オフィサーはスローモーションがかかったみたいにゆっくり、ゆっくり、書類のページをめくり、
ゆっくり、ゆっくり、記入をしていく。
「10:30のバスに乗りたいの!!」と伝えても、超スローモーション。
オフィサーのリモコンがあったら早送りしたい!!
それでも15分ほどで(日本人なら5分で出来る)無事パーミットを受け取り、ダッシュでジープスタンドへ行くと、
「たった今出ちゃった・・・・」
ってことは、次のジープは人が集まるまで当分出発しない。
じゃあバス停だ!!!
「ソーリー、バスはもう満席よ。」
えええええええええ
長期旅行なら、「あ、そう、じゃあこの町で一泊して明日出ればいいか~。」だけど、今回の私にはそんな時間はない。
「私どーーーーーーーーしても今日ペリンに行かないといけないの。プリーズ!!プリーズ!!!」
と手を合わせて頼み込むと、
ドライバーが別の客をシートから床に座らせて、私を一番前の特等席に座らせてくれた
ありがとう!!!
床に座らされたお客さんは、運賃をまけてもらってた。
10:30バスは予定通り出発。
てことは、15:30にはペリンに着けるのね!!と思ったら、早速鉄道駅で30分停車。
何やら色々荷物を積み込んでる。
やーなーよーかーんーーーー
サトウキビジュース屋さん。
ゴチャゴチャの町を過ぎて、きれいな森の中を通って、山道に入った。
あ、サルだ。
こっちの人ってバスとか車の上に乗るよね~。
道は徐々にガタガタになってなかなか進まない。
途中の町で停車して、積んできた荷物や郵便を降ろしたりもしている。
チベット系の顔が増えて来た。
OH,NO!!土砂崩れ
これでもまた数十分のロス。
15:00ジョレタンのバススタンドに到着。
「ここから後どれくらい?」
とドライバーに聞くと、「3時間だね。」
え??30分じゃなくて、3時間???
15:30到着予定だったのに、それじゃ18:00じゃん!!!
16:00までにペリンのお寺に行って、明るいうちにカンチェンジュンガを見て、と言う私の計画は完全に崩れ去った。
あー長期旅行ならこんなことでイライラしないのに、時間がないと思うと焦ってイライラしてしまう
取り敢えず腹ごしらえしよ。
モモ(チベットとかネパールの餃子)の屋台発見!!
お姉さんに現地の言葉でわーーーーっと話し掛けられた。ここは何語だろう?
ヒンディ語で「ヒンディ語わかりません」は言える。
ベンガル語で「ベンガル語わかりません」は言える。
ここの言葉は何だろう?ええと、ええと・・・
困った私の口から出たのはなぜか「ノー エンティエンド。」←スペイン語 笑
でも数字はヒンディとほぼ一緒みたいだ。
後からわかったけど、この辺りで話されているのはネパール語だった。
「30RSね?OK~~~!!」
と無事美味しいモモを購入することが出来た。
17:00 やっと一つ手前のゲイジンの町に到着したと思ったら、
今度は乗用車が道の真ん中でスタックしてて、バスが通れない。
乗用車に群がる地元の人たち。
あーだこーだ言ってるけど、全然車を動かせない。
もうイライラを通り越してだんだん笑けてきて、もう何時に着いてもいいやって気になってきた。
どうにかこうにか裏道を通って、18:00ペリンの町に到着した。
ばんざーい!
でもとっくに日は暮れていて、カンチェンジュンガも全く見えない。
夕食は近くの食堂でビーフトゥクパ。50RS=75円
標高2000メートルを超えるペリンはこの時期すごく冷え込む。
あったかいトゥクパは体があったまって最高!
宿のお姉さんが「今日お祭りやってるから行ってみたら?」って教えてくれて、
近所のグランドに行ってみると、夜店がいっぱい出ていた。
何やら面白いゲームをやってる。
ビール瓶の口の所に誰が一番に輪っかを通せるかを競ってる。
どうやらこれは賭け事のようで、お客と店主との間で頻繁にお札のやり取りが行われていた。
これは観覧車のチケット売り場だったかな?
ここで休憩して帰ろうかな。
さ、一日の終わりはあったかいチャイで。
今日は移動で疲れたなぁ。
それにしてもペリンは寒い。
カイロを貼って、ヒートテックにセーターにパーカー、ダウンに寝袋、毛布に布団二枚を掛けて眠った。
ポチッとお願いします
<本日の出費>
サイクルリキシャ(NJP→シリグリ)70
朝食 30
チャイ 5+5
トイレ×3=9
モモ 30
バス 135
電話 5
宿 200
夕食 50
チャイ 10
計 549RS=823円