再投稿です。

 

2011.12.27

<本日の移動>ペリン13:00→
車→ケチュパリ14:30



今朝は5時に起きて朝日が昇ってくるのを待つ。

宿からはカンチェンジュンガが見えるはず。


早朝のペリン

 



徐々に徐々に太陽の光がカンチェンジュンガを照らしていく。最高にきれい!!

カンチェンジュンガは世界で三番目に高いで、8586メートル。

 

 

 

そうだ、インドのシッキム州がどこにあるかというと、この赤い丸のところ。


ブータンとネパールと中国に囲まれている。
だから、ここに住んでる人たちは典型的なインド人というよりも、私たちみたいな顔をしている。

 

 

1975年にインドに併合されるまでは独立したシッキム王国だったらしい。



15世紀にチベットから逃れて来たニンマ派の高僧たちが移り住むようになり、その後シッキム王国が作られた。
下矢印

18世紀以降、ネパールやブータンに領土を侵されていく

下矢印

19世紀にインドがイギリスの植民地になった事に続いてイギリスの保護領となる

下矢印

1947年のインド独立後、シッキム王国の支配権はインドに引き継がれる

下矢印

1975年に国民投票で97%の有権者がインドへの併合に賛成。シッキム王国は消滅し、インドのシッキム州となる


その絡みで、今も外国人が入るのにパーミットが必要だったりするわけ。(2022年追記 現在は不要)


7:00からペマヤンツェ寺へ。チベット仏教のお寺。

 



マニ車は、一度回すとお経を一回唱えたのと同じ意味がある。






ちょうどお坊さんがお香を焚きながらお経をあげるタイミングに居合わせた。


今までインドのラダックやチベットで数え切れないほど立派なお寺を見てきたから、
ペマヤンツェは特に感動するようなものではなかった。


朝食はエッグロール(20RS=30円)

生地を卵と一緒に焼いて、

 

野菜を載せて、レモンやケチャップを掛けて、

 

おじさんのいつ洗ったかわからない素手でクルクルっと巻いて(笑)

 

完成~~~~!!

 

サクサクの生地で美味しいよ!!!


ペリンの町の展望スポットへ行ってみる。

 

最高キラキラキラキラキラキラ

 



そして丘の上のサンガチェリンのお寺へ。

標高が高いから息が切れるガーン


途中で出会った親子。力持ち~~~。


やっとのことで辿り着いたお寺は、残念ながらやっぱり「ふぅん」程度のチベット寺だった。




私を地元の人だと勘違いして声を掛けてきたムンバイからのインド人観光客。

「あの山の上の白いのは、ただ白いだけで雪じゃないよね?」と聞かれた。


きっと見たことがなかったんだなぁ。

「あれは雪だよ。」って教えてあげると、「あれが雪なのか!」って興奮してたよ。



おつかいでマンゴージュースを抱えてた子供。かわいい!

 



昼食は昨日のお店でポークモモ(40RS=60円)
普段食べてるモモは餃子に近いけど、ここのモモは肉まんに近い。美味しかった!


さぁ、そろそろチェックアウトだ。これが私の部屋(200RS=300円)


とっても感じがいい、いい宿だった。

 



13:00 ジープスタンドの側でチャイを飲んでいると一台のジープが到着した。
チベットの服を着た女の子が手を振っている。

 


「はるちゃんだ!!爆  笑

バックパックを取って、ジープの方に行く。


そう、私が今回シッキム州を訪れた目的の一つは、はるちゃんに会うことだった。

 


2005年くらいにネパールで会ったはるちゃんは、
その後このシッキム州のケチュパリという山奥の土地にお嫁に行った。


ペリンからケチュパリまでの1時間半、とにかく喋りまくった。


到着したケチュパリは本当に小さなところで、ほんとに山奥だった。
今でこそはるちゃんは家でネットを使っているけど、


最初の頃は「ネット屋さんまでジープで二時間」とか言っていて、
はるちゃんは一体どんなところに住んでるんだ??って、ずっと来てみたかったの。

素敵な所だ~~~飛び出すハート


早速はるちゃんのお義姉さんに紹介される。

右がはるちゃん。


ほんの少し知ってるネパール語で、名前を聞いてみる。



お義姉さんは「メロ ナーム チャリコンコン。」と言った。

 

 

「チャリコンコン!!」と大きな声でリピートする私に爆笑するお義姉さん。


はるちゃんが

「もー!!お義姉さん・・・アセアセほんと下ネタが大好きなんだから。」

 


「えっ?下ネタ??ポーン

 


チャリコンコンは地元の言葉で女性器のことだと教えてくれた。
もう!大声でリピートしちゃったじゃん!お義姉さんキョーレツ笑い泣き



旦那さんのソナムも紹介してもらって、一緒にケチュパリ湖を案内してもらう。

 

グリーンターラーというチベット仏教の女神の足跡の形なんだって。



ヒンドゥー教徒と仏教徒にとって聖なる湖。湖に向かってたくさんのマニ車が並んでる珍しい光景。








その後はお義兄さんが経営するゲストハウスへ。二人もここで暮らしている。


はるちゃんが「水が止まってる!」と言った。しばらくすると電気も止まった。


停電はよくあることらしいけど、

「水も電気も同時に止まるなんて一年に一度くらいしかない。」らしい。


まぁ、なんてラッキーなのかしら私笑い泣き
でもこの暗闇の中、夕食を作るのは大変だなぁ~~。


って思ってたら、しばらくして電気が復活ひらめき電球私もちょっとだけ野菜を切ったり手伝った。


いとも簡単に薪で火をおこして調理するソナム。


出来上がったお料理は、とっても美味しい

お魚とベジ。ソナム天才合格


そして食後は、トゥンバをいただいた。


ネパールでも何度か飲んだことがあるこのお酒。


黍(キビ)の実を発酵させたものに熱湯を注いで、実が口の中に入ってこないようにこういう特殊なストローで飲む。



一度だけじゃなくて、何度も何度もお湯を注いで飲めるから経済的。
私はめちゃくちゃ弱いから、普段お酒は殆ど飲まないけど、トゥンバの味は好きだし体があったまる~~。

 

 

一度カトマンズで飲み過ぎて歩けなくなって、サイクルリキシャで宿まで運ばれたことがあるから、程々に(笑)



ソナムとはるちゃん。
Sonokoの一人ときどき二人旅


ここケチャパリには先住民のレプチャ人、そしてネパール人、ブティヤ人(チベット系)が住んでいて、

ソナムはブティヤなんだって。日本人みたいだよね。



二人の会話は、日本語とネパール語と英語のミックスで、

例えば「パニ COMING まだ?(水まだ来ないの?)って感じで、とってもかわいらしい。



はるちゃんが最初に「シッキムの人と結婚する」ってメールをくれた時、え~大丈夫なのかなぁって心配した。

 


でも、今回はるちゃんとソナムの様子を見て、安心した。とーっても幸せそうだし、いい人照れ



こんな山奥の不便で寂しい場所で、

はるちゃんがもう1年半も住んでいられるのは、優しい愛するソナムと一緒だからなんだなぁ、って思った。



私はこんな不便なとこ住めない(笑)

旅行で行くには、と~っても静かでのんびりしたいいところ。
夜空には細かい星もめーちゃくちゃいっぱい見えるキラキラキラキラキラキラ


ただ、ペリンよりも更に寒い。めーちゃくちゃ寒い。
はるちゃんが寝るときに湯たんぽを用意してくれた!

 

至れり尽くせり。ありがたいお願いキラキラ

 

チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤

 

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<本日の出費>
ペマヤンツェ 20
朝食 30
ジープ(ペリン→ケチャパリ)60
宿 200
チャイ 10
昼食 40
計360RS=540円

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