1999年3月大学4年生の時の話です。
今日は日帰りで聖地プシュカルに行く日。
ローシャンが宿まで迎えに来てくれた。
ディヌも来たけど、すぐ自分の仕事に行ってしまった。
ローシャン曰く、ディヌにとっては儲からないうちらと遊んでるのは無駄だそうだ。
ローシャン、まことさん、ジュン、私の4人でツーリストバスに乗ると、既に白人でいーっぱいで、座るところがなかった。
仕方なく運転席の横のスペースにギューギューで座った。うん、旅っぽくていいね!
プシュカルまでは4時間くらい。
この辺りだよ。
プシュカルに到着してすぐに町の中心にある聖なる湖に向かった。
するとすぐに花を持った人(自称バラモン)が話し掛けて来た。
ローシャンが昨日、
「明日プシュカルで色んな人が花を持って来て、“これを湖に投げれば幸せになれるよ”って言って来るけど、
受け取ったらお金を請求されるからもらったらダメだよ。」
って教えてくれてたから、3人で頑なに拒んでいたら、
「プージャ(お祈り)をして手首にこの赤い紐を巻かないとどこのお寺にもお店にも入れないよ。」
と言って来た。
えーーーそれは困る
じゃあしておこうか、ってガートを降りて行くと、一人に一人づつバラモン(自称)が付いた。
「これから私が言う言葉をリピートアフターミー。」
「は、はぁ・・・・」
ヒンドゥの神様の名前やお祈りの言葉、father, mother, sister などの言葉を言われるままにブツブツとリピートし、
花を聖なる湖に流したり、色んな粉を額に付けられたりした。
そして最後にやっぱり「Donationを払え。」って言ってきた。
100ルピー(約250円)払えって言われたけど50ルピーだけ渡すと、それでOKだった。
それくらいなら別にいっか!
しっかり手首に“プージャをした証”の赤い紐を巻いてもらって、ランチビュッフェを食べ、お土産を見ながらブラブラした。
静かでいい所だ。
バス停に戻ってコーラを飲んでいると、子供たちがジュンのピンクの髪の毛を珍しがってどんどん寄って来た。
かわいい
4時間掛かるからそろそろ帰らないと。
プシュカルからアジメールまでは普通のローカルバスに乗った。
バスが到着するや否やインド人たちがワーーーーーーッと走って行って席を奪い合い始めて怖かったけど、
私達も運転席の反対側からバスによじ登って乗り込んだ。
中は日本の通勤ラッシュよりは空いてて思ってたよりは大変じゃなかった。
アジメールでローカルバスを降りデラックスバスに乗り換えると、
へとへとであっと言う間に眠りに落ちてしまった
22:00頃ジャイプルに帰って来た。
今日はインドっぽい聖地が見れたし、ローカルバスも初体験出来て楽しかったな!
※プージャをしないと店やお寺に入れないのは嘘。特に外国人には法外な値段をふっかけて来ることがあるから注意!
当時の写真が手元にないので、2013年に14年振りに訪れた時の写真を。
その時のブログはこちら!!
プシュカルってこんなところ。
井戸端会議しているおばちゃんたち。
聖なる湖
湖で沐浴する人々。ここで沐浴すれば過去の罪が洗い流されるそう。
めちゃくちゃ牛だらけ。
そして鳩だらけ。
カオス!!
巡礼者もいっぱい。田舎の人は外国人が珍しいから「一緒に写真撮って」ってめっちゃ言われるよ。
チャイ屋で会った巡礼者のおじいちゃんたち。
今までにインドで撮った写真の中で一番
好きな1枚かも。かわいすぎる
サドゥーもちらほら。
ラクダも沢山居るよ。
プシュカルは雑貨が可愛いことでも有名。ラジャスタン州っぽいお土産。
ラジャスタン州でよく売ってるラクダ皮のシューズ。
おまけ!
プージャビジネスに引っかかってる外国人。
プシュカルいいとこ!!
続く。