注意再投稿です。

 

2010年1月の話です。

 

 

コルカタと言えばベンガル料理!

 

 

私のブログに何度も登場しているこの食堂。

この一週間の滞在でも何回も行ってしまった。

 

これは別の時の写真だけど、ランチタイム

はいつもこれくらい混雑してる人気店。

出稼ぎのバングラ人に大人気らしい。

 

サダルから歩いて行けるんだけど、外国人

はあまり来ないから、メニューがベンガル

語でしか書かれていなかったのに、

今回行ったら、何と、英語のメニューが出来てた!!

 


でも結局どれがいつも自分が食べてたもの

かわからなかったから、

いつも通り厨房にドカドカ入って行って

指差しで注文!!

 

 

調理中の所にもお邪魔しちゃった。

すごいお腹ポーン

 

 

魚を揚げてるところ。

 

 

大好物のマスタードフィッシュ。

 

大きいチングリマーチ(ベンガル語でエビ)

パリパリに揚がったポテトと混ぜて

食べると最高なんだよね!

 

暇な時間帯に行ったから、従業員が写真を

撮れ撮れ言って来て、大撮影大会になった。

 

 

食べ終わったら、

この人に座席番号を言って代金を払う。

 

 

 

 

 

かわい過ぎでしょ!!

 

「見せて見せて」と覗き込むおじさんたち。

 

インドでキュンと来るの、こういうとこラブ

子供みたい。かわいいラブラブ

 

翌日、写真をプリントして配りに行ったら

すっごく喜んでくれてた。

 

 

そして、10年前にコルカタで知り合った

シタール奏者の匡雄さんに連れて行っても

らった、ちょっといいレストラン。

 

 

匡雄さんはコルカタに何年も住んでたから

ベンガル語もペラペラだし、美味しいお店

をよく知っている。

 

 

日本で食べるようなインド料理に近いかな。

どれもめっちゃ美味しかった!

 

こんな高級そうなナン見たことない!

(インドではそもそも少しお高めのお店に

しかナンは置いていない)

 

二人で420RS+チップ50RS(約940円)で、

普段の食事よりはかなりお高めだったけど

本当に美味しかった!

 

 

食後はチェーン店のCOFFEE DAYでお茶。

 

本当はヒデも一緒に行こうって言ってた

のに、直前になって「やっぱ行かねー。」

と言って来なかった。

 

 

今回はたった一週間しか一緒に居られないのに、

「一人旅に慣れちゃったから、一人の時間

がないとつらい。」

と言って、やたらと別行動したがった。

 

 

以前は優しかった私を見る眼差しも、

どこか冷めたような、突き放すような感じ。

 

 

彼はバンコクで、

 

「今まで親とか世間の望むように生きて

来て、やっと今自由になれて、

これからどう自分の生きる道を見つけて

いくかと言う時に、結婚の事、仕事の事、

子供の事どうすんのって言われて、

 

今すぐそのちゃんやご両親の望むように

安定した職に就くと言うことは、また元の

レールに戻ってしまうことと同じ。

自分は二度とそこには戻りたくない。」

 

 

と言っていた。

その時は何言ってんだ〜?って思ったけど

思い出した!!!

 

 

私も同じ道を通って来たことを。

しかも10年も前に!

 

 

母には

 

“安定したいい企業に勤める人と結婚する

ことが女の幸せ。”

 

 

“いい企業に勤める人と出会う為には

自分がいい企業に入らないといけない。

その為にはいい大学に入らないと

いけないし、その為にはいい高校に入ら

ないといけない。”

 

みたいなことをずっと擦り込まれて育って

きた。

 

 

私もそれに特に疑問を持たず、

そんなものかと思いながら大学まで行き、

大きい会社ならいいだろうと、当時日本最

大手だった生命保険会社に就職を決めた。

 

 

そのまま保険会社で働き、

適齢期に結婚相手を見つけ、子供を産む。

そう言う“普通”の生き方を母は私に期待していたのだと思う。

 

 

ところが、私は就職前に卒業旅行でインドに行ってみたら、

インドが好きで好きで好きで好きでたまらなくなってしまって、

 

 

入社後たった10ヶ月で会社を辞めて、

インドに行くと言い出した。

 

 

安定してると言うだけの理由で入った

保険会社の仕事も、嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で

仕方がなかった。

 

 

当然

「こんな就職氷河期に就職出来たのに

辞めるなんて何考えてんの!」

 

 

と猛反対されたけど、

 

 

絶対インドに行く!

と言って、反抗した。

(もう退職届提出してたしね。)

 

 

大した反抗期も無くいいこちゃんで来た私が、

親に激しく反抗して自分を押し通そうとし

たのは、人生で初めてのことだった。

 

 

初めて自分の意志で物事を決めて、

初めて心の底から自由を感じて、

自分がすごく強くなった気がしたし、

楽しくて楽しくて仕方がなかった。

 

 

一年間インドで過ごすうちに、

周りの目なんて気にせず、自分の心が幸せ

だと感じることをやればいいんだ。

という考えになった。

だから、彼の気持ちもよくわかる。

 

 

30歳で初めて仕事を辞めて旅に出た彼は

私が10年前に通って来た道を、今やっと

通ろうとしているんだ。

 

 

私はラッキーなことに、日本を飛び出して

行ったインドでたまたま進みたい道が見つ

かって、帰国後保育士の資格を取った。

 


今度は大好きな仕事だったから、

社会に縛られている感覚もなかったし、

仕事が楽しくて楽しくて、

とてもとてもとても幸せだった。

 

 

再び9カ月の長旅にも出たし、

夢だった世界一周も出来た。



そう・・・

 

 

私はもう、やりたいことを

やり尽くして満足してしまったのだ・・・

 

 

10年前はああいう風に思っていたけど、

もうそこから一周まわって、

 

 

普通に結婚して子供を産んで家庭を作り

たい、落ち着きたい、親を安心させたい

と言う気持ちになっている私と、

 

 

今やっと解放されて自由になれたと感じて

いる彼が上手く行くはずはなかった。

 

 

一緒に過ごした一週間の間、何度も言い

合いになって険悪なムードになったけど、

 

 

彼は空港に向かうタクシーに乗り込んだ

私に、

 

「5月に帰るから待っててね。愛してるよ。」

 

と言ってドアを閉めた。

 

 

この先どうなるのかな・・・

 

 

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匡雄さんの最新の本、面白そう!

 

タブラ奏者のユザーンさんと出したカレー。

 

ご飯に合うベンガル料理のレシピ本。

 

第二弾はチャパティなどの粉ものに合う料理だそう。

 

 

本業はシタール奏者です指差し

 

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ヒデに関するコメントは避けていただける

有難いですお願い

昔の話なのでサラッと読み流してね!

 

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