2009.4.9
今日の宿の朝食は、柔らかくて軽くてちっちゃ〜いパンがたったの一個とコーヒーだけだったから、全然足りなくて、
「まだパンありますか?」って聞いた途端に、お手伝いさんもいつもは優しいおばあちゃんも感じが悪くなって、
「もうないわ!!」って言われた・・・ショボン
あれで“朝食付き”はないわ~。
CASAを経営している人たちが決して大儲けしている訳ではないことはわかってるし、
生活が大変なのもわかるから仕方ないけど、あんなに怒らなくてもいいのに
外に出たらすぐパン屋さんを見つけたから、自分たちで買って食べた・・・
今日のお昼は立ち食い食堂へ。
いつも代わり映えのしない豚肉載せご飯。
25CUP=約100円
でも、今までで一番美味しくて、パクパク食べた!!
それからキューバと言えば!の葉巻工場のツアーに参加した。
残念ながら撮影禁止だったから写真は無し
この工場では308人が働いていて、そのうち60%が女性。
労働時間は一日8時間
昼食休憩1時間、おやつ休憩30分。
二週間に三日の休日。
月給は平均的なキューバ人と同じ。(1600円程度)
熟練者は、一日170~200本もの葉巻を巻くんだって
もっとゆるい雰囲気で適当にやってるのかと思ったら、意外とみんな静かに黙々と仕事をしていた。
9カ月でやっと一人前になるんだそう。
クルクルと器用に巻いていく職人技は見ていて面白かった。
作り方は、
①3枚の葉っぱを使ってクルクル巻いた後型に入れて固定する
➁湿度チェックの機械に入れる。40~60%の間ならOK
➂薄くてやわらか~い葉を、木から採った自然の糊を使って周りに巻き付ける
④7日間置く
➄似た色同士の物をより分けて箱詰め
一つ一つにシールを貼る作業も全て手作業。
葉巻に使用する葉っぱの種類は5種類。
種類や組み合わせによってブランドや価格が変わってくるんだって。
ワインのように3年、5年寝かせたものなどがあって、長ければ長いほどいいそうだ。
湿度を60%くらいに保っていれば何年ももつけど、ちゃんと管理しなければ6カ月~1年ほどで悪くなってしまうそう。
葉巻売り場にも行ってみたけど、数千円以上するものもあって、
「一本でこんなに高いの」って驚いた。
ヒデは街中で地元の人からめっちゃ安い葉巻を買ってたから、ほんとにピンキリなんだね。
はい、次はゲバラの霊廟に行ってみよう。
このゲバラ像の下に霊廟と記念館があるよ。
こちらも残念ながら撮影は禁止。
ゲバラはキューバで革命を成功させた後、コンゴやボリビアでも社会主義革命を成功させようとゲリラ活動をしていたけど、
ボリビアの山中で政府軍に捕らえられた。
射殺命令が出たと告げられた際には、
「それでいい。自分は生きて捕虜になるべきではなかった。」
と言ったと言う。
裁判にかけられることなく射殺されたゲバラの遺体は、報道陣だけではなく一般市民にも公開された。
ゲバラの遺体が出て来るので閲覧注意。
記念館には1997年の遺体発掘作業の時のビデオや、ゲバラの幼少期の写真、
1959年に日本を訪れた際の写真、銃や白衣などの持ち物が展示されていた。
霊廟にはゲバラと共に亡くなった人たちの遺骨も一緒に収められていた。
ゲバラの最後の言葉は、
撃て、臆病者め。お前の目の前にいるのはただの男だ。
ゲバラの演説
けど、キューバの人にとって本当にゲバラは今でも英雄なんだろうか?
「くそー。ゲバラが革命起こしたせいで俺たちずっと貧乏じゃねーか。」
って心の中で思ってる人もいるのかな・・・
ここにも
あそこにもゲバラはいるけど。
少年たちが野球をしてたよ。
野菜売り場は寂しい感じだった・・・
キューバ革命が成功してなかったら、ここにはコストコがあったかもね
明日はハバナに戻ります
キューバ編もあと少しで終わり。
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<本日の出費>
宿 7.5CUC
葉巻工場 4CUC
アイス 0.55CUC
ジュース 4.5CUP
昼食 25CUP
ホットドッグ×2=20CUP
ソフトクリーム 1CUP
パン 2CUP
計 12.05CUC+52.5CUP=約1415円