2009.3.27

 

<本日の移動>ハバナ22:00→バス→(夜行)→

 

 

今日で日本を出て丸二年が経った。

 

 

元々二年で世界を回る予定で、しっかり二年の海外旅行保険に加入してきたけど、また予定通りに行かなかったなうーん

 

 

23歳の時は「4か月で帰る。」と言ってインドから一年近く帰らなかった。

 

 

27歳の時は「半年で帰る。」と言って東南アジア・インドネパールの旅から9カ月帰らなかった。

楽しくてつい伸びちゃうよね〜。

 

 

私は保険なしでは絶対に旅行しない。

日本に居る家族が手続きをしなければいけないとのことだったから、

どっちとも両親にお願いして、海外旅行保険を延長してもらったのだ。

 

 

でも、今回は最初に「一年くらい」って嘘をついて出て来たこともあるし、さすがにもう頼めないな~~~滝汗

 

 

そこで頼りになる女友達に保険会社に連絡してもらうようにお願いをしたところ、

「家族じゃなくて友人でも大丈夫。」

との回答だったから、その友達に半年の延長をしてもらった。

 

 

延長した半年分の保険料は¥38,800だったんだけど、

 

 

「資金が厳しい時のこの金額は厳しいと思うし、保険料を払ってお金がなくなって何か旅中に無理して、

園子さんの身にもしもの事があったら大変だから、 このお金は立て替えておきます! 」

 

 

って快く立て替えまでしてくれたビックリマークビックリマークなんていい友達を持ったんだ。

泣ける~えーん本当に有難いビックリマークビックリマーク

 

 

これで安心して旅を続けられる音譜音譜

 

 

今日も早速観光に出かけよう~走る人プラザビエハに象がいたよ~。

 

すぐに日本語が話せるライネル(28)に話し掛けられて、面白そうだから一緒にお茶することにしたビックリマーク

 

 

大学に日本語学科があって、20人くらい学生がいるんだって。

 

 

チャンスとばかりにまたまた色々質問攻め。

ライネルに教えてもらったことをまとめると・・・

 

 

右差し全ての会社は国営。

 

例えばレストランAの利益が10で、レストランBの利益が3だとしても、

全ての利益を一度国に渡して、国から一律の給料をもらう。

右矢印だからキューバ人にはサービスを向上させようと言う意欲がない。

 

 

そりゃそうだ。

自分がいくら頑張っても給料に反映されないなら、誰もやる気出ないわアセアセ

 

 

右差し観光業関係(ホテル・ガイド・旅行会社など)の仕事は、外国人から直接チップが入る為とても収入がいい。

 

 

でも、そういう仕事をする為にはまず政府の観光局に入らなくてはいけない。

しかも、それに入る為には政府との繋がり(コネ)がなくてはいけない。

 

 

一生懸命日本語を勉強しているけど、コネがないから頑張っても僕は入れないんだとライネルは言ってた。

 

 

右差しライネルの友人たちは反社会主義や反カストロの方が多い。でも、本当の意見は誰も言えない。

右矢印言論の自由なし。こんなことを私達にペラペラ喋ってるのがバレてもヤバい滝汗

 

 

右差しキューバ人は頑張っても何も変えられないと分かっているから、

自分の現実を笑うしかなくて、いつも冗談を言って明るく過ごしている。

 

 

右差しお店などで働きたい時は、ボスに賄賂を払わないと雇って貰えないことがある。

 

 

右差しキューバの兵役は二年間(一年の人も)

右矢印ライネルは“エホバ”に入ってるから免除。へー!キューバにも居るんだね。

 

 

右差し“この悪い現状の原因はアメリカだビックリマーク”的なポスターをよく見かけるが、

悪いのはアメリカではなくてカストロだと思っている国民が実は多い。

 

 

右差しキューバ人は外国に行くことがなかなか出来ない。資本主義にならなくてもいいから自由が欲しいビックリマーク

※2013年に渡航許可証がなくてもパスポートさえあれば誰でも自由に海外に渡航出来るようになったが、

パスポート発券に掛かる費用がそれまでの倍の100ドルになったって書いてあった。

 

 

ライネルの話を聞いて、私には言論の自由も、職業を選ぶ自由も、海外に渡航する自由もあって、

ほんっとうに恵まれてる!と思った。

 

 

ライネルにとっては、私みたいに世界中をブラブラと自由に旅するなんて夢のまた夢だろう。

 

 

私は日本に生まれて最高に幸せ悲しい

たまたま生まれた国によって、こんなにも違った人生を送ることになるんだな・・・

 

 

でも、キューバみたいに競争しなくていい社会にもいい面もある?

頑張っても報われないからみんなのんびりやって、それで最低限の生活だけは保障される。

 

 

頑張ることを常に期待される日本の競争社会よりもキューバの方が楽なのかな?

日本は自殺が多いし・・・

 

 

って思って調べたら、自殺率の低いラテンアメリカ諸国の中で、キューバは一際自殺率が高いんだってアセアセ

 

 

観光客として一瞬キューバを見ただけの私の『貧しいけど悲壮感がない』って印象と実際は全く違うのかもしれない。

 

 

キューバの若者に直接話を聞くことが出来てよかった。ライネル有難う。(彼の写真もあるけど念の為やめとく)

日本語の勉強頑張ってね!!!

 

 

漢字で書いて下さい、って言う割には漢字の漢字がどっちも間違ってるよ・・・驚き

 
それからチョコレートファクトリーへ。
 
一枚1.3CUC=約130円。
一枚は自分用、もう一枚はウーゴさんに。今朝ウーゴさんのグラス割っちゃったお詫びあせる

 

ハバナ大聖堂

 

 

看板がかわいい。

 

 

 

おー、ブエナビスタの曲をやるのかな?見たい!!

このフェリックス・バロイと言う人は、

アフロキューバンオールスターズと言うバンドのボーカルなどをやっている有名な人みたい。

 

お昼ご飯は、オビスポ通りの安食堂へ。

ここはCUP(人民ペソ)建てのお店だから外国人はあまりいない。

 

 

ポジョフリート(フライドチキン)とご飯とポテトのセットを頼んだ。

 

 

最初の店員さんに値段を聞くと「20CUP(約80円)だよ」って言ったのに、

料理が運ばれてきた後に、別の店員が「40CUPだよ。って言って来た。

 

 

「あの人が20って言った〜!」って言うとすぐに引き下がったけど・・・

キューバでもこういうことあるんだな。

 

 

金持ちの外国人は高い店で食え!!って言いたいのかもね。

 

 

ウーゴさん宅を20:00に出て、市バスでVIAZULのバス停へ。

今夜一旦ハバナを離れます!

 

 

22:00のバスに乗った。

隣のおばさんはフレンドリーでいい人チューリップ黄

 

 

高いバスだけあって、きれいだしACが効き過ぎて寒いくらいだった。

 

 

次の町も楽しみだな~音譜音譜

 

チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤チューリップ赤

 

当時平均月収が1600円だったけど、今いくらくらいなのかなと思って調べて出てきた情報によると、

2021年から最低賃金が8700円に、兌換ペソ(CUC)も半年掛けて廃止予定って書いてある。 

実際引き上げられたのかは不明。

 

 

 

帰国の翌年に東京にアフロキューバンオールスターズが来て、見に行った。多分この公演だ。

フェリックス・バロイさん、女好きだな(笑)でもいい声〜ラブラブラブラブラブラブラブ

 
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<本日の出費>

 

カフェ 1.5CUC

チョコ 1.3CUC

水&飴 0.5

 

揚げパン 1

ジュース×3=3

弁当 15

ポジョフリート 20

パン 5

バス 0.4

 

計 3.3CUC+44.4CUP=約507円

 

 

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