2009.3.25
キューバ2日目
ハバナ2日目
朝起きてウーゴさん宅から通りを見下ろす。
色んな乗り物が通るな~。
あ~早く街が見たい
街歩きへGO~~~~~
キューバ最初の食事は、チーズハム入りパン(0.3CUC=約30円)フツ~。
歩いてると、色んな人に
「ハポン!コングラチュレーションズ!チャンピオン!」
って声を掛けられた。
一昨日WBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)で日本が優勝したからだ。
「イチロースズキ~!!!」
も、めちゃくちゃ言われた。
キューバ人は野球が大好きだもんね。
ここはどこだったかな~。
カピトリオ(旧国会議事堂)の方へ行ってみると、クラシックカーだらけでめちゃくちゃカッコイイ
時代が止まってしまっているような感じ。
ハバナのシンボルとも言えるカピトリオ。
1902年にスペインから独立した後はアメリカに支配され、その真っただ中の1929年に建てられたため、
アメリカの連邦議会議事堂をモデルに建てられたんだって。
ここにも古い車がいっぱい。
特に車好きでもない私でも大興奮
走っているのは1959年のキューバ革命以前にアメリカから輸入していた車が多い。
革命後はアメリカと国交断絶し、車を輸入することも国内で生産することも出来なくなってしまい、
キューバ人は古い車を繰り返し繰り返し修理して大切に使ってきたそう。
チャイナタウンもあるよ。
門構は立派だけど、何軒か中華レストランがあるだけだった。
こんな乗り物もあるんだね。
卵型のオートリキシャみたい。かわいい。
この壁の色合いと古っぽさがまたドストライク
いい~~
そろそろお腹が空いたな~。
情報ノートに載っていた豚肉弁当屋さんを発見!
男性が立ってる窓のところだよ。
ジュースも付いて20CUP(約80円)は安い!!こういう地元の人が使うお店はCUPが使われる。
勿論節約の為もあるけど、一般的なキューバの人たちが普通に食べているものを私も食べたい。
道端にしゃがみ込んで頂きます。うん、美味しい
こういうボロボロな感じも好き。
暇そうな人たち。
本屋さんにはゲバラの本がいっぱい。
こういう建物たまらない
こういう色合いとかね
乗り物の修理中。
歩いていたら、キッチンのガス台とかの修理をする小さなお店のおじさんに話し掛けられた。
すぐに「うちにおいで。コーヒーと紅茶とどっちがいい?」って誘ってくれたから遠慮なくお邪魔することにした。
お店のすぐ横の薄暗い階段を上って行くとおじさんのお家があった。
おじさんの奥さん、娘さん、93歳のおばあちゃんに会って、とっても濃いキューバコーヒーを頂いた。
「孫が太極拳をやってるんだよ。」と嬉しそうに写真を見せてくれたりして、楽しかった
店に戻ると、「僕は修理の他に歌手もやってるんだよ。」と、何曲か披露してくれたおじさん。とっても上手。
そして何を請求するわけでもなく、「じゃあまたね~」と見送ってくれた。
いい人~~~~
何か請求されるんじゃないかってついつい構えてしまうのは、私の悪い癖だ。
キューバの人は疑わなくていいのかな。(疑わないといけないのはインドくらいか)
オビスポ通りの方に戻ります
学校の前かな。
なりきりゲバラみたいな人がいた。
このおじさんたち、この後も毎日ここで何する訳でもなくブラブラしてた。
何故かいつも電話の受話器だけ持ってるの
街なかにはカストロより圧倒的にゲバラが多い。イケメンだもんね
夜ご飯は屋台のハムサンド10CUP=約40円と、まっずいパスタ5CUP=約20円と、
トルティーヤサンド5CUP=約20円で済ませた。
やっぱりCUPで買えるお店はクオリティーが低い💦
ウーゴさん宅の近くのバーから大好きなBUENA VISTA SOCIAL CLUBの曲が聞こえてきた。行ってみよう
私はお酒が飲めないからジュース一杯で生演奏を楽しむ。めちゃくちゃかっこいい!!
眼鏡やさんだったかな~。
ウーゴさん宅に戻ってから、英語ペラペラのウーゴさんにキューバの人々の生活について色々教えてもらった。
かなりプライベートなことにも踏み込んで質問してしまったけど、快く何でも教えてくれたから、メモを取りながら聞いたよ。
<平均月収>
400CUP=約1600円
警察官は倍の800CUP
<ウーゴさん宅の配給(家族二人分)>
米10ポンド(約4.5キロ)、砂糖10ポンド、卵20個、油、スープストック2個、コーヒー、パン2枚(1日)、
歯磨き粉、石鹸、マッチ。子供が居れば牛乳ももらえる。
ウーゴさんは、野菜はマーケットで買えるけどすごく高いから、トマトくらいしか食べないと言っていた。
<ウーゴさんちの1か月の公共料金>
水 2~5CUP=約8~20円
ガス 4~8CUP=約16~32円
電話 12=約48円
電気 15=約60円
公共料金安っでも月収1600円だからね。
<携帯電話>
SIMを買うのに60CUC=約600円+2か月ごとに10CUC=約100円
<ガソリン>
1リットル1CUC=約100円
まともな仕事+配給だけじゃ誰も食べていけないから、
皆ブラックマーケットや闇タクシーなど何かしらの違法行為をして稼いでいるらしい。
ホテル勤務の人、観光業の人は外国人からチップが入るからかなり稼ぐらしい。
今日街歩きをして大体の物価を見て来たけど、1600円の給料ではとてもやっていけないと思った。
外国人が食べるようなレストランの値段は3~5CUC=約3~500円。
日用品屋さんを覗いてみたら、シャンプーなんかも3CUC=約300円くらいした。
1600円なんてあっという間だよね。
CUC建てとCUP建てのお店や商品は全然値段が違った。
ソフトクリームが1CUP=約4円なのに工場製品のアイスは1CUC=約100円
コップ一杯のジュースが1CUP=約4円なのに、200mlの紙パックジュースは0.7CUC=約70円
CUP払いのお店のコーヒーが2~4円なのに、CUC払いのお店では50~100円
キューバの一般の人たちはやっぱり主にCUPで生活しているんだな。
CASAの許可についても聞いてみた。
「平均月収が400CUP(約1600円)なんだったら、
一泊10~20CUC(約1000~2000円)のCASAをやってる人はかなり儲かるじゃない?」
って単純な私は考えたのだ。
実際は、CASAの経営許可を取るには、
一部屋に付き250CUC=約25,000円を毎月州に支払わなくてはいけないんだって。
25000円ってかなり高いよね
一泊20CUCだとしても、12日間お客さんが来てやっと元が取れる感じだもん。大して儲からないかも。
だからみんな二部屋以上持っていても、一部屋しか申告しないらしい。
闇CASAなら宿泊料が丸々入るから、実際は闇CASAも沢山あるんだって。
今日オビスポ通りを歩いてた時、
こっそり「CASA?」って声を掛けて来る人も居たもんな。
でも、闇CASAが万が一見つかってしまったら、すごい罰金を科されるそうだ。
2度目に見つかると家を没収された上に、別の地域に住まわされるんだって
こわ~~~~~い。
で、大丈夫なの?ウーゴさん。
ウーゴさん宅も闇CASAなのです
キューバ、面白すぎる。
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いつもありがとうございます
<本日の出費>
宿 10CUC
ジュース 1CUC
パン 0.3CUC
ジュース 5CUP
弁当 20CUP
チュロス 2CUP
アイス 1CUP
パスタ 5CUP
オムレツサンド 5CUP
ハムサンド 10CUP
計 11.3CUC+48CUP=約1322円