再投稿です。

2018.9.17

 

 

<本日の移動>サマルカンド15:02→電車→タシケント18:26

 

 

朝起きると、夫の熱は36℃台まで下がっていた!!やった~~~!!爆  笑

やっぱりあのでっかい抗生物質が効いたんだ合格

 

 

まだ食欲はないって言うから、夫はバナナを食べまた抗生物質を飲んだ。

そして私は今日も一人で朝食へ。

 

ウズベキスタンで時々出たこの茶色い麦みたいなの、変な臭いがしてすごく苦手だったあせる

 

 

部屋に戻ると、

「昨日よりだいぶ楽になった。あとちょっ休んだら出掛けられそう。」と夫。

 

 

「ほんと?もっかい熱測ってみて。」

 

 

ピピピピッ ピピピピッ

 

 

ええええええっ?ゲッソリ

34℃台~~~???ヤバい!

薬効き過ぎちゃったかな。今寒い?」

 

 

「いや、寒くない。」

 

 

体を触ってみる。つ、冷たい・・・驚き

 

 

「体温がわからなくなってるんじゃないの~?寒くなくてもあっためて!!」

と毛布を全部掛けてあっためる。

 

 

しばらくしてまた体温を測ってみると、

 

33.59℃ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

「それ、死んでるじゃん!!!やばいよやばいよゲッソリ

 

 

体温計が壊れたのかと思って私が測ってみると、正常な体温。



【体温下がり過ぎ 解熱剤 抗生物質】ってググると、

抗生物質や解熱剤が効き過ぎて低体温になることがあるらしい。

 

 

一体どこまで体温下がっちゃうの??

怖い~~~怖い~~~~~えーん

 

 

夫の体を触ると更に冷たくなってて、まるで保冷材。

 

 

やっぱりあんなロシア製かウズベク製かの訳の分からない巨大な抗生物質を

勝手な判断で飲ませたのは間違いだったのか。

 

 

今調べたら、

34℃→水におぼれ た人の命が助かるかどうかの分かれ目

33℃→冬山で遭難 し、凍死寸前に幻覚症が出る

とか書いてある~~~滝汗

 

 

でも心配する私をよそに、本人は「昨日より調子がいい」と繰り返し、

観光に行くって言うから10:00には出かけることにした。

 

 

多分薬が抜ければ大丈夫だよね、ともうこれ以上飲むのは止めて、

とにかく水を飲んで早く薬が抜けるようにしよう。

 

 

夫は食べてないから体力がなくてフラフラ。

ゆっくり歩いてレギスタン広場へ。

 

 

一昨日見た夜のレギスタン広場はこんなに美しい建築物があるのかってくらい感動したけど、

昼間に見たら「あぁ、例のいつもの感じね。」って感じ。

 

他の街で見て来たモスクやメドレセと比べると、大きさには圧倒されるけど、

街を移動してもどこも同じ感じで、正直もう飽きちゃったよねチーンアセアセアセアセアセアセ

 

 

入場料は地球の歩き方に書いてあった料金より安く30,000スム=約450円だった。

 

 

今は、随分手前に柵があって、料金を払わなければ広場に入ることは出来ないけど、

その代わりそれぞれの建物の中に入るのは無料。

 

 

11年前に来た時は、まだ警官が腐ってたから、声を掛けて来た警官と値段交渉をして賄賂を払って

ミナレットに上らせてもらったり、使用済みのチケットで入館したりした。

下矢印

 

今のウズベキスタンはまともになっていて、

もう警官が(旅行者もか爆  笑)そういう悪事は働けない雰囲気になっている。

 

 

向かって左側にあるのがウルグベク・メドレセ(1420年)当時は100名以上の学生が寄宿し、

イスラム神学をはじめ数学や哲学を学んでいた。

 

 

 

 

中央のティラカリ・メドレセ(1660年)礼拝所は金で覆われていてとっても美しい。

ソ連時代に修復された時には3キロもの金が使われたらしい。

 

 

 

これはどこの内部だったかもう忘れちゃった。

なんせどこも同じ感じだから・・・

 

 

向かって右にあるシェルドル・メドレセ(1636年)は、

向かいのウルグベク・メドレセを模倣して作られたと言われている。

 

シェルドルとは“ライオンが描かれた”と言う意味。

本来イスラムは偶像崇拝を否定する立場を取り、人や動物の姿をモチーフにすることはタブー。

 

あえてこのようなデザインが描かれたのは、支配者が自分の権力を誇示しようとした為らしい。

その後、建築家が責任を取って自殺したと言う伝説も残っている。

 

 

今日もカンカン照りのサマルカンド。暑い晴れ晴れ晴れ

でも、夫の腕はアイスノンだから捕まってれば涼しい~ニコニコ

 

 

って、大丈夫か?驚き

ちょっとは体温上がって来たかな。

 

 

まだ歩くのもしんどそうだから、

まさか自分が乗るとは思ってなかったけど観光用の電気バスに乗って行こうかと提案。

 

 

料金たったの1000スム=約15円

これでビビハムニモスクの前まで行きます。

 

レンタサイクルもあったよ。

 

 

ビビハニムからは歩いて、

 

ハズラティヒズルモスク、

 

そしてシャーヒズィンダ廟と、昨日と全く同じコース。

 

 

「“天国への階段”は、行きと帰りに数えて同じ段数だったら天国に行けるらしいよ。」

 

 

って夫に説明して、私は昨日も入ったから外で待っていようかと思ったけど、

 

 

フラフラの夫が階段から落ちてほんとに天国に行っちゃっても困るからやっぱり付き添おう。

 

 

試しに「昨日も来たんだけど、ダメ?」ってチケット見せてみたけど「有効期限は一日です。」だって。

ダメか爆  笑昔なら係員にチップを握らせれば・・・

 

 

昨日より更に外国人観光客が多かった。

 

空が蒼い晴れ

 

 

 

 

帰りは、まだ残っていた古い民家があるエリアをちょこっと通ってみる。

地元の人が買い物するちっちゃな商店が並んでたよ。

 

確かこの辺りにはもっと沢山古い家があったはずなんだけど、

と気になってインフォメーションのお姉さんに聞いたら、

 

 

2011年頃に、住民を立ち退かせて沢山の家を取り壊して、

この観光用の土産物ストリートを整備したとのこと。

 

 

だよね???

私の記憶の中の街と随分変わっていたから「ショック~。」って言ったら、

 

 

「WHY??? It's clean and nice!! It's better for the people here!」とお姉さん。

 

 

そうだよねそうだよね。

発展するのはいいことだよね。

地元の人にとっても、新しくてきれいな街の方がいいんだよね。

 

 

自分好みの古い街、思い出の中の街から変わらないでほしいって言うのは私の勝手な想いだよね。

それはわかってはいるんだけど、やっぱり残念。

 

 

でも、帰国後どうも気になって色々調べてみたら、

他の街でも、観光地を整備する為や裕福層向けのマンションを建てるために、

 

 

それまで何代にも渡って住み続けていた住民が強制的に立ち退かされたり、

世界遺産に指定されている歴史的地区まで壊された街もあると言う記事を見つけた。

 

 

2016年に亡くなった前大統領が住んでいた所に住むのを現大統領が拒否して、

新しく官邸を作るために元々住んでいた住民たちが立ち退かされ、

補償金も新しい家も与えられていないと言う今年の記事も。

 

 

住民は十分な立ち退き期間も与えられず、代わりの家が与えられたとしても前の家よりずっと小さい家だったりして、

立ち退かされた人々の不満は募っているらしい。

 

 

だから、実際はインフォメーションのお姉さんが言ってたみたいに

『きれいな街になってみんながハッピー!』なわけじゃないんだろうな。

 

 

ハガキを出そうと思ったのに郵便局はまた休みだった。

 

チェックアウトは12:00だったけど、黒シャツに

「夫が休める場所をキープしておきたいから、追加料金を払うから14:00ま居させて。」って言ったら、

 

 

「いいよ、次のお客さんが来たら、病気の人が居るからって言って待ってもらうから。」

 

って無料で二時間延長してくれた。

 

 

黒シャツにはムカつくことばっかりだったけど、最後だけは助かった。

ありがとうチューリップ赤

 

 

14:00 黒シャツの弟の白シャツの運転する車で駅に向かった。

私だけチキンシュワルマを買って駅のベンチで。6000スム=約90円

 

今日は横並びの3人のコンパートメントだった。

私たちの隣に座ったのは、グループツアーで来ていたノルウェーの70歳くらいのおじいさん。

 

 

「ノルウェーで何してるの?」って聞いたら、ラッキーなことにお医者さんだった!!!

 

 

夫の症状を話すと、「とにかく3日間は食べない事!!」って言われた。

 

 

そして、体温が33℃台まで下がったことは、

「測り方が悪かったんだ。あり得ない。」と絶対認めてくれなかった。

けど、ほんとだもん・・・私が測ったら正常な体温だったもんえー?

 


その人は色々すごく気を付けていて、紙コップにお茶が配られた時も、
「僕は要らない。どんな水を使ってるか、ちゃんと煮沸してあるかもわからないから。」

って飲まなかったし、

 

 

最後に別れる時に握手をしようと手を出したら、困惑した顔をして、

「手が一番菌を持っているんだ。僕は人と握手したら必ず除菌する。」

って、私と握手した直後に除菌ジェルを塗ってたくらいゲッソリ

 

 

私が保育士をしてたって言ったら、

「素晴らしい。チャイルドケアは、この世の中で一番大で尊い仕事だ。」

って。お医者さんにそんなことを言ってもらえて嬉しかったな~ニコニコ



でも、「キミの人柄は外国人観光客のガイドも向いてるんじゃない?やってみたら?」

って言われたけど。それも楽しそう〜!

 

 

18:30頃タシケントに到着。

タクシーでART HOSTELへ。

一泊25ドル(+市税2ドル×2)で素晴らしく清潔キラキラキラキラキラキラ

 

 

トイレシャワーは共同だけどそれも文句のつけようがないくらい清潔。

 

名前の通り、あちこちにアート作品が飾られている。

 

昔のウズベキスタンの写真や

 

紙幣の絵の場所の写真も。

 

この宿は家族経営のアットホームな感じではなくて、

若いバイトのお姉ちゃんたちがレセプションをやっているようなサラッとした宿。

全員英語が話せるからコミュニケーションは楽。

 

 

夫は病み上がりだから韓国料理がいいって言うから、

歩き方に載っていた宿から徒歩10分ほどの“韓国館”ってレストランに行ってみると、

名前が変わってALFAになっていた。

 

夫は韓国風味噌汁、私はビビンパを頼んだ。ナムル美味しい音譜

 

ビビンパ楽しみだなぁ~って思ってたら、なんじゃこりゃ!!!チーン

 

レタスとニンジンとキャベツとキュウリともやしとキノコと目玉焼きしか載ってない。

こんなビビンパってある~~~~????当然美味しくない。

写真にはお肉がモリモリ載ってたのに~~!!

 

 

夫が頼んだ味噌汁も、写真には海鮮がたっぷり入ってたのに、豆腐と野菜だけ。

ひどい~~~~~。

 

 

それでも、病み上がりの夫には最高に美味しく感じたらしく、ペロリと完食キラキラ

よかったよかった。

 

 

全部で103,000スム=約1545円

ベジオンリーなのに高っあせるALFAはおススメしませんチーン

 

 

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<本日の出費>(二人分)

レギスタン入場料 

30,000×2=60,000

シャーヒズィンダ廟 

12,000×2=24,000

バス 1,000×4=4,000

コーラ 4,000

タクシー(宿→サマルカンド駅) 15,000

ランドリー 10,000

シュワルマ 6,000

水 2,000

ジュース 1,500

タクシー(タシケント駅→宿)18,000

夕食 103,000

スーパー 7,000

 

計 254,500スム=約3,817円

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