世界一周ブログを中断して、２０１２年の
ミャンマー旅を再投稿しています。
とっっってもいい旅だったので、最後まで
どうぞお付き合い下さい
２０１２．１２．２５
ここシーポーからは、近隣の村に小トレッ
キングに行ける。
私が選んだのは、滝とシャン族の村を歩く
６時間ほどのトレッキング。
６０００Ｋ（６００円）で地元のガイドが付いてくれる。
８：３０ ２８歳のガイド、タンタイが迎
えに来た。
彼は茶髪の長髪で、真っ黒に日焼けしていて、田舎のここシーポーでは垢抜けて見える。タンタイと、アメリカ人のアイリ、ドイツ
人の女性２人の５人で出発〜！！
バイクに何でもかんでも付けて売りに来る。走れるのかな？？
ミャンマーでとてもよく食べられる米粉の
麺工場。
棒で掬い取ってる量より足元に落ちてる量
の方が多くて気になる（笑）
シーポーの町を出て、田んぼの中を歩き始
める。
お墓だね。
川で洗濯＆お風呂に入る人々。
黄色いお花畑がきれいだった～～！！
みんな待って～～～！！！写真撮ってたら
置いていかれちゃった
そろそろ滝に到着しそう。
宿で「滝はどうだった？」って聞かれてた
ヨーロピアンのおばさんが、
信じられないと言う顔をして、
「オーマイゴッド！！！アメージング！！
ソービューティフル！！ビューティフル！
」
って言ってたのを見て、そんなにアメージ
ングな滝なのかとちょっとだけ期待してい
たけど・・・
ちっちゃ！！！！
アメージング！！ではないけど、静かで癒
される～。のーんびり、のーんびり。
アメリカ人のアイリは、一年のうち４、５
ヶ月を派遣された途上国で過ごして
色々な調査をする仕事を１０年以上してい
るらしい。
「南米は殆ど行ったわ。ミャンマーもこれ
から４ヶ月滞在する予定。」だと言う。
私の憧れのマダガスカルにも５ヶ月滞在して、「世界で最高のところよ。」だって！
「アイリの仕事、最高だね！！いいなぁ！！！！」
でも、私と歳が殆ど変わらないアイリが持
っている悩みは全く一緒だった。
旅が好き。この生活を続けたい。
でも、そろそろ安定もしたい。落ち着きた
い気持ちもある。子供も欲しい。
でも、やっぱり旅は捨てられない。
そして同じく前の痛い大失恋からのトラウ
マを抱えてた。
お互い「わかる、わかる～～～～！！」
の連続だった。
私たちの未来はどこへ向かっているのかし
らね・・・
シャン族の村にやってきた。
シャン族はミャンマーには２００万人居て
ビルマ人に続く人口の多さ。
特別な民族衣装を着ている訳でもなく、町
にいる人たちと一緒だ。
今日は何かお祝い事があるらしい。村人た
ちが豚を一頭解体してた。
籠職人さん。
葉巻職人さん。
ボク、どうしたのかな？
マルコメちゃん
お昼ごはんはここで食べよう。
シャンヌードルの上に載っている白い粉の
山は、味の素。
混ざってると気にならないけど、こうやっ
て出されると引いちゃうよね
多すぎ。
帰りはガイドのタンタイと喋りながら歩い
た。彼は首都ヤンゴンで以前プロサッカー
選手をしていたらしい。
「練習練習練習で忙しすぎて自分の時間が
全然ないし、サッカーの世界は嫌なゴシップ、ゴシップ、ゴシップでうんざりしちゃ
ったんだ。
それに、遠く離れたヤンゴンに居て、父親
の死に目に会えなかったのが一番辛かった。」
今後どうするの？って聞くと、
「サッカーももう出来ない、学歴もないか
ら仕事にも就けない、どうしたらいいかわ
からないよ。」
プロサッカーの世界から、ド田舎のシーポ
ーに戻ってきて、細々と村歩きガイドで稼
ぐ彼。
今後、何か道が開けるといいなぁ、と心か
ら思った。ガンバレ！！！タンタイ！
再び田んぼの中を歩いて、歩いて、歩いて
歩いて、歩いて、歩いて、
シーポーの町に戻ってきたのは午後３時。
いいトレッキングだった。
おかゆ！！（５００Ｋ＝５０円）
最高！！こういうのが食べたかった！！
シーポーにはあと数日滞在しそうだから、
撮らせてもらった人に写真をプリントして
渡しに行くことにした。
こんな片田舎でも、その場ですぐにプリン
トしてくれた。
あれ？？写真屋のお兄さんのショール、昨
日買った私のとおそろい〜〜！！で、記念
撮影
今日はクリスマスだから、トニー＆イギー
とちょっとスペシャルなディナーにしよう
って出かけた。
シーポーにもたくさんの食堂があるけど、
毎晩毎晩欧米人で溢れ返っている
Ｍｒ．ＦＯＯＤって中華料理屋さんがシ
ーポーで一番有名みたいだ。そこに入って
みよう。
私のクリスマススペシャルディナーは、
「チキンと野菜炒めのせご飯。」（１３００Ｋ＝１３０円）
私のスペシャルなんてこの程度よね
えー、全然美味しくないじゃん！！
普通の食堂の方がずっとおいしい！
この店、ロンプラに載ってるんだろうな。
ロンプラ＝Lonely Planet＝日本で言う地球の歩き方みたいな、
一番メジャーなガイドブックで、各国の言
葉で発行されている。
“ロンプラに載ってるから”お客さんがひっ
きり無しに来る。それだけな気がする。
私も時々歩き方に載ってるところに行って
失敗するけど！
取りあえず大好きな二人とクリスマス３シ ョット
いつも一人で歩いていても特に不安を感
じたことはないと思っていたけど、
二人と一緒に歩いていると、守られている
安心感があってとっても心地良くて、
普段自分では意識してなくても、本当はど
こか緊張しているのかなぁと感じた。
今夜は教会で、クリスマスイベントが行わ
れるらしい。
ミャンマーのクリスマスがどんなものか、
これは是非行ってみなければ！
あった、あった。ちゃんとクリスマスツリ
ーが。
写真は、カメラのイルミネーション特殊効果でキラ
キラに写ってるけど、実際は全然だった。
町の若い男女が次々に野外特設ステージに
上がり、自慢の歌を披露している。
知り合いが歌ってる時にお花を渡したり、
キラキラモールを首に掛けたりする習慣が
あるらしい。
とても上手とは言えない歌をスター気分で
歌い続ける町の人たち、
悪ぶって酔っ払って大騒ぎして、カラオケ大会の音に合わせて踊り狂う少年達、
次から次へと首にモールを掛けられ過ぎて
人間クリスマツリーみたいになっちゃった
女の子、
全てがかわいくて、微笑ましくて、トニー
＆イギーと笑い続けた。あー楽しい
私がミャンマーを出る日は１月５日。
トニー＆イギーは翌日の６日でほぼ一緒だ。
「そのこ、最後までずっと三人で一緒に旅
しようよ！！！明日一緒にインレーに向か
おう。」
って、しきりに誘ってくれた。
トニー＆イギーほど気の合う人はなかなか
居ない。二人と一緒に行ったら絶対楽しい
なー！
どうしよう？？？
ブログを再投稿するにあたって写真を見返
していたら、二人のことが懐かしくなって
２、３年ぶりくらいにメッセージを送って
みたら、
トニーはギリシャで働いていて、イギーは
コロナ禍の中ガラパゴス諸島に旅行中だっ
た。コロナ前まではインドネシアでダイビ
ングのインストラクターをしていた二人。
相変わらずアクティブで元気そうだった！
会いたい！！
