【ここまでのルートをおさらい】
神戸→中国→チベット自治区→ネパール→インド→パキスタン→インド→バングラデシュ→インド→パキスタン→中国(今ここ。日本を出て7カ月)
世界一周ブログを手直しして再投稿しています。
2007.10.25
<本日の移動>7:15カリマバード→アリアバード8:30→→10:30ススト12:00→→フンジュラブ峠→→20:00タシュクルガン→→0:30(中国時間3:30)カシュガル
さぁ、二度目のパキスタンともお別れ。
やっぱり人が親切で優しいいい国だったなぁ〜
ハイダー爺、またいつか会えるかな?
それまでどうか元気でいてね!!
カリマバードから、スズキに乗ってアリアバードへ、
そしてNATCOのバスで同じ宿だった日本人二人と一緒に、イミグレのあるスストへ向かった。
7月にトモとバイバイしたパキスタン側の屋根すらない屋外のイミグレ(笑)
今日は私のバックパックが検査される番だ。
バックパックから荷物を一つ一つ出されてチェックされて、出したものは全部そのまま放置。
めんどくさ~~~~~~~~~~!!
朝、きっちり、きっちり、隙間なく上手いことパッキングしてきたのに・・・
スストの町では女性を一人も見かけない。
恐らく唯一の女性であろう係員にボディチェックをされて、無事パキスタン出国。
再びバスに乗り込んで、出発~~~~!
まずは国境にある標高4700メートルのフンジュラーブ峠を目指す。
周りの乗客に、
「ちょっとちょっと!!ドライバーさっきから寝てるよ?」
って言うと、
「あ〜〜、彼は今日病気なんだ。でも大丈夫!彼はフルパワーだから!」
「フルパワーって・・・寝てるし!!!」
「大丈夫大丈夫〜!!僕がちゃんと見てるから。」
すぐ横は崖だからね。
ヒヤヒヤ死にたくない
それからも時々ドライバーはふわふわしてた。
標高の高い乾いた大地に、雪山の景色が続く。
フンジュラーブ峠を越えると、そこはもう中国。
中国側荷物チェックポストに到着してバスを降りる。
ここは世界一標高の高い国境だ。
「おい!ここは写真撮ったらダメだ!」
って注意しにやって来た。
へへ~もう撮っちゃったも~~ん
いいじゃんラクダしか撮ってないし。
って・・・しまった、ここは4700メートルだった
って・・・しまった、ここは4700メートルだった
また標高を忘れて走ってしまった。
頭ガーン、ガーン、ガーン、ガーン。
肺もズキーン、ズキーン、ズキーン。
あっという間に高山病の症状が出始めた。ほんと学習しないオンナ・・・
その後高度が下がっても、しばらく高山病の症状に苦しむことになった。
頭ガーン、ガーン、ガーン、ガーン。
肺もズキーン、ズキーン、ズキーン。
あっという間に高山病の症状が出始めた。ほんと学習しないオンナ・・・
ラサで病院のお世話になるほどの高山病になったのに。
さぁ、荷物検査が世界で一番厳しい国境の一つと言われるこの国境。
特にパキスタンからのドラッグの持ち込みを警戒しているらしい。
パキスタン側よりも更に細かく荷物を出されて、
前に並んでいた人は洗剤の入った容器まで開けられて中身を調べられていた。
やだなぁ、さっき詰め直した所なのに、また荷物めちゃくちゃにされたくないなぁ。
よし!フレンドリー作戦で行こう!
え~と、どの人にしようかな。
4人居た係員のうち、一番愛想の良さそうな係員の所へ並ぶ。
自分の番が来ると、目いっぱいの愛想笑いを作って、
「コンニチハ!ヒサシブリネ!!」
と超片言の中国語で言ってみた。
「久しぶりって、初めてだよね?君、中国語上手いね。」
「久しぶりって、初めてだよね?君、中国語上手いね。」
「アリガト。キョウユキフッテルネ。トテモサムイネ」
と続ける。
「あー、さむいねー。」
係員と和気藹々と片言の中国語で喋っていると、彼は小さなバックだけさっと検査して、バックパックは
「あー、さむいねー。」
係員と和気藹々と片言の中国語で喋っていると、彼は小さなバックだけさっと検査して、バックパックは
「あーもういいよ。またねー」
と全くノーチェック。
やった!作戦勝ち
約5時間後、タシュクルガンに到着した。
イミグレとイミグレの間の緩衝地帯がこんなにも距離がある所は初めて。
ここでもまた荷物チェック。
さっきもやったのに、またやるの???
ほんと中国厳しいなぁ。
今度は女性係員に小部屋に連れて行かれる。
「中国の規定により、只今からボディチェックを行います。いいですか?」
今度は女性係員に小部屋に連れて行かれる。
「中国の規定により、只今からボディチェックを行います。いいですか?」
「あ~はいはい。オッケー。」
すると、彼女は私のTシャツの中に両手を入れて来た。
「えーっ?えーっ??まじで??」
ってびっくりしていると、
彼女は「SORRY」と言いながら、ブラの中まで手を入れてきた。
「きゃーーーーーーーーーーー」
そして、ブラの中をごそごそとチェック。
私何も持ってないってばー!
ほんとになんにも怪しくないってばー!
ワーーーキャーーーー言いながら、ボディチェック終わり。
こんなの、初めて・・・ポッ
ぶ、無事に中国入国!!
ダライ・ラマ関係のグッズも見つかったら没収されるらしく(私はインドから日本に送っちゃってたから良かった!)
ぶ、無事に中国入国!!
ダライ・ラマ関係のグッズも見つかったら没収されるらしく(私はインドから日本に送っちゃってたから良かった!)
友達はダライ・ラマの写真を靴下の中に隠してたんだけど、
隠してたのと反対側しかチェックされなかったらしく、セーフだったって
酷い時はデジカメの写真もチェックされるって噂。ほんとに中国の検査は厳しい。
タシュクルガンで、噂のラグ麺を食べた。
讃岐うどんみたいにコシがあって、おいし~~~い!感動
国境一つ越えるとこんなに食文化が変わるんだなぁ。
外国人5人でタクシーをシェアして色満ホテルへ。カシュガルで人気のバックパッカー宿だ。
「7:00からなら26日チェックインにしてあげるよ。」
と早めに部屋に入れるようにしてくれて、
フンザから一緒に来た日本人二人と一緒にロビーの長いすで朝まで眠らせてもらった・・・・・
あー今日の移動は大変だったな〜。
カシュガルもずっと憧れの土地だったから明日から楽しみだ!!!
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