世界一周ブログを手直しして再投稿しています。
2007.10.13


今朝は早速ドラが送ってくれたコーンスープを飲みましょう音譜音譜



おいしい~~~~~~~~~おいしい

こう言う味は久し振りだな〜!!!



インドを出ると思ったら、無性にインド映画が見ておきたくなって、昨日も見たのにまた一人映画館へ向かう。



コルカタでは、昔ながらのプラスチックのイスが並ぶ汚い映画館で40RS(120円)くらいで見てた。



デリーのコンノートにある映画館は、日本と変わらないレベル!!

ふっかふかの絨毯に、ふっかふかの椅子。

ちょっとリクライニングも出来たりして快適キラキラその代わり料金も高い。



昨日は175RS(525円)払って映画を見てきた。



デリーはテロの可能性もあるから、入る時にボディチェックとカバンのチェックもある。



「これは持ち込み禁止です」と言われ、大好物のムングダル(インドの豆で出来たスナック)を没収されてしまったアセアセ


え~~~えーん

映画見ながら食べようと思ったのに~!

コルカタではそういうとこ緩かったのに。

私のムングダル、返して~~~~!

従業員が食べちゃうんでしょ。



今日は、少しでも節約しようと朝一番の一番料金が安い時間帯に見るために早起きをして行った。

それでも125RS(375円)。



入り口のチェックで、私のカバンにカメラが入ってるのを見て、



「カメラは持ち込み禁止です。カバンを外に預けてきなさい。」



と言う係員。


外って・・・ほんとに外だし!! ポーン


映画館の裏の空き地みたいなところにおじさんが一人居て、その人に預けることになっているらしい。



おじさんはみんなから預かった荷物を次々に箱に放り込む。

セキュリティーも全然なってない。



大切な大切なカメラが入ってるし、こんなに信用出来そうに無いところに預けたくない~!



急いでカバンに掛ける南京錠を買いに走った。南京錠は15RS(45円)だった。

よし、これで少なくともおじさんにカバンを開けられることはない。(カバンごと盗られたらおしまいだけど)



おじさんのところに戻ると、



「カバンに10ルピー、カメラは20ルピー、合計30ルピーだ。」




うっそぉ笑い泣き


もたもたしてると映画が始まっちゃう。

払うしかない。



せっかく安く見ようと早起きしたのに、結局映画を見るのに170ルピーかかってしまった。



カバン持って行かなきゃよかった!

映画を見てる間も、カバンが盗まれて無いか気になって仕方なかった。



さて、今日の映画はホラーコメディー。

アクシェイクマール(2021年追記︰最近ではPad Manで有名)が主演。



古典に基づいた曲とダンスがめちゃくちゃ良くて、このシーンは鳥肌立ちまくりだた!

特に男女で踊るところから。最後に男の首が切り落とされてギャーッゲッソリってなるよ。


ストーリーはこんな感じ。 

その昔、王様に仕えた美しいダンサーがいて、王様に愛されていた。
ところが彼女が他のダンサーと恋に落ちていることを知った王様は男のダンサーの首をはねてしまう。
その後彼女は自ら命を断つ。
その女性の幽霊が出ると言う噂の古いラジャスタン州の宮殿で次々におかしな現象が起こる。


結構怖いところは本気で怖いのに、みんなゲラゲラ笑ってばかりで、


「え?ここ笑うとこなの???うーん


って思うことが多々あった。


そういえば、2000年にインドでタイタニックを見にいった時も、



船が海に沈んで行って、人々が悲鳴を上げながら次々に冷たい海に転落していくシーンでインド人たちは爆笑。



もう自分達が助かることを諦めて、最後まで人々のために音楽を奏でようとする楽団を見て、



「あっはっは!あいつら何やってんだ~~!!」



って指を刺して爆笑。



ローズの回想シーンで、

若くて美しいローズの顔が徐々に徐々にシワシワのおばあさんになっていくシーンでも爆笑。



そこ、笑うとこ??

インド人の感覚はほんとわかんない!!



けど、爆笑するインド人たちの姿を見て、


「なるほどね~。だからこの人たち日頃から人の気持ちが分からないことが多いんだな。」


って思った記憶がある。(もちろんそんなことない人もたくさん居るよ!)



今日の映画は怖かったけど面白かった!

エンディングの曲も大ヒットした。


ネット屋さんに行くと、日本人大学生のイランでの誘拐事件のニュースを見て、

親やたくさんの友だちが私を心配してメールをくれていた。



パキスタンからイランに抜けてしまうか(その大学生と同じルートを通ることになる)、



パキスタン北部まで上がってカラコルムから中国に入り、

中国から中央アジアを通って、大幅に迂回してイランに入るかまだ迷っている。



もし同じルートを通って私が誘拐されたら、
「ニュースを知っていながら何考えてるんだ!」とか、


数年前に日本人がイラクで人質になった時に散々言われたように「自己責任」って叩かれるんだろうなぁ。



そうなったら親や親戚にも迷惑が掛かる。

そう考えると、めんどくさくても大幅に迂回する方が賢明だ。



私のことを心配してくれる人がたくさん居ることは、本当にありがたい。



犬しっぽ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬あたま


2007.10.14

<本日の移動>19:45ニューデリー

京阪8000系新塗装先頭車→→→夜行

 


今日は朝から荷物の整理。

少し要らないものを捨てたけど、それでも鬼のように重たい私のバックパック。



どうしてどんどん荷物が増えていくのかしら?




午後、一人でコンノートプレイスに向かおうと、サイクルリキシャワーラーと交渉して、

言い値から5RSまでまけてもらって乗った。それが相場くらい。



まけさせて乗ったものの、おじさんはとっても明るく愉快な人で、

たった数分だったけど、おじさんとお喋りして私もとっても楽しい気持ちになった音譜



だから、結局10RSあげた。


そしたら、めちゃくちゃ喜んで、私の手が潰れるくらいぎゅううううううううううう

っと握手された。




大好きな雑貨やさんPeople Treeは今日定休日で、

仕方なくパリカバザールをぶらついて、人気店のコーヒーミルクシェイクを飲んで、



さぁ、じゃぁ帰りは歩いて帰ろうっと。


って歩いていると、さっきのリキシャのおじさんが遠くから手を振りながらやってきた。



「NO MONEY!COME!SIT 

DOWN!!」



「え~~?いいよ~。もうすぐそこだし。(どうせまたタダだと言って後で請求するパターンでしょ?)」



「COME!!COME!!!」


何度いいよ、歩くよ、って言ってもおじさんは聞いてくれなくて、じゃぁ乗るか、って乗ると、



おじさんはまた愉快なお喋りをしながら私をパハルガンジ(安宿街)まで送ってくれると、



本当に何も請求せず、笑顔で両手を合わせて「ナマステ〜お願いキラキラキラキラって言ってバイバイしてくれた。



デリーでこんなことがあるなんて!!

心がほっこりした出来事だったチューリップ黄チューリップ赤チューリップオレンジ

インド最終日に気持ちのいい人に出会えてよかった。



19:45ニューデリー駅発の列車に乗り込んだ。



バイバイデリー。

8度目のインドもあと少しでおしまい。



やっとインドとお別れですよ。長いことお付き合いありがとうございました爆笑

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世界一周ランキング

<本日の出費>
宿 100
映画 125
南京錠 15
カバン預け 30
昼食 10(ポテト)
水 10
夕食 30(オクラ丼)
服 175・80(パキスタン用の丈の長い服)
ネット 30
列車 250(デリー→アムリトサル)
計 855RS=2565円

宿 50
昼食 58(中華丼)
夕食 30
リキシャ 10
シェーク 23
水 10
チャイ 5
計 186RS=約558円

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