世界一周ブログを手直しして再投稿しています。
2007.9.6


<本日の移動>→京阪8000系新塗装先頭車→9:30ハウラー(コルカタ)


CITY OF JOYという小説と映画がある。
Sonokoの一人ときどき二人旅

コルカタ(カルカッタ)のCITY OF JOY(歓喜の街)と呼ばれるスラム街が舞台になっていて、
インドの貧困や人々の苦悩がすごくリアルに描かれている。


映画の中でアメリカ人青年医師が滞在したホテルが実際にサダルストリートにある。


それがこのフェアローンホテル


フェアローンホテルは歴史あるホテル。
建物自体は1783年に邸宅として建てられた植民地建築で、イギリス植民地時代はこのサダル周辺も白人地区だったそう。
1911年まではカルカッタが首都だったんだもんね。


1915年にトルコのアルメニア人への虐殺が始まり、アルメニアから逃れカルカッタに辿り着いた夫婦が1936年にこの建物を買って以来、ホテルとして使われるようになったそう。

1908年の様子。

母親がここにしよう!って言うから、トリプルベッドで80ドルの部屋を取った。
値段の割には何か人んちみたいな部屋(笑)


ええと、テレビはどうやってつけるの?


現在アルメニア人夫婦の娘にあたるイギリス人(多分イギリス植民地下のインドで生まれたからイギリス国籍?)マダムが経営しているこのホテルは、ちょっと変わっていて、階段中に写真が飾ってあったり、


この共同スペースには色々な物が所狭しと置かれている。
まるでおうちの居間みたいだけど、落ち着くような落ち着かないような・・・落ち着かない。


お客さんは中高年の白人が多い。

CITY OF JOYのポスター発見。


そろそろランチ食べに行こうか。

「汚いところはイヤ。」と言う母を「いやおいしいから!!」と説得して、私の大好きな食堂、カルサに連れて行く。


オムレツと、ジャムトースト?


私がいつも食べるレシュミチキンマサラ&ベジマサラ。両親もおいしいって言ってくれた爆笑


チャイ屋さん

コルカタにしかないリキシャ。


そして、少し休むという両親を部屋に残して、私は「友だちに会いに行って来る!」と定宿ホテルパラゴンへ!!


パキスタンからインドのダラムサラ、マナリまで一緒だったヒデくんが居るはず!


パラゴンは相変わらず日本人旅行者で賑わっていて、ヒデくんにも無事再会することが出来た。


さあ、サダルのボンドゥ(友達)たちに
両親を紹介しに行こうかニコニコ


ずっと「笛のおじさん」と呼んでるおじさん。(追記 この数年後に亡くなったぐすん
いつもサダルに笛を売りに来るんだけど、全然買え買えと押してこない物静かなおじさん。

おじさんが吹けるのは「ドミソド〜」のみ。
いつもサダルで私を見かけると「ドミソド〜」と吹いて、私もその音に気がついて「あっおじさんハロー!」って挨拶する。


笛のクオリティーも低いし、そんな何本も要らないけど、インドに行く度におじさんのインド人商人らしからぬ控えめな人柄に心打たれ、つい買ってしまう。


「パグラ〜!(crazy)」「パグリ〜!」
と冗談で呼び合う仲のフレッシュジュース屋のアニル&ビジャイ兄弟。

行きつけの屋台の彼の名前もアニル。

その他、ホテルパラゴンのおじさんや、タクシー運転手たちなど、サダルのボンドゥに会う度に両親を紹介した。


みんないつもとは全然態度が違って、
両親に対してリスペクトを示して丁寧に
握手したりしてくれて、ウケた(笑)


コルカタで両親に一番会わせたい人と言えば、もちろんカクーとカキマ。
私が2000年からずっと娘のように可愛がってもらっている、インドのパパとママラブラブラブラブラブラブ


電話したら、おいで〜って言ってくれたから、両親を連れてお家に伺うことにした。


ジャイサルかどこかで買ったスカートを着て張り切る母。ビーサンだけど。


夕方タクシーに乗ってカキマ宅へ。
インドのパパ&ママと、本当の両親、ご対面~~~~!めっちゃ嬉しい〜爆笑


スデシュナ(娘さん)の結婚式の写真を
私がまとめたアルバムを見てる。


インドのスナックでおもてなししてくれた。


ヨーロッパに住んでいるスデシュナには久し振りに会えた!

あ〜よかった!みんなに両親を紹介できて。


二時間ほどで引き上げて、サダルの人気レストラン、ブルースカイカフェで夕食。
両親はここのあんかけ麺がすごく気に入ったみたい。ラッシーもね!


やっぱり過ごし慣れたコルカタはいいなぁ。
全くイライラすることがないから、穏やかな気持ちで過ごせる照れ


両親とコルカタに来れてすっごく嬉しい!
チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

2021年追記

カクーとカキマとの連絡手段は、手紙からSkype(私が向こうの家の電話に掛けるのみ)に、
そして今はFacebookとWhatsAppに!ビデオ通話も出来るし、ほんっと便利になった。


先日カクー(おじさん)の80歳のバースデーに送ったメッセージ。
アミトゥマケバロバシは I love youピンクハート


もう10年会ってない!!コロナが終わったら真っ先に会いに行きたい。
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