2007.9.2
<本日の移動>ジャイプル6:10→→10:10アグラ
あっという間にまた移動!
4:20起き。6:10発の列車なのに、一時間も早く駅に着いてしまった。しんど
寝台じゃないこのタイプの列車に初めて乗ったけど、きれいでびっくり!
その後、インドで会った他の旅行者に「タージマハルどうでした?」って聞かれる度に、
「うーん、インドは他にも面白いとこいっぱいあるし、タージマハル高いし、行っても行かなくても、どっちでもいいんじゃない?」
ってずっと言い続けてきた。
多分大学生の私には、そこまでピンと来なかったんだろうと思う。
ところが、今回駅からホテルに向かう途中で遠くから徐々に姿を現したタージマハルのあまりの美しさに、
「おおおおおおおお」と大声を上げた。
今日のホテルはガンガーラタン。
1700RS+TAX3%=5250円
ラジャスタン州の宿と違って、本当にフツーの何てことない殺風景な中級ホテル。
掃除が行き届いてないし、従業員は用もないのにチップ目当てでチョコチョコチョコチョコ出入りするし、
HPの写真で見たのと全然違うし失敗
アグラはインドで一番人が
悪いとよく言われる街。
インド人でさえアグラでは騙されると言う。
昼食に外に出ると、サイクルリキシャやオートリキシャがぴた~~~~っとくっ付いて来て、
インド人でさえアグラでは騙されると言う。
昼食に外に出ると、サイクルリキシャやオートリキシャがぴた~~~~っとくっ付いて来て、
「オンリー10RS。マダム、ゴーバザール。」
「ベリベリグッドレストラン、5RS!!オーケー?」
「5RS!シティラウンド
ツアー!」
みんなコミッション目当てのドライバー達だ。
私たちからの収入が5RS=15円でも、土産物屋やレストランに連れて行けばコミッションで稼げるという仕組み。
みんなコミッション目当てのドライバー達だ。
私たちからの収入が5RS=15円でも、土産物屋やレストランに連れて行けばコミッションで稼げるという仕組み。
「要らない」って言っても言っても言っても言っても言っても言っても
ずーーーっとついて来る
そのうちの一人のサイクルリキシャドライバーは、私達が歩いている横を勝手にずっとついてきて、
私たちの行こうとしているレストランはもう10メートル先にあるのに、
まだずっと「オーケー、1RS。カム!」って言ってくる。
レストランに着くとあたかも自分が連れてきたかのように振舞ってコミッションをもらおうとするから、お店の人に
「ここまで自分達で歩いてきたし、彼は勝手に付いてきただけ。」
うっとうし~~~!って思ってる私とは反対に、両親は
「かわいそうになってきちゃった~。
I'm poorってずっと言ってくるのよ。ねぇ、ただでお金少しあげようよ。」
って言ってくるから
「そういうことするから外国人にたかるようになるんだよ!彼はちゃんと仕事があるんだから。」
「そういうことするから外国人にたかるようになるんだよ!彼はちゃんと仕事があるんだから。」
とピシャリ。
昼食後は、サイクルリキシャに乗ってタージマハルへ。
昼食後は、サイクルリキシャに乗ってタージマハルへ。
以下、両親の写真でお楽しみ下さい
入場門でインド人たちに埋もれてる父。
途中でレストランの客引きにしつこく声を掛けられたから、
「うーん、Maybe later.」って流した。
ネット屋からの帰り道でまた会って、
ネット屋からの帰り道でまた会って、
「おい、チャイ飲んでいくってさっき言っただろ!」
って言われたから、
「お腹いっぱいだからいいや。ごめんね。」
って言うと、
「オマエは嘘つきか!??えぇ?約束破るのか?」
「オマエは嘘つきか!??えぇ?約束破るのか?」
ってすごい形相でキレ始めた
「は??Maybeって言っただろ!!MaybeはMaybeで約束ではない!」
ってこっちも反撃
「Maybe later.」ってやんわり断る時の決まり文句でしょ。
それで嘘つき呼ばわりされてこんなにキレられたの初めてだし!うざー!!
そろそろタージマハルに戻ろう。
両親との待ち合わせ時間にタージの門の前で待っていると、
10歳と15歳の物売りの少年達がニヤニヤしながら、
「ジキジキ????」って声を掛けてきた。
ジキジキはセックスのことで、
よくお育ちの悪い大人がいらやしい顔をしながら囁いてくる。
「そんなこと言ったらだめ!まだあなたたち子供なんだから。わかった?」
って言うと、
「はーい。」
「はーい。」
って素直に言ったかと思ったら、
「ギブミーキス!!ワンキス!」
って寄ってたかってからかってくるわ、体を触ろうとしてくるわ。
タチ悪いこどもたち~~~~
相手が子供だと思うと余計にものっすごい不愉快だった。
でもきっと幼い頃からずっと学校も行けず物売りをしてきたんだ。
人に言っていいこといけないことも教わってこれなかったんだな・・・かわいそうな子たちだ。
ってことにして許してやろう。
両親と合流して、今度はアグラ城に
移動。
親切な人に教えてもらったミニバスに乗ろうと思って待っていると、
またまたウソツキたちが自分のオートリキシャに乗せようとして、
「あのバスはアグラ城には行かないよ。」
って次々に言ってくる。
「絶対ウソだから!」ってバスに乗ると、私たちの乗ったミニバスはもちろんアグラ城まで行った。ほらね
また一人で歩いていると、サイクルリキシャが何台も何台も何台も何台も声を掛けてきて、
要らないから無視してたら、
「チッ。STUPID!!」って言われたり、
「ノーサンキュー」って断ったらいきなり「FUCK YOU!!!」って吐き捨てて行ったり。
一体アグラの人はどうなってんだ??
ひどいな。私が何をしたっていうのよ!!
ほんとアグラムカつく!!サイアク!!
ほんとアグラムカつく!!サイアク!!
だいっきらい!!!
キーッ!!!
タージが見えると思ったら、ライトアップされてなくて全然見えなかった
それでも彼は殆どのドライバーがするように「もっとルピーちょうだい」なんて言って来ることは全くなく、
真面目に、一生懸命、大汗を掻きながらこいでくれた。
母が「ほら、こんなに重いのにかわいそうよ~。」
って、到着して40RSをあげると、キラッキラのきれいな目で、と〜〜っても嬉しそうな笑顔を見せた。
ズキューン
こう言う人には進んで多めにあげたくなるよね。
欲のない正直者が結局得をするようになっているのだ。
彼のお蔭で、怒ってばっかりだった一日の終わりにほんわかした気持ちになれたありがと〜!!
私が大学生当時はタージマハルの入場料はたったの15RS(当時のレートで38円)くらいだった。
2000年くらいから、インドの観光地では外国人料金の大幅な値上げが行われたんだよね。
2021年現在1300RS(約1900円)みたいインド人は50RS。
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