2007.7.27
<本日の移動>カリマバード→→アリアバード12:00→→(夜行)
朝目が覚めて隣を見ると、コリアンの女の子。
あれっ?あ、そうか、もうトモは居ないんだった。
今日からまた一人なんだった。
今日は大好きな友だちたちにハガキを出そう。
今日でカリマバードともお別れ。
再びハイダー爺にお別れを言って、スズキでアリアバードへ向かった。
アリアバードから、カラコルムハイウェイの来た道をまた戻って、ラワルピンディ、そしてラホールに帰る。長い道のりだ。
15キロ以上あるバックパックを担いでハシゴを上って行くのは容易ではないけど、
バスの係員が「やろうか?」って聞いてくれたけど、「大丈夫!!」と言って、自分でハシゴに上って荷物を置いた。
男たちは感心した様子で見ていた。
パキスタンの女性は多分自分でバスの屋根に上ったりしないと思う。
大都会ラホールから来た若い男の子6人組が同じバスに乗ってきた。
パキスタン人全員が紳士なわけじゃないんだな。
女の子の友だちが彼氏と一緒に先日夜行バスに乗っていたら、
私は、イスラム圏での久しぶりの一人の夜行バスにちょっと不安を感じていた。
ダメ元でバス会社の人に「隣の席は女性にして下さい。」って頼んでみたけど、
今日のバスのドライバーはすごい喧嘩っ早い。
ほんの少し乗用車と接触しただけで、バスから飛び出していって喧嘩が始まった
「ダメだ、その次の町まで止まらない。」とドライバー。即激しい口論が始まった
すぐ右側は深い深い谷なのに、ドライバーはずっとその乗客の方を向いて喧嘩しながら運転してる。
そのうちバスごと谷に落ちやしないかと、私は気が気じゃなかった。
途中、土砂崩れで道が塞がれてしまい、バスが停車してしまった。
「彼らは学校にも行かず、作物はとうもろこししか育たないから、それだけを食べて生きてるんだ。すごく貧しくてびっくりしたよ。」(←これは地震とは関係ない)
「でも彼らは幸せそうだった?」と聞くと、
「もちろん!幸せそうだったよ。昔からその生活をしてきたんだから。でも、今の時代は絶対に教育を受けることが必要だと思う。」
「でも教育を受ければ受けるほどもっと都会に出てもっと学びたくなるし、
「それもそうかもしれないね。」
どっちが彼らにとって幸せなんだろう?と考えさせられた。
バスは暗闇の中カラコルムハイウェイを飛ばす。
夜中になった。
ずっと親切にしてくれた隣の席の男性が
「静かにしろ!色々親切にしてやっただろ!!」
って変なことをしてくるんじゃないかとずっと警戒していたけど、彼は最後まで本当に紳士だった
フンザの旅、どうでしたか?
今日からまた一人なんだった。
今日は大好きな友だちたちにハガキを出そう。
今日でカリマバードともお別れ。
再びハイダー爺にお別れを言って、スズキでアリアバードへ向かった。
アリアバードから、カラコルムハイウェイの来た道をまた戻って、ラワルピンディ、そしてラホールに帰る。長い道のりだ。
まずはラワルピンディまで。
今まではこういうことは全部トモがやってくれていたけど、これからは自分でやらなければいけない。
15キロ以上あるバックパックを担いでハシゴを上って行くのは容易ではないけど、
バスの係員が「やろうか?」って聞いてくれたけど、「大丈夫!!」と言って、自分でハシゴに上って荷物を置いた。
男たちは感心した様子で見ていた。
パキスタンの女性は多分自分でバスの屋根に上ったりしないと思う。
大都会ラホールから来た若い男の子6人組が同じバスに乗ってきた。
「オレの隣に座らないか??」ってニヤニヤしながら言ってきたり、からかってきたりして、なんかやなかんじ~~~
パキスタン人全員が紳士なわけじゃないんだな。
フンザの人たちは女性を特別視することなく、からかったりする人は皆無だったけど。
女の子の友だちが彼氏と一緒に先日夜行バスに乗っていたら、
通路を挟んで隣の男がいきなり自分のモノを出して触り始めた、って話を聞いたばかりだったし、
私は、イスラム圏での久しぶりの一人の夜行バスにちょっと不安を感じていた。
ダメ元でバス会社の人に「隣の席は女性にして下さい。」って頼んでみたけど、
隣に座ってきたのはフンザの男性だった。
ここから20時間近くこの男性の隣に座ることになる。
ここから20時間近くこの男性の隣に座ることになる。
でもフンザの男性ならきっと大丈夫だろう。
今日のバスのドライバーはすごい喧嘩っ早い。
ほんの少し乗用車と接触しただけで、バスから飛び出していって喧嘩が始まった
あっという間に野次馬だらけになった。
夕方になって、ラホールの男の一人が前までやってきて何やらドライバーと揉め始めた。
夕方になって、ラホールの男の一人が前までやってきて何やらドライバーと揉め始めた。
隣の男性に「何があったの?」と聞くと、
男は「お腹が空いたから次の町で休憩にしろ。」って言ってるらしい。
「ダメだ、その次の町まで止まらない。」とドライバー。即激しい口論が始まった
すぐ右側は深い深い谷なのに、ドライバーはずっとその乗客の方を向いて喧嘩しながら運転してる。
そのうちバスごと谷に落ちやしないかと、私は気が気じゃなかった。
もーやめてよ!!!
寿命縮まったわ!!!
途中、土砂崩れで道が塞がれてしまい、バスが停車してしまった。
雨季のカラコルムではよくあることらしい。
あーあ。仕方ない。バスの中で食べようと楽しみにしていたブラウニーでも食べようっと
パクリ。
びよ〜〜〜ん。
え、何この糸?????
この前買った時は糸なんて引いてなかったぞ???腐ってる???
夜行バスで下痢になったらたまらない。
以前インドの夜行バスで下痢になったことを思い出して、一口でブラウニーを捨てた。
バスは一時間ほどで再び動き出した。
隣の席のフンザの男性はとっても親切で、休憩の度に「トイレは大丈夫?」と気遣ってくれた。
私の分もジュースを買ってきてくれたり、夕食の時も一緒に食べようと声を掛けてくれて、私の分まで支払ってくれた。
なんて優しい人なんだろう
2005年にはパキスタン北部で9万人以上が亡くなった地震が発生した。
2005年にはパキスタン北部で9万人以上が亡くなった地震が発生した。
彼は地震後に調査する為に行った山間部の村の話をしてくれた。
「彼らは学校にも行かず、作物はとうもろこししか育たないから、それだけを食べて生きてるんだ。すごく貧しくてびっくりしたよ。」(←これは地震とは関係ない)
「でも彼らは幸せそうだった?」と聞くと、
「もちろん!幸せそうだったよ。昔からその生活をしてきたんだから。でも、今の時代は絶対に教育を受けることが必要だと思う。」
「でも教育を受ければ受けるほどもっと都会に出てもっと学びたくなるし、
都会に出れば文明社会に触れて、新しい
ものを知ってしまって、どんどん便利な
ものが欲しくなって、どんどん欲しいも
のが増えて・・・
知らなければとうもろこしだけの生活で十分幸せだった人たちが、不幸せに感じるようにならないかなぁ。」
「それもそうかもしれないね。」
どっちが彼らにとって幸せなんだろう?と考えさせられた。
バスは暗闇の中カラコルムハイウェイを飛ばす。
夜中になった。
ずっと親切にしてくれた隣の席の男性が
「静かにしろ!色々親切にしてやっただろ!!」
って変なことをしてくるんじゃないかとずっと警戒していたけど、彼は最後まで本当に紳士だった
フンザは最初から最後までいい印象!!
フンザの旅、どうでしたか?
ここからはパキスタンの大都市の様子を
お伝えします
850
スズキ 10
切手 32×6枚=192
おやつ 5
計 1057RS=約2114円
スズキ 10
切手 32×6枚=192
おやつ 5
計 1057RS=約2114円