2007.7.12
朝ごはんはマンゴーヨーグルト。
昨日買ったマンゴーは1キロで40RS
これが泊まったオアシスゲストハウスの外観。
新市街にあるだけあって、裕福なおうちをゲストハウスに改装した感じ。
ウルドゥ語の文字を見ると「あぁパキスタンに来たんだなぁ」って思う。
(20RS=40円)
なんかおじさんたちとソフトクリーム、似合わない~~~。
なんとかかさ張るTCを先に使ってしまいたいと何軒か銀行をあたったけど尽く断られてしまって、
結局CITI BANKのATMでお金を下ろした。
4人で、キンキンにに冷えたお水が出てくる冷水機のところでお水をもらっていると、
「ペットボトルにも入れていけばいいよ。」って入れさせてくれた上に、グリーンティーまで出してくれた。
大した客でもないのに外国人だからか至れり尽くせり。CITI BANK最高
大した客でもないのに外国人だからか至れり尽くせり。CITI BANK最高
お客さん、男の人ばっかりね。
お酒を飲めないイスラムの国では、甘党の男性が多いのかしら?それとも女性は買い物に出ないの???
かわいくない
「パキはシュークリームが美味しいよ!」って他の旅行者に聞いてたから、シュークリームを買ってみた(12RS=24円)。なかなか美味しい
(インドでは車が歩行者に道を譲ることは絶対と言っていいほどない)
今のところすごく印象がいい。すごく好きになりそうな予感
おじさんたちこんにちは。
22:00〜パキスタンと言えば!!!のスーフィーダンスを見に行く。
スーフィーを見に行くのを何年も前からずっとずっと楽しみにしてたんだ!!!
スーフィーとは、イスラム教神秘主義のことで、唯一神アッラーとの一体化を図る為の儀式の一つがこのスーフィーダンス。
会場の聖者廟の境内に到着すると、既にそこは男たちで埋め尽くされていた。
現地の女性は一人も居ない。
私たちは外国人用の一角に通され、そこで見学することになった。
スーフィーでは、聖人カディールの霊が大麻草に宿ると考えており、
彼らもまた宗教的な意味から大麻を摂取し(でもパキスタンでも大麻は非合法)トランス状態になり神に近づくことを目指す。
会場にけたたましく鳴り響く太鼓。
大麻を吸い、トランス状態に陥り首をブンブンと振り続ける男、グルグルと回り続ける男。
圧倒される私。
一目見て大御所とわかるすごいオーラを持った安岡力也そっくりのおじさんも出てきた。
両手を胸の前で合わせて、太鼓の音に合わせて首をブンブン振り続ける。
神と一体化しているのだろうか。
観客の男たちの間でも次々に大麻が回され、太鼓に合わせて首を振ったり両手を掲げて声を挙げる人も出てきた。
ものすごい熱気。
私も初めて体験するこの異様な雰囲気にすっかり呑み込まれてしまい、
興奮でゾクゾクしっぱなしだった。
人々の熱を冷ます為に、少年が布製のうちわで扇いで風を送ってくれたり、
香りを付けた水をシューーーーっと人々の頭の上から吹きかけたりしに来た。
少年がこの場に居ることが何だか場違いに思えた。
飲み水やパキスタンの甘いお菓子も回ってきた。
ただでさえ暑いラホールなのに、人で埋め尽くされた聖者廟でこんなアツイアツイ儀式を見て、
暑くて暑くて私の体からは汗がとめどなく流れ落ち続けて、しまいには気分が悪くなってきてしまった
熱中症になってしまったようだ。
せっかく来たんだからもっともっとスーフィーを味わってたいという気持ちとは裏腹に体がとうとう限界になり、
みんなに付き合ってもらって会場を後にした。
画質すごく悪いけどどれも15〜30秒と短い動画なので是非覗いてみてね
太鼓を叩きながらグルグル回る男とモクモク煙の立ち上がる会場の様子
これは日本では絶対に出来ない貴重な貴重な体験だったなぁ〜。
スーフィーは期待を裏切らない面白さで最高だった!!
パキスタン、面白い!!
ソフトクリームをポチッとすると
にほんブログ村への票が一票入ります。