世界一周ブログを再投稿しています。
２００７．６．２５
コルカタの安宿が集まるサダルストリート。
私の常宿ホテルパラゴンでは 毎日、旅行者が入って来ては去って行く。
２０：４０ 旅行者の一人、元自衛隊員くんが 、
「ブッダガヤ行きの２２：００の列車に乗る」と言ってパラゴンを去って行った。
２１：１５ 元自衛隊員くんと同じドミだった韓国人の男の子が 、
「彼の携帯がベッドに落ちてたよ～！」
と教えてくれた。
その場に居た日本人、
メガネのギタリスト、インド古典楽器奏者うなぎ屋の息子、１９歳歌うたい、私の計５人で
その場に居た日本人、
メガネのギタリスト、インド古典楽器奏者うなぎ屋の息子、１９歳歌うたい、私の計５人で
「どうする？どうする？」
と話し合うこと３０秒、
「２２：００の列車ならタクに乗れば今からでも間に合う！届けに行こう
！」と言うことになり、 パラゴンを飛び出した。
５人でサダルを走って走って
チョーロンギーを走って走って
タクシーに乗り込んでハウラー駅へ向かっ
た
ブーン！！！
ブーン！！！２１：３５ ハウラー駅到着。
画像お借りしました。https://erail.in/blog/biggest-stations-in-india-with-highest-number-of-platforms/54
「１９番ホームだ！！多分この列車だ！！」
５人でハウラー駅を走る、走る
ハウラー駅には２３ホームある。
これは数々あるインドの駅の中でも一番多い。
インド人の数、半端じゃない。
さすが人口１１億人 （当時）！！！
どいてどいて〜〜〜〜！！
どいてどいて〜〜〜〜！！
走る
ぶつかる
「ソーリー
」
」走るぶつかる
ぶつかる「ソーリー」
」走るぶつかる
ぶつかる「ソーリー」
」１９番ホームに着いたもののそれらしい列車はない。
その場に居たインド人に聞く。
「ブッダガヤ行きの列車は何番ホーム？？？」
「ブッダガヤ行きは９番ホームだ」
「やっぱり案内所で聞いたほうが確実じゃない？インド人嘘つきだし。」
「そうだよね、初めからそうすればよかった！！」
５人で案内所へ走る、走る
案内所へ着くと窓口はインド人で溢れ返っていた。
時間がない！！
私もやれば出来るじゃん
私の顔がよほど切羽詰っているように見えたのか、 自らどいてくれた人もいた。
「私の友達にこれを渡さないといけないの！！ブッダガヤは何番ホーム？」
「ブッダガヤ行きは１０番ホームだ」
「１０番だってーー！！」
５人で走る走る
走るぶつかる
追いかけながら列車の中の人に聞く。
「この列車はブッダガヤに行くーー？？」
「行かないよ。」
「行かないってぇー！！」
４人立ち止まって集合。
「どうするー？もう諦めよっかー。多分もう出ちゃったんだよねーー？」
「そうしよっかー。」
・・・・・・・・・・
「元自衛隊員を探せ」から、
２２：３０もう４人で帰ろうとしていたその時、無事にうなぎ屋息子を発見
「よかったよかったー。帰ろっか。」
再び５人でバスに乗ってサダルへ戻る。
２２：５０ サダルに到着。
「無駄足だったなー。」
などとだらだら喋りながら夕食を終える。
「あーーーあ、ほんと疲れたねー。めっちゃ走ったよね、今日。」
「そうっすねー。」
サダルを歩いてパラゴンへ向かう。
２３：１５一台のタクシーが通り過ぎたと思ったら、急停車する
「おーーーーい！！
」
見ると、元自衛隊員くんではないか。
「えーー
！何で居るのーーー？？」
「俺の携帯届けに行ってくれてるって聞いたんだけどー。 俺、財布も忘れて戻ってきたんだよ。」
「え？じゃあ列車逃しちゃったの？」
「列車２３：４５に変更になったんだよ。まだ間に合う！！ありがとう！」
ブーーーーーーーン
と、彼は去っていった。
ぽかーん・・・・
おーーーー
うちら一体何だったんだーーーーー！
しかも財布も携帯も忘れるって！！
でも、ま、結果オーライと言う事で
５人の友情が深まったかどうかは不明だけど、 取りあえず、楽しかった。
今度「ハウラー駅構内かくれんぼ」など企画してみたら楽しいかも。
にほんブログ村のランキングに参加しています。いつも有難うございます
「９番だってーー！！！」
５人で走る、走る
５人で走る、走る
「やっぱり案内所で聞いたほうが確実じゃない？インド人嘘つきだし。」
「そうだよね、初めからそうすればよかった！！」
５人で案内所へ走る、走る
案内所へ着くと窓口はインド人で溢れ返っていた。
時間がない！！
列車がもうすぐ出てしまう。
いつもはインド人に順番抜かしをされてばかりで
いつもはインド人に順番抜かしをされてばかりで
「インド人は何で並ばないのよ
！！」
！！」とキレる私だけど、
今日だけはインド人をドカドカ押しのけて思い切り順番抜かし。
今日だけはインド人をドカドカ押しのけて思い切り順番抜かし。
私もやれば出来るじゃん
私の顔がよほど切羽詰っているように見えたのか、 自らどいてくれた人もいた。
「私の友達にこれを渡さないといけないの！！ブッダガヤは何番ホーム？」
「ブッダガヤ行きは１０番ホームだ」
「１０番だってーー！！」
５人で走る走る
走る
ぶつかる走るぶつかる
ぶつかるもういちいち謝ってられんわ。
なんでこんなに人が多いのーー！！？？
しかもみんなインド人ーーーーーー！！！
しかもみんなインド人ーーーーーー！！！
あたりまえーーー！！！
２２：００過ぎ、１０番ホームに到着。
列車はもうゆっくりと動き始めていた。
列車はもうゆっくりと動き始めていた。
「ヤバい！出ちゃう！！」
４人で列車を追いかける
４人で列車を追いかける
追いかける
追いかけながら列車の中の人に聞く。
「この列車はブッダガヤに行くーー？？」
「行かないよ。」
「行かないってぇー！！」
４人立ち止まって集合。
「どうするー？もう諦めよっかー。多分もう出ちゃったんだよねーー？」
「そうしよっかー。」
・・・・・・・・・・
え？４人？
うなぎ屋息子が居ない。
うなぎ屋息子が居ない。
おいーーーーーー！
うなぎ屋息子は途中で脱落してしまったようだ。
「元自衛隊員を探せ」から、
「うなぎ屋息子を探せ」に急遽変更。
ハウラー駅をうろつくこと２０分。
「もう多分一人で帰っちゃったんだよ。」
ハウラー駅をうろつくこと２０分。
「もう多分一人で帰っちゃったんだよ。」
２２：３０もう４人で帰ろうとしていたその時、無事にうなぎ屋息子を発見
「よかったよかったー。帰ろっか。」
再び５人でバスに乗ってサダルへ戻る。
２２：５０ サダルに到着。
遅い遅い夕食を食べる。
「あーあ、うちら一体なんだったんだろうねー。あんなに走ったのに。」
「あーあ、うちら一体なんだったんだろうねー。あんなに走ったのに。」
「無駄足だったなー。」
「いや、あそこで届けに行こう！！ってなったのが俺らのいいところじゃないですか！！
」
」と１９歳歌うたい。
「だね。またこれで一曲書けるね。よかったじゃん。」
などとだらだら喋りながら夕食を終える。
「あーーーあ、ほんと疲れたねー。めっちゃ走ったよね、今日。」
「そうっすねー。」
サダルを歩いてパラゴンへ向かう。
２３：１５一台のタクシーが通り過ぎたと思ったら、急停車する
「おーーーーい！！
」 見ると、元自衛隊員くんではないか。
「えーー
！何で居るのーーー？？」 「俺の携帯届けに行ってくれてるって聞いたんだけどー。 俺、財布も忘れて戻ってきたんだよ。」
「え？じゃあ列車逃しちゃったの？」
「列車２３：４５に変更になったんだよ。まだ間に合う！！ありがとう！
」 ブーーーーーーーン
と、彼は去っていった。
ぽかーん・・・・
おーーーー
いーーー！
うちら一体何だったんだーーーーー！
しかも財布も携帯も忘れるって！！
でも、ま、結果オーライと言う事で
５人の友情が深まったかどうかは不明だけど、 取りあえず、楽しかった。
今度「ハウラー駅構内かくれんぼ」など企画してみたら楽しいかも。
参加者募集中
（現在は募集を締め切っております 笑）
〈完〉
大好きなチャイストリート。
にほんブログ村のランキングに参加しています。いつも有難うございます
＜本日の出費＞
宿 １３０
昼食 １５
パイナップルジュース １０
バナナ ６
洗剤 １０
夕食 １２
ネット ４５
タクシー＆バス ２０
水 １０
計 ２５０ＲＳ＝約７５０円