２００７．６．７
＜本日の移動＞ジャナクプル１１：００→
→１８：４０ カカルビッタ →→１９：３０→→シリグリ ２０：３０
今日はバス動いてるって～～！！
いよいよ愛するインドに入国出来る
１１：００カカルビッタ行きのバス出発！
運転席には神様がいっぱい。
バスはあちこちで小刻みに停車し、その度に人が乗り込んできてぎゅーぎゅー。
いっぱいすぎて外にもぶら下がってる。
子供達も揉みくちゃ。
途中、２歳くらいの女の子がおじいちゃんと一緒に乗り込んできた。
女の子が人混みの中で必死にポールにしがみついてたから、
ひょいと女の子を抱えて膝の上に乗せると、
おじいちゃんはすぐに「Thank you」と言
ってこの見知らぬ外国人に孫を任せてくれた。
女の子は５分もしないうちに私の膝でうとうとし始めた。
日本を出てから、子供を抱いたのは久しぶり。小さくてふわふわで、カワイイ
急に、日本での仕事や生徒たちが恋しくなった。
バスが止まる度に色々な物売りがやってくる。
ネパールのバスもインド同様、対向車線バスと度胸試しをする。
向こうから対向車がやってくると、
パララパララパララパララパララパララ！！！！！！
とお互いにクラクションを鳴らし威嚇する。
お前が端っこに寄れよ、コラ！！ってこと。
ギリッギリまでお互いに譲らずに、すれ違う直前にハンドルを切ってかわす。
ビューーーーーーン！！！！
これを何度も繰り返すんだから乗ってる方は気が気じゃない
勘弁してほしい。
寿命が１０年くらい縮まったところでインドとの国境の街カカルビッタに到着。
バスから降りると、早速サイクルリキシャワーラー達がワッ！と寄って来た。
「マダーム。国境までは３キロある。歩けないよ。５０ＮＰＲで行ってあげるよ。」
「いや、俺は４０ＮＰＲで行く。どう だ？。」
「ハロー、ジャパニ。カム！！」
トモと私が「ホントに３キロもあるのかなぁ。どうする～？」って迷っていると、助っ人の正直おじさん登場。
「こいつらは嘘つきだ。国境までは歩いて５分だよ。ほら、行きなさい」
わ～い、おじさんありがとう
いいねぇいいねぇ嘘つきたちが登場し始めた。確実にインドに近づいてきている。
ワクワクしちゃう
１８：５０ネパール側のイミグレに到着。
インドのイミグレは１９：００に閉まると聞いて焦る
小走りでインド側のイミグレへ。
写真ブレッブレ。
この辺りはなかなか景色がきれい。
この橋を渡ればインド側！！！
だいだいだいだいだいだいだいだいだい好きなインドに、
「イエーーーーーイ！！！インディア！！！！
」
と万歳しながら勢いよく８度目の入国。
国境警備のポリスたちも笑顔で
「イエーーーーーイ！！！インディア！！インディア～～～～！！」
と一緒になって盛り上がってくれる。
このノリの良さがインドっぽい！！
気分上がるねぇ～～
１９：３０シリグリ行きのバスに乗るとベンガル語が聞こえてきた。
早速片言のベンガル語で話しかけてみる。
「アープ ナル ナム キ？」（名前は何ですか？）
「ベンガル語がわかるのか！！？？」
とおじさんたちが食いついてきた。
「ほんの少しだけね。」←ほんとうに少しだけ
ちょっと仲良くなった頃に、確実にうけるお決まりのフレーズを投げかけてみる。
「アミ トゥマケ バロ バシ・・・・ナーーー！！」
（私はあなたのことが好き・・・・・・
じゃない！！！）
どっかーん！！！！
インド人達が笑う。よし、ウケた！
「好き、じゃないんだって～～～～～ははははは～～～！！」
英語だったらI don't like you.で文の初めで「あ、否定文だな。」ってわかるけど、
ベンガル語は日本語と同じで、文の最後に「ナー」を付けることで「ない」と言う否定の文になる。
だから最後まで肯定か否定かわからないわけ。
何がそんなに面白いのかわからないけど、インド人はこれでいつも大笑いして楽しんでくれるから好き☆
２０：３０ シリグリ到着。
青い◯の辺りだよ。
DELHI HOTELにチェックイン。
あぁ、インドに戻ってきたなぁ・・・・と言う感じのきったな～～い安宿。
（ダブル１５０RS＝４５０円）
取り敢えず手を洗おう。と部屋の中に付いてるバスルームに入ると、
ぎゃああああああああああああああああ！！
流しに５〜６センチはありそうな巨大ゴキブリ！！
レセプションに走って行き、お兄ちゃんに
「コックローチ！プリーズヘルプ！
」
と言うと、お兄ちゃんは部屋にやって来て巨大ゴキブリを手づかみで「救出」して外に出した。
あぁ・・・・よかった。
その5分後、
ぎゃあああああああああああああああ！！！
再び巨大ゴキブリが出て、またレセプションへ走る。
今度は面白がってオーナーのおじさんも付いてきた。
お兄ちゃんは再び手づかみでゴキちゃんを「救出」（←ぜったい殺さないの）して外に出した。
おじさんは
「ハッハッハ～～～！！
ミュージアム！！コックローチミュージアム！！！」
と大笑いして、
「ナウ コックローチミュージアム イズ クローズド。ノープロブレム！」
と言ってバスルームに南京錠をガチャリと掛けてしまった。
いや、ミュージアムて・・・
南京錠掛けたらシャワー浴びれないし夜中トイレ行けないし・・・・・・
と納得はいかないながらも、取り敢えずおじさんと一緒に笑った。
そしてやっぱりインドが好きだ。と思った。
でもやっぱりトイレが使えないのは困るから、鍵はおじさんに開けてもらったけどね。
２１：００ 近くの食堂でフィッシュカレーとダルバート（２５ＲＳ＝７５円）。
超美味しい！！
宿に戻って恐る恐るトイレを覗くと、ゴキブリは居なかったから急いで歯磨き＆洗顔を済ませた。
今日はゴキブリが怖いからシャワーは我慢することにした。
夜中にゴキが襲ってきたら・・・・って考えると怖くて気持ち悪くて、蚊帳の端っこをベッドにギュギュっとしっかり挟んで眠った。
私の８度目のインドはこうして巨大ゴキブリと共に始まったのだった。
でも、インドにまた帰ってこれたことが超嬉しい～
幸せ、幸せ、幸せ、幸せ、幸せ～～～
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＜本日の出費＞
サイクルリキシャ（→バス停）２０
ビスケット １２
昼食 ２５
計 ５７ＮＰＲ＝約１１４円
宿 ７５
水 １２
夕食 ２５
バス（国境→シリグリ）１５
計 １２７ＲＳ＝約３８１円