２００７．４．２６
今日も朝から生憎の雨。
ラサの中心にある大昭寺（ジョカン）へ。
千年以上の歴史を持つジョカンは、チベット仏教界で最も神聖な場所だと考えられていて、
チベット人なら一生に一度は訪れたいと願う寺らしい。
日本からの観光客の私がこんなに簡単に訪れることが出来るのは有難いね。
「旅行人チベット」のガイドブックには、ジョカンの入場料は午前中無料って書いてあったから、
入ろうとすると係員がすごい勢いでやってきて、
「こら！お前これが見えないのか！！ちゃんと見ろ！！！
」
って看板を指差して怒鳴られた・・・
別にずるしようと思ったんじゃないもん！
そんなに怒らなくたっていいじゃん！
どうやら情報が古かったらしく、午前中でも７０元（1050円）の入場料が掛かるらしい。
内部にはいくつもの小部屋があって、中の仏像たちに手を合わせるためにたくさんのチベタンたちが並んでいたから、
私も列に加わって一緒に一つ一つの小部屋を見て回った。
次々にお布施を投げ込む人々と、それをかき集めるお坊さんたち。
さすがはジョカン、めっちゃ儲かってるなぁ～。
屋上へ上がると雪
で超寒かった！！
こんなに寒い中でも五体投地をする人々。
午後は旅行会社を回るから、
いつものような安食堂ではなくツーリストレストランでゆっくり昼食を食べながら予定を立てようと、
SNOWLANDレストランへ。
やっぱりどれも高くて、私は１０元（１５０円）のツナサンドでぐっと我慢する。
ガイドブックを見ながら今後のルートや予定を書き出してみる。
外国人がチベット自治区に入る為にはまず、パーミット（入域許可証）が必要。
これがあればラサとシガツェには入れる。
私の場合は成都の宿の旅行会社を通して列車のチケットとセットで取ってもらった。
でもそれだけでは不十分で、これから行く予定の未開放地区に入る為には、更に外国人旅行証が必要になる。
公共交通機関で自由にあちこち自分達で動き回ることの出来ないチベットでは、
旅行会社に車や外国人旅行証をお願いしたり、
車をシェアする仲間を見つけてルートや日数を一緒に決めたりしないといけないから、段取りが色々と面倒だ。
西チベットのカイラス山にもずっと行ってみたかった。
聖地カイラスの周りを五体投地で回る人々を見てみたい！！
私はビザに関しては日にちに十分余裕がある。
トモのビザは残り少なく、延長しない限りカイラスには行けそうにない。
そこで、ダメもとで旅行会社にビザの延長をお願いすると、「大丈夫だ」と言う話だったから、
パスポートを預けて帰ることにした。
よかった、他のメンバーさえ見つかれば一緒にカイラスに行けそうだ！
夕食はチベタン系の小さなお店で赤いスープの麺と牛肉のモモを食べて、
またまたSNOWLANDでアップルパイを買って帰る
＜本日の出費＞
宿 ３０元
朝食 ２元
トイレットペーパー ４元
昼食 １３元
夕食 ５元
ケーキ ３元
ジョカン ７０元
計１２７元＝約１９０５円
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