2007.4.25
今日はポタラに行く日
張り切って8:00にシャキッと起きる。
トモもすっかり調子が良くなった。
朝食におかゆとゆで卵と包子を食べて、いよいよポタラに向かうよ!!
ラサに着いてから毎日日中とっても天気がよかったのに、今日は雪
歩くにつれてどんどん雪はひどくなって、ポタラに入る頃には本降りになって、めーーーーーーーーちゃくちゃ寒い
昨日貰った整理券を見せて入場券を購入。
ポタラの入場料は100元(1500円)
ずっと来たかったポタラ、やっと中に入れる思うと感無量~~~
内部にはダライラマ13世、14世の座っていた椅子や、歴代のダライラマのお墓があった。
仏像もどれも美しいし、初めて見た立体曼荼羅も圧巻だった!!
立体曼荼羅ってこういうの。
画像はこちらからお借りしました。
https://www.pinterest.jp/pin/116952921560539190/
お坊さんが居たから
「Excuse me, I have a question.」って英語で話しかけて、棚にたくさん入ってる箱は何か聞くと、驚いたことに
「ぶっきょーきょーてん」
って日本語で返事が返ってきた。
「これっわー、おしゃかさまのーはっちにんの けらい。
これっわーだらいらま ななせいの ゲプッいすーー。」
ってあたりに響き渡るくらいのおっきなゲップと共に解説してくれて、笑いを堪えるのに必死だった
なんか怪しいガイド兼坊さんみたいな俗っぽいお坊さんだった。
彼らの心の拠り所である聖地ポタラを訪れるチベット人達が
お布施として投げ入れていくたくさんのお札に印刷されているのが、
チベットを侵略した毛沢東っていうのが皮肉だなぁって思った。
ポタラ中、毛沢東だらけだった。
中を見終わった頃には雪は止んで快晴に
ポタラ宮から見下ろしたラサ市内
今はすっかり整備されてしまって中国化しているけど、昔ここから見えたのはどんな景色だったのかなぁ・・・
岩にお経が書いてある。
さて、最後にポタラでトイレでも借りようっと。汚いトイレの写真でます!
超有名観光地なのに、チベットの伝統式トイレだった!ただ一番下の階までまっすぐ落ちて行くだけの汲み取り式トイレ。
深〜くて怖いんだよね。。。
落差は10メートルで、「世界一落差の大きいトイレ」と旅行者の間で言われてたとか。
この記事によると、
チベット式トイレの下に落ちた排泄物は灰と混ざっていることと、高地の乾燥した空気で殆どが乾いて分解されてしまう為、
臭いはあまりないそう。
毎年秋の終わりころになると、農家の人がラサへやってきて、
こう言った伝統式トイレから排泄物を回収して、肥料として使うんだって。
インドのチベット文化圏のラダックの宿のトイレもこのタイプだったけど、私もあまり臭いが気になったことはなかった。
独特な臭いはするけどね。
残念ながら?2017年に水洗式のきれいなトイレが作られて、
今は伝統式トイレは使えないみたいだけど、見学出来るようにはなってるらしいよ。
「ねぇねぇいこうよ〜」
「今五体投地してるから待ってて!」
「あたちもまねちてみよ〜」
昼食は、帰り道の食堂で。
豚の角煮、麻婆豆腐、野菜炒めともう一品で一人11元(165円)
トモと旅するようになってからひもじい思いは全くしてない。
我慢しないで食べるから、以前より食事にお金を遣うようになった。
まだまだ旅は始まったばかりだから今後の資金が心配だ。
まーでもまた一人になったら節約すればいいか。あとせいぜい二週間くらいだろうから。
午後はネットへ。
標高3700メートルのラサなのに、中国に入ってから使ったネットカフェで一番明るくて清潔な上にスピードも速かった。
(一時間3元=45円)
夕食は私が「安いところ!!」と主張してチベタンの麺やさんへ。
私はそれで足りたけど、トモはまだ空腹でもう一軒入ることに。
私が節約したいがためにトモが空腹を我慢したりするのは申し訳ない
お互い気を遣って顔色を伺ってしまう。
元々一人旅同士。
一人でももちろん楽しめる。
二人で居ることによるメリットもたくさんあるけど(高山病の時も助かったし)
自由に自分の意志だけで動けない窮屈さもある。
その辺りのバランスが上手く保てればいいなぁ。
SNOWLANDレストランでは
ここのケーキが美味しいんだ~~~~
今日はレモンケーキとチョコケーキを買って帰る。
いくら節約してもケーキは我慢できない!
街で見かけたこれは歯医者さん?
<本日の出費>
朝食 2.5元
昼食 11元
ハガキ×5枚 10元
ケーキ 7元
宿 30元
ペン 2元
ネット 3元
ポタラ入場料 100元
計 165.5元(=約2482円)
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