2007.4.14

 

<本日の移動>→パンツーファー3:30(10時間半)→9:00→電車→成都22:00(13時間)

 

 

午前3:30 パンツーファーのバスターミナルに到着するや否や

 

 

タクシーの運ちゃんたちがドドドッっと寄ってきて 、

四方八方から勝手に私の腕やらカバンをグイグイ引っ張ってタクシーに乗せようとする。 

 


「触んないでよぅ!!タクシーに乗るなんて言ってないでしょ!!ムキーッ

 

 

日本語で抗議して、振り切って公共バスに乗り込んだ。

 

 

人もまばらな鉄道の駅に着いたのは4時。
ちょっと怖かったけど、朝の9時まで駅のベンチでウトウトしながら列車を待つ。

 

 

9:00に無事成都行きの列車に乗り込んだ。

今回は13時間の移動だから、ベッドではなくて硬座にした。

 


途中で白豚が乗ってきたぶーぶー


白豚といっても本当の豚ではない。
豚みたいな男だ。


中国人は列車の通路に平気で痰を吐くとは聞いていたけど、 

この男も「カーッ、ペッ。」と私のすぐ隣に痰を吐いた。 

 


私は眉をしかめて露骨に嫌な顔をしてみせた。


二度目の「カーッ、ペッ。」の時、

私はまるでうんちでも見るような目つきで男を見た。


それっきり男は痰を吐かなかった。


男は「くちゃくちゃ、ぺちゃぺちゃぶーぶー音を立てながら弁当を食べ始めた。 

 


今度は小骨をペッペッペッと列車の床に吐き始めた。 

 


私は男をこの上ないくらいの呆れた顔で見た後、

ハァーーーーーッためいき。と深いため息をついた。 

 


男はそれに気付いたのか、その後は小骨を弁当の蓋に捨てるようになった。

 

 

わかってるなら初めからそうしなさいムキー


その後男は車両中に響き渡るような大声でブヒブヒと何時間もしゃべり続けた。

 

 

硬座でおしりは痛いし、男の声はうるさいし、心も体も休まる暇はなかった。

 

 

そんなこんなで13時間後、無事に成都に到着。

白豚も成都で降りたぶーぶーブ~・・・(車)。ブ~・・・(車)。ブ~・・・(車)。

 

 

駅までのフリーピックアップサービスを頼もうと宿に電話すると

「お金は払うから自分でタクシーで来て」と言われる。


雨が降り出して、中国人たちが一斉にタクシー乗り場に殺到した。

 

 

誰一人並ばないし、どんどん道路を渡ってタクシー乗り場の向かいで拾ってしまうから、

待てども待てども私のところまでタクシーが来ない。

 

 

私も道路を渡って彼らの真似をしてみたけど、全くダメショボーン拾えない。

 

 

やっと止まってくれたと思っても、Sim's Cozy Guest Houseのカードを見せると

理由はわからないけど断られるばかり。

 

 

もう限界までへとへとになってたから、もう泣きたくなってしまったぐすん

 

 

やっとのことで一台タクシーを見つけたものの「25元だ」と言われる。

 
 

ゲストハウスのカードには相場は8~10元。22時以降は料金違うよ。って書いてある。

もう22時を過ぎてるけど、夜間の相場っていくらなんだろう?

25元が妥当なのかどうかわからない。

 

 

もう疲れて死にそうだったから、

「あ~、もういい。」ってそのタクシーに乗って宿に向かうことにした。

 
 

やっとの思いで到着すると、レセプションでいきなり

 
 

「25元も払ったのか!?10元が相場だよ!!

25元掛かったなんてボスに言っても信じてもらえないし払えないよ!!」

 

 

って言われてしまった。

 
 

私は私でもう疲れとイライラがMAXメラメラメラメラメラメラだったから、

 
 

タクシー一台拾うのにどんだけ苦労したと思ってるのよ!ムキー

 

あなたたち中国人がタクシー捕まえるほど簡単じゃないのよ!!ムキー

 

なら夜間の料金もちゃんと10元が相場っ書いといてよ!!ムキー

 
 

って思いながらも

「じゃあいいよ、10元だけちょうだい。」って10元もらった。

 

 

あまりにも疲れてて抑えられないくらいのイライラだったけど、

熱いシャワーを浴びてお茶を飲んだら少し落ち着いた。

 
 

久しぶりに温かいドミでぐっすり眠ったぐぅぐぅ

 
 

<本日の出費>

 

宿 25元

バス(パンツーファーバスターミナル→

列車駅)5元

列車(パンツーファー→成都)103元

電話 0.6元

食べ物 6.5元

ジュース 5元

弁当 5元

タクシー 15元

 

計 165元=約2475円