こんにちはニコニコ


本日は、日本の北欧ファンの間でも人気のスウェーデンの国民的デザイナー、スティグ・リンドベリに関する話題です!
 

リンドベリは、北欧デザイン黄金期に、陶芸、ガラス、テキスタイル、工業デザインなど、幅広い分野で活躍したデザイナーでありアーティスト。さらには、イラストレーターとしても才能を発揮しました。



スティグ・リンドベリ グスタフスベリ・スタジオのエントランスにて(1960年代)
(photo)VILASTIL Design & Production, photo Harry Lindwall


20歳でスウェーデンを代表する老舗陶磁器メーカー、グスタフスベリ社に入社。ヴィルヘルム・コーゲの元で学んだリンドベリは、1949年、コーゲの公認としてアートディレクターに就任。さまざまなセラミック商品の製造に関わり、北欧・スウェーデンの一般家庭で愛されてきました。

なんとこのたび、リンドベリのデザインパターンを使ったプロダクトが、日本のメーカーによって作られることになり、リンドベリデザインをより身近に感じることができるように!
 


活動初期に手がけた土器ファイアンスシリーズの柄「Drapes」

活躍初期にあたる1940年代から1960年代に手がけた「ファイアンス」と呼ばれる、彩色職人による手描きアートのパターンや、1950年代のテキスタイルパターン、絵本のイラストなど、リンドベリの魅力あふれるデザインを使ったプロダクトが誕生する予定。

ライセンスエージェントとなる㈱アンドフィーカは、「リンドベリが世の中に残してきた素晴らしい価値を最大限に尊重し、その価値をさらに高めるメイドインジャパンのモノづくりにこだわっていきたい」と、質の高いプロダクト生産を約束。日本でのライセンス商品の展開は、スティグ・リンドベリの遺族との協力体制によって進められます。
 

グスタフスベリ社によるビンテージの器や復刻商品といったインポート品とともに、リンドベリデザイン×メイドインジャパンのライセンス商品たちが、日本の人々の暮らしに、美しい彩りを加えてくれそう。


陶器作品をモチーフにしたテキスタイルデザイン「POTTERY」(1947年)
 

今年はスティグ・リンドベリ生誕100周年ということで、現在、スウェーデンのグスタフスベリ陶磁器博物館にて、生誕100周年記念の回顧展が開催されています。

ますます注目を集めるスティグ・リンドベリのデザイン。どんなプロダクトになって登場するのか、期待が高まります。


【スティグ・リンドベリ】
20歳の時にスウェーデンを代表する老舗陶磁器メーカー、グスタフスベリ社に入社。ヴィルヘルム・コーゲの元で学び、1949年、コーゲの公認としてアートディレクターに就任。リンドベリ作品の多くは、スカンジナビアンデザインの典型として人々に親しまれ、北欧の一般家庭の日常にテーブルウェアが浸透するきっかけとなる。


問い合わせ先:
株式会社アンドフィーカ
http://www.andfika.co.jp

 


1940年代作のフルーツボックスを意味する「Fruktlada」
 

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