こんにちはニコニコ

次代を担う若手映像クリエイターの登竜門として2004年にスタートした「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」が、今年も7月に開催!第13回を迎えた今年は、長編部門で過去最多となる88の国と地域からのエントリーがあり、選び抜かれた12作品が上映されます。

2011年にはスウェーデン映画『シンプル・シモン』(※1)、2012年はノルウェー映画『真実の恋』(※2)、2014年にはデンマーク映画『愛する人へ』(※3)が上映され、北欧の新鋭監督による質の高い作品が披露されました。

今年は、注目のノルウェー人女性監督、イングヴィル・スヴェー・フリッケ監督による『幸せを追いかけて』が長編コンペ部門にノミネート。アジアン・プレミアとなります!

(※3)デンマーク映画「愛する人へ」@ SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014 

(※2)【7/14-22】今年はノルウェー作品が登場!SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012

(※1)スウェーデン映画「シンプル・シモン」、審査員特別賞受賞! 

 



年上の作家と出会い恋に落ちてしまう、お堅い女子大生のシグリ。
妊娠中にも関わらず仕事を探すことになったアーティストのトリーネ。
養子に出した息子との再会を願う、倉庫で働く元作家のアグネス。


恋に悩む学生に、妊婦のアーティスト、息子と離れ離れになった元作家・・・。それぞれの幸せを求めて奮闘する3人の女性を、微笑ましく描いたアンサンブル・コメディ!本作を手がけたのは、TVドキュメンタリーの制作で経験を積んできたというイングヴィル・スヴェー・フリッケ監督です。

『Maiko ふたたびの白鳥』(15)のオセ・スベンハイム・ドリブネス監督や、2012年の本映画祭で上映された『真実の恋』(11)のアンネ・セウィッツキー監督と並ぶ、今ノルウェーで注目の女性監督のひとりです。

『幸せを追いかけて』は、2015年ヨーテボリ国際映画祭のノルディック映画コンペティション部門でワールドプレミアを飾り、今回、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016での上映がアジアン・プレミアとなります。

ちなみに、原題は『Women in Oversized Men's Shirts』。男性もののシャツに身を包んだ女たち?なにやら意味深・・・?!気になりますね~。

年齢も境遇も異なる女性三人のドラマ。ぜひお見逃しなく!




『幸せを追いかけて』(アジアン・プレミア)
Women in Oversized Men's Shirts
7/20(水)14:00(映像ホール)/7/23(土)11:00(多目的ホール)


監督:イングヴィル・スヴェー・フリッケ
出演:インガ・イブスドッテル・リッレオース、ヘンリエッテ・ステーンストルップ、アンネ・クリグスヴォル、ハルヴァルド・ホルメン、イーヴァル・ガフセット、レナーテ・ラインスヴェ、アンドレアス・カッペレン、イングリ・ボルソー・バルダル



監督:イングヴィル・スヴェー・フリッケ
1974年生まれ。1997年よりノルウェー放送協会(NRK)で働き始め、ラジオ局P3で若者向け番組「U」や音楽番組「Lydverket」を製作。若者や子供向けのドキュメンタリーやミニドラマシリーズ等を監督し、2005年にはドキュメンタリー『Dumdum Boys - 5 men, 5 songs』でノルウェー・テレビ賞を獲得。本作は初長編作品となる。


オープニング上映は、若手監督を抜擢!熊谷まどか監督初長編作となる『話す犬を、放す』が上映されます。女優としてのキャリアに行き詰まる娘と、認知症を発症し、かつての飼い犬の幻視に悩む母の物語。主演は、つみきみほ、田島令子ほか。


SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016(第13回)
期間:2016年7月16日(土)~7月24日(日)
会場:SKIPシティ(川口市上青木 3-12-63)映像ホール/多目的ホール ほか
http://www.skipcity-dcf.jp/