今日は、私が尊敬する友人の一人、貝谷嘉洋さんが代表理事を務める日本バリアフリー協会主催の音楽イベントゴールドコンサートのご紹介したいと思いますニコニコ


ゴールドコンサートは、“障がいをもつミュージシャンのコンテスト”音譜10月12日に東京国際フォーラムで開催されるコンテスト形式のコンサートで、今年で6回目を迎えますクラッカー


貝谷さんはなぜ、“障がいをもつミュージシャンのコンサート”を開催することにしたのでしょうか?


貝谷さん自身、10歳の時に進行性筋ジストロフィーを受診。14歳で自力歩行不能になりました。

アメリカ留学中、「帰国後は障がい者の自立を促進するためのNPO法人を設立したい」と心に決め、具体的に何をするかを探るために様々な現場を経験・見学していったそうです。


その中で、デンマークのグリーンコンサート を見学した時に、「これだ!」と思ったのだとかひらめき電球


グリーンコンサートは、デンマーク筋ジストロフィー協会が主催する野外コンサート。デンマーク筋ジストロフィー協会は、筋ジストロフィー者の医療、福祉、教育の支援を行っている団体です。


グリーンコンサートは、障がい者に対する一般の意識変革と、協会の活動資金を得ることが目的。毎年夏に全国7主要都市で開催され、20万人前後の集客、1~2億円の収益があるのだそう。
2週間という開催期間の運営のお手伝いには、なんと約500人のボランティアさんが参加するそうです。


グリーンコンサートの名前の由来は、マーケティング戦略の一環として協力にあたっているビールメーカーツボルグ のロゴがグリーンだったからとのことクローバー


デンマーク筋ジストロフィー協会会長のエーバルト・クロウ氏も筋ジストロフィー。「グリーンコンサート」の活動からインスピレーションを受けた貝谷さんは、その日本版ということで「ゴールドコンサート」と名づけたそうです。


1999年のグリーンコンサート見学以来、「音楽イベントを開催することによって、障がい者の自立に対する理解を深める活動がしたい!」という強い想いから4年という歳月を経て、2003年ついに第1回ゴールドコンサートが開催されることになりました。


最初はグリーンコンサートのように、“活動の資金を得るため”をメインに、プロが演奏するチャリティ企画にしようと考えていた貝谷さん。しかし、障がいをもった人が演奏するほうが、より直接的に人々にメッセージが伝えられ、理解を得られやすいのでは、ということで、“障がいをもつミュージシャンのコンテスト”としてゴールドコンサートが誕生しました。


今年はコンサートへの音楽作品の応募は終わり、10月12日に東京国際フォーラムのステージに立つ、選ばれしミュージシャンも決定!毎年豪華なゲストが参加していますが、今年はあのSPEEDの今井絵理子さん音譜


毎年、音楽レベルがものすごい勢いで上がっているそうですアップ
実は、第3回ゴールドコンサート発足時に、貝谷さんからイベント運営のお手伝いのお話をいただき、私でもお力になれれば!目と意気込んでいたのですが、直後に妊娠が発覚し・・・汗あせるイベント運営のお手伝いは出来なかったのですが、ベビー連れでコンサートに駆けつけましたDASH!


印象的だったのは、会場全体が、なんともいいようのない和やかな空気に包まれ、ミュージシャンの方達が奏でる澄みきった音色に、心が、体が、洗われるような感覚に陥りました。


東京国際フォーラムというアクセスも便利!みなさん、ぜひ足を運んでみてくださいねラブラブ


第6回ゴールドコンサート

http://www.npojba.org/goldconcert/

-チャレンジド(障がい者)・ミュージシャンの競演-
日時:2009年10月12日(月・祝)午後3時30分開場 4時30分開演

場所:東京国際フォーラム ホールC (会場はバリアフリー対応)
東京都千代田区丸の内3-5-1 電話03-5221-9000

チケット申込み:チケットぴあ(0570-02-9999 Pコード:615-628)
SS席指定 3,500円
S席指定 3,000円
A席自由 2,000円(高校生以下無料)
車いす席 2,000円
*無料席、車いす席をご希望の方は事務局に要事前申込
*必要な方は介添者1名無料
*手話通訳・パソコン文字通訳あり

チケット販売URL:http://www.npojba.org/goldconcert/ticket/


制作・総指揮:貝谷嘉洋
審査員長:湯川れい子(音楽評論家、作詞家)
特別ゲスト出演:今井絵理子(elly)


★詳細は日本バリアフリー協会公式ホームページ にて、チェックしてくださいね。

【参考】
貝谷嘉洋さんについて、もっと知りたい方はこちら