B級温泉としての定義 | TC隊長

B級温泉としての定義

ぬ"っあせる

熱っあせるあせる





ぬ"おぉ~~~~ビックリマークビックリマーク





ぉぉぉ‥。。





おーしおーしあせる





ふぅ~ハート





い"ゃぁ~~
こりゃえ~わビックリマーク



最高やわホンマビックリマーク
(o^-^)o





あ"ぁ~極楽極楽温泉








体を張った山仕事を終えて精も根も尽き果てたあとに、待ちに待った温泉に浸かれば毎回こんな感じです
^^;



今日は隊長には珍しく?温泉のお話です温泉



山岳ガイドと観光ツアー添乗員をしておりますと日本全国通津ウラウラ、
一泊ウン万円の高級温泉ホテルから、ヒグマに喰われる恐怖と戦いながら入らなければならない山奥のデンジャラスな温泉まで、
人並み以上の入浴経験?と体験談温泉を持っているかと自負しております汗











話は遡り、
華やかしきバブル全盛の頃、日本全国に温泉ブームが到来しました
温泉キラキラキラキラ



隊長の住む北海道でも、日本三大名湯のひとつである登別温泉を筆頭に、洞爺湖温泉・函館湯の川温泉・阿寒湖温泉・川湯温泉などの有名温泉郷はもちろん、
各市町村でも先を争うように自治体が出資して、日帰り入浴や宿泊の出来る温泉施設を次々建設し、
温泉の向こう三軒両隣も温泉汗
みたいな地域まで現れてビビったものですあせる





しかし国が傾いた今、当時鳴り物入りでオープンした日帰り温泉施設は次々閉鎖に追い込まれ、
生き残ったデカイ温泉ホテルも安売り投げ売りされ、
中で働いていてる人達も低賃金で勤労意欲を失って、
あげくに一番肝心な「おもてなしの心」まで失ったホテルも増えてきましたしょぼん




そんな御時世にあって、過去のバブルにも今の不景気にもあまり縁が無く?山奥でひっそりと生き延びてきた、
それこそ隊長が愛して止まない「これぞB級温泉ビックリマーク」についてご紹介
(*゜▽゜)!





B級温泉??

なんやそれ(゚゚)?

みたいなブロガーさんが大半かと思いますが、
温泉好きな隊長が勝手に独断と偏見で決めてるカテゴリーですからいちいち突っ込むなやパー



それから、普段から和倉温泉の「加賀屋」さんとか、箱根の「富士屋ホテル」さんとか、カテゴリーAAA(トリプルA)の温泉をご利用されてる高貴で気品高いブロガーさん達は今回の記事は見ないほうが身のためですパー





汗





でわ、

今回は隊長が今まで巡ってきた日本全国の温泉の中で、
未だ好きな温泉No.1に君臨し続ける「瀬戸瀬温泉」をご紹介!

B級の要素がメッチャ詰まった格式高い温泉ホテルです!キラキラキラキラ



先に言っておきますが、この場合の「格式」とは高貴なブロガーさんの考える格式とは違いますからね汗





北海道は東に位置する小さなまち「遠軽町」

そこから国道を少し西へ向かへばとても小さな瀬戸瀬町があります。

いつだったか記しましたが、囚人さんやタコ部屋労働者の皆さまが開削してくださった道でもあります。



そこに現れた青看板
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瀬戸瀬町は隊長の両親が産まれ育った場所でもあるので贔屓しますよパー



国道をガックリ折れて山奥に8㌔ほど進んで行きますと
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ジャジャ~ン
(*゜▽゜)

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青い車はひろみちゃん2号(隊長の車)です

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なんでこんな山奥にこんな温泉が出来ちまったのか知りませんが既に格式高いあせる





[B級の定義その①]


「ごめんくださ~い!^^;」っと玄関入っても誰もいないこと‥汗


スタッフがいないことくらいでいちいちイラついたり、或いはまごついたりする人は残念ながらB級温泉に入る資格を持ち合わせておりませんパー

勝手にフロントなり番台なりにカネを置いて勝手に風呂に入ればよいパー

500円のところ400円しか置いていかなくても特にオトガメは無い!

仮に600円置いていってもそれはそれで特に何も無いパー汗

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[B級の定義その②]


スタッフは何処行ったか知らんが犬猫は居る汗
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コイツにお任せしてるのかな汗

B級では犬猫のいない温泉を探すほうが難しいです。

猫アレルギーだからとか、犬が怖いとかのたまうブロガーさんは気合いが足りないパー

隊長はノラネコアレルギーですが平気で抱き抱えてスリスリします!
(あとからヒドイ目に合いますがしょぼん)




[B級の定義その③]


電源の入っていない昭和のゲーム機が放置してあること!
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どうしてもゲームをやってみたい人は勝手に電源入れて遊べばいいだけのことです。

ガチャガチャなんかレバーが錆び付いて回らないあせる

きっと捨てるのもメンドクサイのでしょう汗




[B級の定義その④]


昭和の地図が堂々掲示してあること

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内地からたまたま来た人がこの地図見て、
「それじゃ~瀬戸瀬駅から列車に乗って湧網線経由でサロマ湖なんか眺めながら網走へ向かおうニコニコ」なんて計画したなら‥汗

この地図の鉄道路線の半分以上は廃線になっとりますしょぼん



魚のいない水槽
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魚より水槽そのものに価値を見出したのか汗


男湯
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墨で力強く書き込まれた様は、御手洗いを「便所」と表現するのと同じくらい格式高い。



これはマジで格式高いビックリマーク
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お湯はサイコーです
(*^▽^)/★*☆♪

とっろぉ~んとした肌にまとわりつくタイプで、温まり過ぎて汗だくになって良い意味でシャクにさわるむかっお湯ですよ~!


脱衣場へキラキラ
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いたる所に昭和がありますが、



[B級の定義その⑤]


体重計時計がアナログであること
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レトロ過ぎてビビりますあせる
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㎏表示の他に得体の知れない単位が書いてありますね汗


イマドキのデジタル体重計はドンピシャな数字が出るのでゴマカシが利かないですが、
アナログ体重計の場合は多少増えていても「んっ?きっと体重計狂ってんだべっ!」と勝手に解釈する人が大半です汗




きっと何万時間も回転し続けてきた扇風機台風あせる

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エアコンとか言うヤツは古くなるとだんだん生温かい風になってきますが、
扇風機は新しくても古くても回転すりゃ同じ風が吹くので素敵です台風

高い扇風機は風が冷たいとか聞いたことない。




1分間10円のドライヤー
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レゲエな髪型の人はいったい10円玉何枚いるねんあせる




湯船ニコニコ
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落花生みたいな形でなまら素敵ですキラキラ




雲って顔が見えない鏡汗
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言っておきますが、湯気で雲ってるのではなくて鏡そのものが年季が入って雲ってしまいましたニコニコ
隊長は幼い頃から瀬戸瀬温泉に通い続けてますから知ってるんです。




カメラのレンズも雲っちまったあせる
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[B級の定義その⑥]


シャワーが無いこと!



まことに残念ながらこの温泉にもシャワーが付いてしまいましたしょぼん

まぁ、こればかりは時代に逆らえなかったのでしょうかしょぼん

身体を洗う専用の小さな湯船から洗面器でお湯を汲んで使うのがこの温泉の醍醐味だったのですが‥

シャワーが付いた今は小さな湯船を利用する人も少なくなりましたしょぼん





休憩室
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殺風景で素敵ですキラキラ





[B級の定義その⑦]


休憩室で喫煙出来ること!



都会のコジャレた温泉では何処もかしこも禁煙禁煙になりましたが、
そのクリーンな禁煙休憩室で、タバコを吸わない肥満体の不健康極まりないオッサンオバサンがトドみたいにゴロゴロ寝転がっている姿を眺めていると、「禁煙って何?しょぼん」って思います汗汗





でわ、お部屋へ!
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昭和ぁ~ニコニコ
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こういうのを気の利いたサービスと言います
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せっかく部屋で若い女の子とイチャイチャハートしてる場面で
「失礼しま~す!お布団敷きに参りましたぁ~ビックリマーク
なんて入ってこられたらアンタ興醒めでしょうにパー汗


つーか、こっちは既に臨戦態勢でとっくの間に勝手に布団敷いとりますがなあせるあせる

(しかも一組だけハート)





汗





このお宿はゴハンがありませんパー





もう一度記します





このお宿はゴハンがありませんパー





世の中カネ出せば何でも食えると思ってる高貴なブロガーさんには残念ながら泊まる資格はありません。

ゴハンはここで自炊です
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昭和な電子レンジニコニコ
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そして





いよいよ最後の





[B級の定義その⑧]





ドゥルルルルルルルルルルルルルルルル音符←(ドラムロール)


ルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル



ルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル



バシャン音符←(シンバル)



テッテケテ~音符テッテッテッテ~音符←(ファンファーレ)













【携帯電話が繋がらないこと!!!!









はいパー
これが一番肝心です!





どんな格式高いB級温泉でも携帯が繋がるだけで強制的にA級昇格です汗


全て台無し帳消しですしょぼん




もちろん瀬戸瀬温泉は携帯圏外ですから心行くまで「今」を楽しむことが出来ますよ音符





スマホと格闘しているその姿は「今」と向き合ってない。

側にいる人を見てない。

画面と相手の顔、どっちを見る回数多い?

どっか、よく分かんない宇宙でも見てんでないの?



イマドキのLINEとかじゃなくて、一緒にB級温泉に行ってみたら本当に繋がれるかも知れないよ~

(*゜▽゜)!









っと言うわけで、
隊長のまことに身勝手極まりない解釈でのたまってきましたB級温泉の定義ですが、
分かる人には分かって頂けたでしょうか。。





皆さんの周りにもきっとお気に入りのB級温泉があるのではないかと思います。





最後に、隊長の見解ではC級D級温泉までカテゴリーがありますパー



C級は山奥の河原などにある脱衣場(単なるツイタテ)と石を敷き詰めて造った即席の湯船だけあるもの汗



そしてD級は、車じゃ行けなくて徒歩で何キロも登ったり降りたりした先にある、
自然に温泉が湧き出してる溜まり場に勝手に浸かるというものです汗

熱いときは川の水とか足して調節します。

大自然の中で山の神様の見てる前でフリチンになって湯に浸かる行為は、正にサルになった気分ですパー



ただ、北海道はヒグマが怖くて気を許せないですね~
^^;









おしまい