登山の原点へ。。②
続きです
湯の沢ルート最大の難関であるF4さえクリア出来れば、
後は難しい場所はありません!
、、っと言いたいところですが‥
程なく沢の二股に到達するとこのルート上で一番大きなF5が現れました
落差は軽く10メートルオーバー
水飛沫がゴォーゴォーと渦巻いております
札幌近郊でありながらこんなデカイ滝の存在を知る人などどれほどいることか‥
沢屋(沢登りする人)だけが独り占め出来る光景ですね
で、
どーすんだ?
このデカイ滝‥
F5の写メを撮っているシホ姉の向こう側には枯れ沢が見えます
(水の無い沢)
ここは躊躇せず左股のこの枯沢をえっちらこっちら登って高度を稼ぎ
そろそろ右股のF5より高い標高にたどり着いたかな~?
ってな場所でテキトーにヤブを漕いで右股の滝の上へ乗っ越します
えっちらこっちら
積極果敢にヤブに突入するシホ姉
この下りのヤブはかなり急斜面で笹をわしづかみして降りますが、
つるりんっ!てコケたら滑落して沢にドボンです
まぁ、時間短縮出来ていいが
ここをクリア出来れば今度こそ難しい場所はありません
後は苔むして小さくなった沢をジャブジャブ登り詰めるだけです。
それにしてもなんと美しい沢なのでしょう
はぁ~
煩悩が洗い流される
(下界に降りたら煩悩復活しとりましたが)
そして
この林道にブチ当った場所がゴーール
「やったぜシホ姉ぇーーーっ」
(*゜▽゜)
て、雄叫び上げたい衝動にかられましたが、
隊長のクールなイメージが崩れるのでヤメました
心の中で
「ヤッタゼシホネー(>.<)」
因みにもう少し上へ遡行すると小さな沼に行き着き、
更に山頂までも行けるのですが過去に一般登山道で山頂は踏んでますし、タイムリミットなのでヤメました。
この日は純粋に沢が楽しめれば目標達成だったのですよ
ゴールからしばらく林道をてくてく歩くと美しい万計沼に出れます
万計沼にはこれまたご立派な万計山荘がありまして
ここは主に冬山縦走の拠点となっている無人小屋です
で、
ゴハンゴハン
カップラーメンとオニギリの質素なメニューではありましたが、
沢登り初体験のシホ姉が無事登り切ってくれた安堵感と、思いのほか喜んでくれたこともあり
何と言いましょうかとても満たされた食事になりました
メシってのはメニューが高級か下等かはどーでもいくて、
誰と食うのか、どんなシュチエーションで食うのかによって満たされたりしぼんだりしますな
さて、
登ったら降りなきゃならん
下りは一般登山者が使う道をスタコラスタコラスタコラスタコラスタコラスタコラ
スタコラスタコラスタコラスタコラスタコラサッサ
と一気に下山
スタコラ降りるその後ろ姿には一皮剥けた何かが見えたような気がした。。
☆
【登山の原点へ。。】
とてもコッパズカシイお題目から始まりましたが、
昔の登山ってこんなんだったろうなってのを含め、沢登りの触り?だけでもお伝え出来ればと思いました。
先人達は
沢靴ではなくてワラジ履いて
登山シャツじゃなくて綿シャツ着て
雨が降ったらカッパなんて無いから簑着て
ノースフェイスの帽子とかじゃなくて袈裟被って
ザイルじゃなくて「縄」でフィックス張って
ピッケルやバイルじゃなくてカマで土かっちゃいて‥
とても不快適?で真似出来ませんし、
勝てないな
最後に脅し( ̄▽ ̄;)
生半可な知識と体力と装備で沢に入るとお亡くなりになります
一般登山道は生半可な知識と体力と装備で登っても意外にお亡くなりになりません
一般登山道は犬でも登りますが、
いや、、
犬のほうが登りますが、犬に沢登りは出来ません!
その犬でさえ進めない道を人が進もうっつんだから時にゾッとする場面もあります(笑)
沢は水量に左右されますから、気象予知に始まり、読図能力・フリークライミング術・ロープワーク・ビバーグ術・そして気力体力に第六感と複合的要素が凝縮された遊びなのです
慣れてくると沢の中をスイスイとカッパのように歩けるようになって山と同化出来ますよ
かくいう隊長もまだまだ半人前ですから
こっそり隠れてトレーニングに励みます
これを読んで是非カッパになってみたいというブロガーさんがいたなら、やはりこっそり教えてくださいね!
一緒に行きましょ
湯の沢ルート最大の難関であるF4さえクリア出来れば、
後は難しい場所はありません!
、、っと言いたいところですが‥
程なく沢の二股に到達するとこのルート上で一番大きなF5が現れました
落差は軽く10メートルオーバー
水飛沫がゴォーゴォーと渦巻いております
札幌近郊でありながらこんなデカイ滝の存在を知る人などどれほどいることか‥
沢屋(沢登りする人)だけが独り占め出来る光景ですね
で、
どーすんだ?
このデカイ滝‥
F5の写メを撮っているシホ姉の向こう側には枯れ沢が見えます
(水の無い沢)
ここは躊躇せず左股のこの枯沢をえっちらこっちら登って高度を稼ぎ
そろそろ右股のF5より高い標高にたどり着いたかな~?
ってな場所でテキトーにヤブを漕いで右股の滝の上へ乗っ越します
えっちらこっちら
積極果敢にヤブに突入するシホ姉
この下りのヤブはかなり急斜面で笹をわしづかみして降りますが、
つるりんっ!てコケたら滑落して沢にドボンです
まぁ、時間短縮出来ていいが
ここをクリア出来れば今度こそ難しい場所はありません
後は苔むして小さくなった沢をジャブジャブ登り詰めるだけです。
それにしてもなんと美しい沢なのでしょう
はぁ~
煩悩が洗い流される
(下界に降りたら煩悩復活しとりましたが)
そして
この林道にブチ当った場所がゴーール
「やったぜシホ姉ぇーーーっ」
(*゜▽゜)
て、雄叫び上げたい衝動にかられましたが、
隊長のクールなイメージが崩れるのでヤメました
心の中で
「ヤッタゼシホネー(>.<)」
因みにもう少し上へ遡行すると小さな沼に行き着き、
更に山頂までも行けるのですが過去に一般登山道で山頂は踏んでますし、タイムリミットなのでヤメました。
この日は純粋に沢が楽しめれば目標達成だったのですよ
ゴールからしばらく林道をてくてく歩くと美しい万計沼に出れます
万計沼にはこれまたご立派な万計山荘がありまして
ここは主に冬山縦走の拠点となっている無人小屋です
で、
ゴハンゴハン
カップラーメンとオニギリの質素なメニューではありましたが、
沢登り初体験のシホ姉が無事登り切ってくれた安堵感と、思いのほか喜んでくれたこともあり
何と言いましょうかとても満たされた食事になりました
メシってのはメニューが高級か下等かはどーでもいくて、
誰と食うのか、どんなシュチエーションで食うのかによって満たされたりしぼんだりしますな
さて、
登ったら降りなきゃならん
下りは一般登山者が使う道をスタコラスタコラスタコラスタコラスタコラスタコラ
スタコラスタコラスタコラスタコラスタコラサッサ
と一気に下山
スタコラ降りるその後ろ姿には一皮剥けた何かが見えたような気がした。。
☆
【登山の原点へ。。】
とてもコッパズカシイお題目から始まりましたが、
昔の登山ってこんなんだったろうなってのを含め、沢登りの触り?だけでもお伝え出来ればと思いました。
先人達は
沢靴ではなくてワラジ履いて
登山シャツじゃなくて綿シャツ着て
雨が降ったらカッパなんて無いから簑着て
ノースフェイスの帽子とかじゃなくて袈裟被って
ザイルじゃなくて「縄」でフィックス張って
ピッケルやバイルじゃなくてカマで土かっちゃいて‥
とても不快適?で真似出来ませんし、
勝てないな
最後に脅し( ̄▽ ̄;)
生半可な知識と体力と装備で沢に入るとお亡くなりになります
一般登山道は生半可な知識と体力と装備で登っても意外にお亡くなりになりません
一般登山道は犬でも登りますが、
いや、、
犬のほうが登りますが、犬に沢登りは出来ません!
その犬でさえ進めない道を人が進もうっつんだから時にゾッとする場面もあります(笑)
沢は水量に左右されますから、気象予知に始まり、読図能力・フリークライミング術・ロープワーク・ビバーグ術・そして気力体力に第六感と複合的要素が凝縮された遊びなのです
慣れてくると沢の中をスイスイとカッパのように歩けるようになって山と同化出来ますよ
かくいう隊長もまだまだ半人前ですから
こっそり隠れてトレーニングに励みます
これを読んで是非カッパになってみたいというブロガーさんがいたなら、やはりこっそり教えてくださいね!
一緒に行きましょ