観光バス集大成 みちのくに援軍来たる！
今回の記事の写メは2011年の撮影ではなく、全て今年のゴールデンウィークものです。
【観光バス集大成！】
締めくくりは番外編として、
ＧＷに東北に大集結したバス記事を記してゆきます。
でわ、
添乗員の隊長ですっ！
皆様ＧＷはどのように過ごされましたか
(ﾟﾟ)？
中には９連休しっかり休んだうえに更に輪をかけて、
そぉ～～んなに休んだのにちゃんと１ヶ月分の給料が頂ける｢超勝ち組｣のブロガーさんもいらっしゃれば、
勝ち組の仕事はしてるけれど、連休は書き入れ時なので仕事してたブロガーさん、
或いは勝ち組じゃないし、連休も何も関係なく家族のために働き続けたブロガーさん
また或いは仕事が無くて一年中連休のブロガーさん
様々に乗り切られたことでしょう。
隊長は
アハハヾ(@゜▽゜@)ノ
アハハヾ(@゜▽゜@)ノ
アァ～～ハッハッ！
ヾ(@゜▽゜@)ノ
まだ壊れたままです
１日も休み無しでした(笑)
仕事量だけなら｢超勝ち組｣ですな
優勝です
☆
ドラマは仙台空港から始まります。。
新千歳空港からお客様と共にひとっ飛び
仙台空港到着ロビーにてとても若いバスガイドさんの出迎えを受け
、
早速鼻の下が伸びるも‥
、、
隊長の頭の中には
３・１１の時に見たあの映像が何度も何度もよぎっていました。
それは仙台空港に怒涛の如く押し寄せる津波、
流されてゆく車やヒコーキ‥
一年以上過ぎた今はどうしたものかと心配でなりませんでした。
洗いざらい流されて殺風景になってしまった空港周辺ですが、
それでも｢たった今復活しましたぁ～！｣みたいなレンタカー屋さんが真新しい車をズラリと揃え、
街中へ向かう鉄道も復活しており、ひとまず安堵する。
バスが出発して空港を少し離れると、
何処からか流されてきた家や、ひっくり返って錆びた車がそのまま放置されていたり、
うず高く積まれた瓦礫(ｶﾞﾚｷ)の山山山‥
山また山‥
各都道府県地方自治体で瓦礫の受け入れの是非を問われている今、
現場を目の当たりしてみて改めて他人事ではない｢何か｣を深く考えさせられるツアーのスタートとなったものです。
今回お世話になった｢岩手県交通バス｣さん
バスガイドさんは岩手に住んでおり、地震で家の中がハチャメチャに壊れて大変だったと話してくれました。
宮城県きっての景勝地｢松島｣駐車場にて
東北にバスが帰ってきたっ
(*゜▽゜)
去年のゴールデンウィークに隊長は一度だけ東北管内をツアーで巡りましたが、
どこもかしこも閑古鳥が鳴いており、
駐車場のオッチャンや土産物屋のオバチャンの所在なさげな顔を見るのがとても辛かったものです
松島の海は沖合いに沢山の島が浮かんでいます
島々がバリケードとなって津波の威力を弱めてくれたため、
他の地域に比べて被害は少なく済んだのですね。
少なくと言っても家は半分くらいまで冠水し、
有名な五大堂に渡る橋はふっ飛とばされ、
商店街も店内の商品が全滅するほどでした。
福島県｢三春の滝桜
｣駐車場にて
東北管内や関東圏からのバスがズラリと並び、
泣きそうになった‥
つーか、
泣いた
その光景は正に援軍がやってきたようです
いつものＧＷの風景が戻ってきました
(*゜▽゜)
東北６県を模した｢庄内交通バス｣さん
ここ福島県の人々は風評被害で散々な目にあわされてきましたね‥
同じ日本人の無知とバカさ加減によって(怒)
地震によって人の強さや優しさと絆を感じられたけれど、
同時にどうしようもない愚かさが見えたのも事実です
スズメの涙ほどの義援金しか出さなかった隊長もまた愚か者のひとりです‥
福島県会津若松を通り抜け、喜多方ラーメンやお菓子が売られている一軒のお店へバスで乗り付けました。
喜多方には蔵の形をした民家がたくさんあるんですよ
古い町並みが残る場所なんです。
お客様が喜多方の散策をしている間、
お店の初老の店主は風評被害について隊長に切々と語ってくれました。
｢もう大丈夫だから、なんでもないから、たくさんたくさんお客さんを連れてきてください
本当にお願いします！｣
m(._.)m｣
大丈夫だからって、、
あなた達は何も悪い事してないでしょうに‥
東北には未だに添乗員を大切にしてくださる風習が残っています。
他の地域は添乗員をゾンザイに扱ってると言う意味ではなく、
純粋に｢添乗員さんがお客様を連れて来てくださるんだ｣という一昔前の習慣が今でも根付いてるという事です。
お店の前にのぼり旗が
負けるな福島！
立ち上がれ會津！
この日ね、
風がボーボーで外はすごく寒かったんです。
でも、お店のスタッフさん達はバスが出発する10分も前から駐車場に並んで、
震えながらお見送りのため待っててくれました。
隊長が
｢まだ出発しないからっ！寒いから店ん中で待っててや～！｣
って何回も言ったのに、この人達動かないんですよ
人がいいにもホドがあります
ありがとう。。
続いて老舗の酒蔵へバスで乗り付ける！
そしたらお店の中に
ここの店主は、去年は風評被害によってバスが数えるほどにか来なかった事を話してくれました
外の看板にはこの日に酒蔵へ来る予定のツアー団体の名前が羅列されてる
(^^)
一年中毎日こんなにたくさんツアー団体が来るようになれば素敵ですね
(^^)ノ
隊長のお客様達は見るからに余計にお酒や漬物を買ってました。
何かを察して、善意としてたくさん買ってあげたとしか思えないハンパない量でした。
隊長はあまりお酒が飲めないので
(真ん中のは顔が無いのではなく、後ろを向いてる)
｢幸せの黄色いてるてる坊主｣を買いました
(^^;
これは売り上げの一部が義援金になるしくみなんです。
380円ですから見かけたら買ってあげてくださいね
(^^;
はるばる東京からやってきた｢ニュー東京｣バスさん
田沢湖の物産店駐車場にて
国際興業グループカラーの
｢十和田観光電鉄バス｣さん
｢岩手県交通バス｣さん
｢秋北バス｣さん
3台揃い踏み！
東北管内のバス会社さんには一際走り倒して欲しいものです。
金色堂で有名な平泉の中尊寺駐車場にて
ものすげ～数のバスで犇めいてます
ネコバスさん
駐車場に入れなくて右往左往するバスもいたほどです
バス駐車場後ろの東北本線を、
タンク車を連ねた電気機関車(通称金太郎)が北上してゆきます！
震災後、東北被災地に石油を送るため関東や関西方面から、
線路の無事だった日本海側経由で貨物列車が設定されたのは有名な話です。
海を隔てた九州や、隊長の住む北海道からも機関車が東北へ応援に向かいました。
あらためて日本ってレールで繋がってるんですね。。
北上七星を模した
｢HOKUTOバス｣さん
ここは東北平泉なのに、突然現れた｢ニセコバス｣
ビビりました
まさかここで北海道のバスが登場するとわ
船に載せてやってきたようです
花巻観光さんと並んだニセコバス
左隣は東京バスさん
ネコバスさん
みちのくの小京都
｢角館｣駐車場にて
ウジャウジャいます
角館は武家屋敷群や桜の名所であり、
震災前の活気が完全に戻った印象でした
駐車場にはドンドコとバスが入って来ます
弘前の｢弘南バス｣さんが入ってきた！
間髪入れず｢みちのく観光バス｣さんも入ってきた！
バスを降りたお客様はどんどん町中に吸い込まれてゆきます
リアに貼られた｢頑張ろう東北！｣
桜と言えば弘前公園の右に出るものは無いでしょう
弘前公園バス駐車場にて
ここはもう言葉にならないほどゴッタゴタ
限度超えてます
にもかかわらず次から次へとバスが進入してきはる
｢とりあえず入っちまえばなんとかなるべっ！｣
みたいな東北の習慣が
活気が戻り過ぎたようですな
遠い越後の国からも
桜のシーズンにふさわしい桜カラーのバス
ここ弘前公園は、被災地から遠いことを差し引いてもバスが集まり過ぎるくらいの賑わいでした
☆
ＧＷ、、
勝ち組の皆さんは何処へ出掛けられましたか？
海外？？
沖縄？？
ディズニーランド？？
隊長はこんなふうに、
運良く仕事として東北に行くことが出来ました。
きのうの新聞で、ＧＷの東北方面への人出が震災前のレベルに戻ったとも記されてました。
鼻っから震災の有る無しに関わらず、
初めから東北行きを決定してた人もいるでしょう。
でも、この人出はあきらかに｢優しさ｣に裏打ちされたものがあるように感じてなりませんでした。
今年は東北に行ってあげようって。。
皆さんも今からでも遅くないです。
行きましょうよ東北へ！
(*゜▽゜)
そう宣伝しないとね、、福島お店の皆さんに顔が立たないのです。。
終
【観光バス集大成！】
締めくくりは番外編として、
ＧＷに東北に大集結したバス記事を記してゆきます。
でわ、
添乗員の隊長ですっ！
皆様ＧＷはどのように過ごされましたか
(ﾟﾟ)？
中には９連休しっかり休んだうえに更に輪をかけて、
そぉ～～んなに休んだのにちゃんと１ヶ月分の給料が頂ける｢超勝ち組｣のブロガーさんもいらっしゃれば、
勝ち組の仕事はしてるけれど、連休は書き入れ時なので仕事してたブロガーさん、
或いは勝ち組じゃないし、連休も何も関係なく家族のために働き続けたブロガーさん
また或いは仕事が無くて一年中連休のブロガーさん
様々に乗り切られたことでしょう。
隊長は
アハハヾ(@゜▽゜@)ノ
アハハヾ(@゜▽゜@)ノ
アァ～～ハッハッ！
ヾ(@゜▽゜@)ノ
まだ壊れたままです
１日も休み無しでした(笑)
仕事量だけなら｢超勝ち組｣ですな
優勝です
☆
ドラマは仙台空港から始まります。。
新千歳空港からお客様と共にひとっ飛び
仙台空港到着ロビーにてとても若いバスガイドさんの出迎えを受け
、早速鼻の下が伸びるも‥
、、
隊長の頭の中には
３・１１の時に見たあの映像が何度も何度もよぎっていました。
それは仙台空港に怒涛の如く押し寄せる津波、
流されてゆく車やヒコーキ‥
一年以上過ぎた今はどうしたものかと心配でなりませんでした。
洗いざらい流されて殺風景になってしまった空港周辺ですが、
それでも｢たった今復活しましたぁ～！｣みたいなレンタカー屋さんが真新しい車をズラリと揃え、
街中へ向かう鉄道も復活しており、ひとまず安堵する。
バスが出発して空港を少し離れると、
何処からか流されてきた家や、ひっくり返って錆びた車がそのまま放置されていたり、
うず高く積まれた瓦礫(ｶﾞﾚｷ)の山山山‥
山また山‥
各都道府県地方自治体で瓦礫の受け入れの是非を問われている今、
現場を目の当たりしてみて改めて他人事ではない｢何か｣を深く考えさせられるツアーのスタートとなったものです。
今回お世話になった｢岩手県交通バス｣さん
バスガイドさんは岩手に住んでおり、地震で家の中がハチャメチャに壊れて大変だったと話してくれました。
宮城県きっての景勝地｢松島｣駐車場にて
東北にバスが帰ってきたっ
(*゜▽゜)
去年のゴールデンウィークに隊長は一度だけ東北管内をツアーで巡りましたが、
どこもかしこも閑古鳥が鳴いており、
駐車場のオッチャンや土産物屋のオバチャンの所在なさげな顔を見るのがとても辛かったものです
松島の海は沖合いに沢山の島が浮かんでいます
島々がバリケードとなって津波の威力を弱めてくれたため、
他の地域に比べて被害は少なく済んだのですね。
少なくと言っても家は半分くらいまで冠水し、
有名な五大堂に渡る橋はふっ飛とばされ、
商店街も店内の商品が全滅するほどでした。
福島県｢三春の滝桜
｣駐車場にて
東北管内や関東圏からのバスがズラリと並び、
泣きそうになった‥
つーか、
泣いた
その光景は正に援軍がやってきたようです
いつものＧＷの風景が戻ってきました
(*゜▽゜)
東北６県を模した｢庄内交通バス｣さん
ここ福島県の人々は風評被害で散々な目にあわされてきましたね‥
同じ日本人の無知とバカさ加減によって(怒)
地震によって人の強さや優しさと絆を感じられたけれど、
同時にどうしようもない愚かさが見えたのも事実です
スズメの涙ほどの義援金しか出さなかった隊長もまた愚か者のひとりです‥
福島県会津若松を通り抜け、喜多方ラーメンやお菓子が売られている一軒のお店へバスで乗り付けました。
喜多方には蔵の形をした民家がたくさんあるんですよ
古い町並みが残る場所なんです。
お客様が喜多方の散策をしている間、
お店の初老の店主は風評被害について隊長に切々と語ってくれました。
｢もう大丈夫だから、なんでもないから、たくさんたくさんお客さんを連れてきてください
本当にお願いします！｣
m(._.)m｣
大丈夫だからって、、
あなた達は何も悪い事してないでしょうに‥
東北には未だに添乗員を大切にしてくださる風習が残っています。
他の地域は添乗員をゾンザイに扱ってると言う意味ではなく、
純粋に｢添乗員さんがお客様を連れて来てくださるんだ｣という一昔前の習慣が今でも根付いてるという事です。
お店の前にのぼり旗が
負けるな福島！
立ち上がれ會津！
この日ね、
風がボーボーで外はすごく寒かったんです。
でも、お店のスタッフさん達はバスが出発する10分も前から駐車場に並んで、
震えながらお見送りのため待っててくれました。
隊長が
｢まだ出発しないからっ！寒いから店ん中で待っててや～！｣
って何回も言ったのに、この人達動かないんですよ
人がいいにもホドがあります
ありがとう。。
続いて老舗の酒蔵へバスで乗り付ける！
そしたらお店の中に
ここの店主は、去年は風評被害によってバスが数えるほどにか来なかった事を話してくれました
外の看板にはこの日に酒蔵へ来る予定のツアー団体の名前が羅列されてる
(^^)
一年中毎日こんなにたくさんツアー団体が来るようになれば素敵ですね
(^^)ノ
隊長のお客様達は見るからに余計にお酒や漬物を買ってました。
何かを察して、善意としてたくさん買ってあげたとしか思えないハンパない量でした。
隊長はあまりお酒が飲めないので
(真ん中のは顔が無いのではなく、後ろを向いてる)
｢幸せの黄色いてるてる坊主｣を買いました
(^^;
これは売り上げの一部が義援金になるしくみなんです。
380円ですから見かけたら買ってあげてくださいね
(^^;
はるばる東京からやってきた｢ニュー東京｣バスさん
田沢湖の物産店駐車場にて
国際興業グループカラーの
｢十和田観光電鉄バス｣さん
｢岩手県交通バス｣さん
｢秋北バス｣さん
3台揃い踏み！
東北管内のバス会社さんには一際走り倒して欲しいものです。
金色堂で有名な平泉の中尊寺駐車場にて
ものすげ～数のバスで犇めいてます
ネコバスさん
駐車場に入れなくて右往左往するバスもいたほどです
バス駐車場後ろの東北本線を、
タンク車を連ねた電気機関車(通称金太郎)が北上してゆきます！
震災後、東北被災地に石油を送るため関東や関西方面から、
線路の無事だった日本海側経由で貨物列車が設定されたのは有名な話です。
海を隔てた九州や、隊長の住む北海道からも機関車が東北へ応援に向かいました。
あらためて日本ってレールで繋がってるんですね。。
北上七星を模した
｢HOKUTOバス｣さん
ここは東北平泉なのに、突然現れた｢ニセコバス｣
ビビりました
まさかここで北海道のバスが登場するとわ
船に載せてやってきたようです
花巻観光さんと並んだニセコバス
左隣は東京バスさん
ネコバスさん
みちのくの小京都
｢角館｣駐車場にて
ウジャウジャいます
角館は武家屋敷群や桜の名所であり、
震災前の活気が完全に戻った印象でした
駐車場にはドンドコとバスが入って来ます
弘前の｢弘南バス｣さんが入ってきた！
間髪入れず｢みちのく観光バス｣さんも入ってきた！
バスを降りたお客様はどんどん町中に吸い込まれてゆきます
リアに貼られた｢頑張ろう東北！｣
桜と言えば弘前公園の右に出るものは無いでしょう
弘前公園バス駐車場にて
ここはもう言葉にならないほどゴッタゴタ
限度超えてます
にもかかわらず次から次へとバスが進入してきはる
｢とりあえず入っちまえばなんとかなるべっ！｣
みたいな東北の習慣が
活気が戻り過ぎたようですな
遠い越後の国からも
桜のシーズンにふさわしい桜カラーのバス
ここ弘前公園は、被災地から遠いことを差し引いてもバスが集まり過ぎるくらいの賑わいでした
☆
ＧＷ、、
勝ち組の皆さんは何処へ出掛けられましたか？
海外？？
沖縄？？
ディズニーランド？？
隊長はこんなふうに、
運良く仕事として東北に行くことが出来ました。
きのうの新聞で、ＧＷの東北方面への人出が震災前のレベルに戻ったとも記されてました。
鼻っから震災の有る無しに関わらず、
初めから東北行きを決定してた人もいるでしょう。
でも、この人出はあきらかに｢優しさ｣に裏打ちされたものがあるように感じてなりませんでした。
今年は東北に行ってあげようって。。
皆さんも今からでも遅くないです。
行きましょうよ東北へ！
(*゜▽゜)
そう宣伝しないとね、、福島お店の皆さんに顔が立たないのです。。
終