日本第一党の桜井誠氏が「中核派問題」で窮地に立たされています。

桜井氏といえば、過激な演説や街宣で知られている反韓極右の代表と言ってもいい政治活動家です。

そのため、既存メディアやリベラル文化人、左翼活動家などから、十数年に渡って、ヘイトスピーチの親玉扱いをされ総攻撃されてきました。

にも関わらず、2017年には約2000人の支持者を束ねて政党を結成し、2016年の東京都知事選では約11万票、2020年の知事選では約18万票にまで票を伸ばしました。

地上波で一切無視されていながら、時には攻撃もされていながら、これだけの活動が出来ていたのはすごいことだと思います。

左翼側からしてみたら、叩いても叩いてもなかなか倒れない「ヘイトモンスター」のように見えたことでしょう。

しかし、今年2月、そんな桜井氏を元側近女性・新妻舞美氏の暴露攻撃が襲います。

その内容は、2018年、桜井氏の元に政治活動をしたいと志願してきた当時18歳の青年「こう君」に対し、性的な関係を迫り、金銭を支払い続けて、彼が極左・中核派の活動家に転向してからも関係は続いていた、というものです。

男性と関係を持っていただけなら、ここまで大きな問題にはならなかったと思います。

しかし、泥酔状態という合意のない状態で行為に及んだことや相手が未成年者だったこと、金銭を与えての行為、つまり買春であったこと、さらに、桜井氏のお金=党員からの党費であり、それが自分たちの敵である極左・中核派に渡っていたことなど、もし、この訴えが本当だとするならば、多くの問題があります。

左翼からの総攻撃に全く動じなかった桜井誠という人はたった1発の右からの攻撃で脆くも崩れ去ってしまいました。

そして、桜井氏失脚の原因にもなった「傾国の美女」ならぬ「傾国の男子・こう君」の近影がこちらです。





確かに…こうして見てみると、政治活動家の中では、結構、整った顔立ちをしているのがマスク越しにも分かります。

前髪も少し長めにウェーブしていて、お洒落な感じです。

でも、ちょっと笑った目つきが、私は怖いです。

元からなのか、それとも…これは私の私見ですが、極左の活動家って、独特な顔つき・雰囲気があるように思えます。

さて、話を戻して、桜井氏率いる日本第一党はもうすぐ行われる夏の参院選にも出馬を予定しています。

新妻氏と「こう君」は桜井氏を、桜井氏の方も新妻氏をそれぞれ告訴する準備を進める中、今後、この一件がどうなっていくのか注目されます。