続きです。
早期発見が重要です。
ほくろのABCD当てはまり、心配な方はすぐに病院へ
ABCD詳しくは過去のブログをご覧ください → 歯茎に黒い影?
手術前の患部の写真をご覧になりたい方 → 始まりは、足の裏のほくろから - 発見
退院後は毎週の通院が続き、病理検査結果が術後なかなか出てきませんでした。
先生に聞いても、「詳しく見た方がいいよね?ちょっと時間がかかるのよね」というような回答が毎回続き、、、。
レポートはまだ出ていないけれど、病理の先生から連絡があったからと、ステージを教えてもらったのが3/23。
ステージは1aでした。
Malignant melanoma in situ of the sole.
ステージ1にもaとbがあり、予後にも差が出ることを改めて認識しました。
良かったと、一度前向きに捉えたのですが、ここから食べ物が思うように喉を通らなくなってしまいました。
病気が急に現実味を帯びて、心に迫ってきてしまって。
一番落ち込んだ時期が、退院してからのこの時期でした。
毎日誰かの闘病ブログを見ては、涙して、、。
がんにかかった人が皆一度は思って調べることは、何を食べれば、何をすれば、がんを防げるのか?再発を防げるのか?だと思います。
色々と調べて、たどり着くのが糖質制限。
糖が、がんの栄養源だと、、、。
しばらくの間、色々な思い込みなどで食事制限をして少し体重が落ちました。
この時期に自分や家族の食べているものを見直したり、というのを恐怖心にかられ、かなり神経質にやっていました。
でも、病院の先生方の話を読んだり、聞いたりしているうちに、考えを改めたのです。
ある先生が、「がんを予防すると断定出来るような食べ物はありません。特定の健康食品やがんに効くと言われるような高価な食品にお金を費やすならば、旅行に行くとか、美味しいものを食べるとか、ご自身の好きなことに費やしなさい」とおっしゃいました。
がんに効くと証明されているような食べ物があれば、病院でも使ってます、と。
目から鱗でした。
その通りだと思いました。
もう一生甘いものは食べない!とまで覚悟をしたところでしたが、ほどほどにするということを許せる自分がいることに気が付きました。
これからとりあえず、5年を目指して経過観察です。
人生は続きます。
いや、続かせる!という決意。
何事も無理をしないことが大切なのです。