フェブラリーS  | 府中競馬場待合室

フェブラリーS 

フェブラリー当日


更新が滞りがちでスイマセン(汗)


先週日曜、朝は曇りがちでかなり寒く感じましたが日中を過ぎるとこのとおりの晴天

非常に気持ちの良い天気となりました

入場人員もフェブラリーらしく、混んでいるがフルではない例年通りの入りになってました

それにしても先週の日曜府中は好レースが多かったです

メインは当然ですが6と9もなかなか見ごたえのあるレースになってました

特に9レース、フラムドパシオンに関しては一挙手一投足すべてに観衆のどよめきが起こり

フェブラリー当日ながら決してメインだけを観に来たわけではないということを肌で感じました

強い馬が強いレースをする、これこそ競馬の醍醐味でしょう

最高でしたよ、ホント

ドバイが楽しみになる一戦でした


さて肝心のメイン前にやっぱりあったのが・・

以前、府中の常識でも書いたーグリーンキャンペーン

まだまだ撤去されるっていうのを知らない人が多いですね

そろそろ覚えてほしいものです

当然私は (・∀・)ニヤニヤ してましたけど


いよいよメイン、回顧しながら書いてみたいと思います


06 12.2-10.7-11-11.4-12.1-12.9-12.3-12.3


05 12.3-10.8-11.1-11.6-12-11.9-12.3-12.7


ラップ比較をすると逃げたメイショウボーラーが去年同様、速いラップを刻んでいたことがすぐに分かる

ただし、去年と今年では大きく状況が異なっていたと思います


ボーラー自身のデキと勢い

単騎逃げと並走逃げ

不良と良の馬場状態

何より重要なのが去年と今年では時計の掛かり方がまったく違っていた


ペースとしては速かったのは間違いなくボーラーの失速はこの段階で予測できた

ですが・・後方一辺倒の競馬になったかといえば、そうではなかった

後続は離れた位置におり、彼らが失速することを見越して追い出すタイミングを図っていた

大多数の乗り役がハイペースになると予測し対策を練っていたのが要因だろう

アジュディミツオーがダッシュできたときはどうだったのか興味もあるが・・


勝ったカネヒキリは後方追走というより中団前の外を追走

4角では早くも前を射程圏にいれ、そこから一気に突き放す圧巻の競馬ぶり

個人的には去年一連の競馬の着差から力量的にここまで他馬と差があったことに驚いた

状態に関しても急仕上げに見え、戦前かなり過小評価していたことに羞恥しました

外枠、ペース等、恵まれた要素はありましたがとてもじゃないが単勝2.7倍の勝ちっぷりではなく

現在のダート王が誰なのか知らしめる競馬、という印象でした

これでドバイが楽しみになった・・と多くいわれているがそれはまた別

これまでフェブラリーを圧勝した馬が見せ場なく敗れている現実から好走は厳しいといわざるえません

辛口でスイマセンが正直かなり厳しいと思います


2年連続で2着を確保したシーキングザダイヤ

それにしても去年復帰後、これでG1連続6戦目、タフという言葉を超えてますね

惜しくない2着でしたがこれだけのメンバーが集まった中での2着

決して価値のない2着じゃなかったと思います


先頭2頭が失速するのを尻目に最後まで果敢に競馬をしたユートピアが3着

内容は非常に濃いのですが年齢やこれまでの経験からあんまり信用できません

この3着は相当の価値があると思いますがだからといって何に結びつくのか・・難しいです


後は・・ペースが速かったわりに後方待機の馬が全滅だったのが印象深かったです

それだけレベルの高いメンバーが揃っていた・・ということなんでしょう

本当にこのレースは年々恐ろしいほどレベルが高くなる

このレースを見るたび、ひところの中央競馬の短距離路線を思い出します

中距離、短距離、マイラーが集結するマイル戦は本当に面白いレースが多かったし

そのころの外車は安くて短距離適性の高い馬が多くペースも速くなって実にしまってました

そろそろ他の競馬場にもダートG1を新設する時期だとは思いますが

細分化することがどれだけ正しいのかは近年の短距離路線のレベルを考えると一概にいえない気もします

少なくとも、このままフェブラリーSはライブで見て面白いレースであり続けてほしいです