春になって、色んなことが変わってるよね。身近なこともそうなんだけど、お役所の方での変化が凄い。
私のことだから、気になってるのは通級指導教室のことだったり、はぐくみセンターのことだったり、図書館のことだったりと子どもがらみなんだけどね。
中でも図書館。
今までいくつもあった身近な図書館が統廃合されて、北部・中部・南部に大きいものが一ヶ所ずつできて、小さな図書館は予約の受け取りだけになるとか。
これに関して、署名活動もあちこちで見られる。本っていうのは、手に取って、ちょっと中を見て、読んでみたくなるかって楽しみもある。子どもなんてもっと深刻じゃないかな?絵本選ぶ時って、中身見ると思うんだよね。子どもはタイトルから本を選ぶわけじゃない。
紙に触って、めくって、絵を見て、それから自分で読んだり、大人に読んでもらって楽しむ。物語に浸っていく。そういう大事な体験ができる場所がググっと圧縮されちゃうのって、子どもにとってはすごく成長の機会を奪われることだと思う。
豊中市って本を読むことを推奨してると思ってたんだけどなぁ…。
結局大人の利便性や財政の問題のしわ寄せが子どもに来てるんじゃないの?子育てについての相談がしやすくなるってだけが、子どもの成長にとって大事なことじゃないよね。
しかも、こういうことって公表された時には、もう『決定事項』だってところがなんとも嫌でたまらない。例えば、審議会で審議されたとしても、もう審議会の議題に上がった時には『やります!中止はありません!で、疑問はありますか?』っていう体なのはどうなの??
審議されて、「いや、やっぱりこれは考え直した方がよさそうだね。」ってなることがなかったら、ただの『報告会』なんじゃないの??っていつも思っちゃうんだよね~。
だから、今回の図書館の件の署名活動はすごくいいことだと思う。市政はもっと市民の声を聴いて寄り添ってほしいよね。「こんなことやりました!」「え~…やったって言ったって、不便になっただけなんですけど、やっちゃったものは使うしか道がないよねぇ…」っていうような気持ちのすれ違いは、できるだけ少ないほうがいいに決まってる。だって税金使ってるんだし。市民はもっともっと声をあげていいんだと思う。
正直なところ、今年度からの通級指導教室に関しても思うところはいっぱいあって、今までインクルーシブだなんだって言ってたから、豊中って特別支援教育には明るくないわけなんですよ。
ノウハウもないのに、突然
「来年度から通級指導教室を各学校に作ります!!」
なんて上から降りてきたって、現場の先生たちは
「え!?通級指導ってどうやるの?!」
ってなって当然なはず。
通級指導教室担当になった先生が特別支援教育に詳しいとは限らない。何をしたらその子を伸ばせるのか、支援って何だろうってすごく考えちゃうんじゃないかなぁ…(考えてくれるだけいいのかもしれない、なんて悲観的にもなっちゃうんだけどね)
こういう見切り発車は、学校も子ども達も不安定にするよね。計画性や見通しはとっても大事で、それから準備期間だってもっともっと必要で。一般企業ではこんなこと当たり前だと思うんだけど(不利益出せないもんね)、これが当たり前じゃないところが出す決定事項が直接生活や子どもの成長に響いてくるんだから、考えただけでかなりうすら寒いよ。
『利用者の利便性』や『個々人の成長の機会』は大事にしてほしいなって思う私の意見は過激なのかなぁ…。
『不登校の春』
http://konpeitoucafe.com/.../%e4%b8%8d%e7%99%bb%e6%a0%a1.../
『どうでもいいことの方が頑張る我が家(笑)』
http://konpeitoucafe.com/.../%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%a7.../
『さくら』
http://konpeitoucafe.com/.../02/%e3%81%95%e3%81%8f%e3%82%89/
『新年度が始まりました。』
http://konpeitoucafe.com/.../%e6%96%b0%e5%b9%b4%e5%ba%a6.../