叔母たちを殺めてしまいたい。

父を、殺してしまうかもしれない。

この感情は、この頃から強く出始めました。

自分を苦しめたものがなんだったのか、心底では分かっていたのだと思います。

それを必死で打ち消す自分と、肯定する自分。

長きに渡り、苦しめられました。

それは妹も同様だったと言います。

『もしあの時おねえちゃんが自殺してたら、叔母たちとおとうさんを殺して、自分も死ぬつもりだった』

真っ赤な強いオーラが見えるほど、妹は極限の状態にいました。

時折、オーラというか、そういうものが人の周りに見えるのです。

うまく説明出来ないのですが、それはふわっとして人を包んでいたり、背後にゴウゴウと火のようにのぼっていたりします。

信じてもらいにくい話ですが、本当のことなので書きました。

そうなんだ、と思ってもらえたら嬉しいです。 


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