これは、主人が言った言葉。

一時期
いつも会っている独身の友人と
急に疎遠になったので

理由を聞いたところ、
主人のその一言で
ケンカになったとのこと。

大人げないなぁと思い
思わず笑ってしまいましたが、

数分後には
深い内容だと思い始めました。


主人の独身の友人は、主人のことを
奥さん、子供に恵まれているだけで
幸せだ、と主張したようです。


その方、主人より年上の60歳です。
独り暮らしで寂しいのでしょう。

ドラマや映画の中の
家族の愛情というものを夢見て

家族のいる主人に
羨ましさを感じていたのかもしれません。


主人は、逆に
家族の煩わしさを知らない

自由奔放な友人を
羨ましく思ったのでしょう。


家族がいても幸せだとは限らない…


我が家の場合は、課題続きですので
私も一人になりたいと思う時は
何度もありました。




そういう状況の中では
主人の気持ちも十分理解できました。




今、家族が二つに分かれているので
主人の気持ちも変化したと思います。


居ると鬱陶しいけど、
居ないと寂しい。



昨日も仕事の後、
その友人に会っていたとのこと。

家族について
相談していたかもしれません。

それよりも、お互い、
持病について語り合っていたのかも…。


仕事人間で生きてきた主人に

家族のことを包み隠せず
話せる友人がいることは
とてもありがたいことです。


そして、

主人の友人からは
改めて、家族について考える機会を
与えてもらった気がします。