日本のハワイ高知を愛するロミロミセラピスト

HILOKOです。

 

柚子の実がどんどん大きくなってきている

土佐山です。


{EE2C455F-8300-4B73-966B-735FE3EA3D90}


 みなさんの所はどんな秋がやってきてますか。

 




さて今日は講師であるエドガーさんの故郷

カリンガのことをお伝えしようと思います。

 

 

<カリンガについて>

 

カリンガというのは、コーディリエラ地方を

拠点とする、先住民族イゴロットに属する

民族のひとつである。

イゴロットとは山岳先住民族の総称で、

カリンガの他にも

イフガオ、カンカナイ、ティンギャン、イバロイ、

イスネグなどの民族が属している。

 

コーディリエラ地方の中心都市バギオを

経由する場合は、陸路のみであるため、

マニラーバギオ間約250㎞を

車で約5時間かけて移動したあと、

続く山道300㎞を

7,8時間かけて移動する必要がある。

 

かつてのカリンガの人々の暮らしというのは、

共同体のつながりに守られた自給自足の

暮らしであり、

そこには精霊信仰が根付いていた。

ところが、キリスト教の浸透や、道路の開通による

人の移動の増加、近代化などが進んだことにより、

人々の考え方や暮らしぶりは刻一刻と

変化してきている。

文化に対する若者の興味の低下も続いており、

文化そのものも文化の担い手も、

今まさに失われつつある。

かつては首狩りも行っていた民族として、

イゴロットの中でも

独自の文化を形成してきたカリンガも、

例外ではない。

例えば、戦いの勝利を祝う儀式や、

和平協定を取り交わす儀式など、

あらゆる儀式の文化が失われつつある。

そしてそれに紐づく、手掘りタトゥーの慣習や

竹楽器の存在などは、消滅の危機にある。


―EDAYA 「わたし」と「社会」の

          リ・デザイン―  より抜粋

 

この本はEDAYAの創業者である山下彩香さんが

行ってきた活動の軌跡が書かれています。

その時々の心情も鮮明に綴られているし、

彩香さんの哲学でもあるように思います。

そして”ひとりひとりの人生に

寄り添うような本になってほしい”と

書かれているように、そこにちりばめられた

言葉や思いが今、まさに私の助けになっています。


{22D11C88-E959-4BB2-A245-045402D6E6B6}


 

本の購入はこちらから

 

さて、先述の通り中心地からは高知の端から

端まで走るくらいの時間がかかるという

ことですからとても遠い印象です。

 

私はまだカリンガに行ったことはありませんが、

今日も実際に訪れた友人に写真を見ながら

話を聞いているとスケールこそ大きいけれど

土佐山で見るような山の風景や竹の鼻笛や

タトゥー、戦士や儀式というハワイ

にもあるキーワードが

飛び出し、ますます現地に行ってみたいという

気持ちが膨らんでいます。

 

今回はカリンガのお二人に高知に来てもらいますが

いつか私たちがカリンガに行って

家づくりを手伝うなんていうのも

楽しいだろうなぁと。

 

明日はハワイとの共通点について書いてみたいと

思います。

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

ワークショップも募集中です!

【キャンプ合宿】本気で学び、本気で遊ぶバンブーテラスワークショップ